谷沢健一のニューアマチュアリズム

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市立柏高校訪問

2005-11-17 | YBC創設
 17日、久々に朝早く起床した。早大での授業のある日以外は、割とのんびり起きるが、今日は市立柏高校を訪れるためである。というのは、柏市教育委員会のはからいで同校のグランドを拝借することになったのだ。
 なにしろ、嬉しいことに「地元の柏で、どうしてトライアウトをしないのだ」というお叱り(?)の声が何人もの方々から寄せられていたが、会場が見つけられないでいた。それが解決したのである。
 同校の玄関前では、石切山スポーツ課長が待っておられた。(創立記念日で休日だというのに、仕事熱心にも勤務しておられた)職員の方の丁重な応対によって応接室に案内されて、鈴木校長とお会いした。校長先生は、我が母校・習志野高校で器械体操部の指導もしていたということで話がはずんだ。やはり、スポーツに関わった方との話は楽しい。
 お借りするグランドを見せていただきに行くと、ちょうど練習が行われていた。野球部は春の選抜大会に出場したこともあるし、夏も甲子園まであと一歩のところまでは進出しているという。それを横目で見ながらネット裏に行った。グランドはやや狭い感があるものの照明設備や室内練習場が整備されて、柏市の力の入れようがよくわかった。
 福島監督が我々のもとに挨拶に見えられ、部員集めの現状や指導の難しさなど語ってくれた。その言葉には指導への情熱があふれていて、優しさと厳しさを兼ね備えた誠実な指導者という印象を受けた。これなら、ネットに掲げられている「つかめ甲子園」というスローガンの実現も夢ではないだろう。
 同校はスポーツ一辺倒ではなく、定期試験直前は部活動の練習は休止するという。たまたま12月4日はそれにあたるそうで、幸運にもその日をYBCが利用できるのである。