谷沢健一のニューアマチュアリズム

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2月合宿初日

2006-02-11 | YBC始動
 今日は金曜日、学校も会社も役所も平常どおりの活動をしている。私は、本業のプロ野球解説者としての仕事を1日早く終えて、合宿地、飯岡駅に降り立った。
 宿舎に着いたのは午後1時半、ロビーに入って驚いた。スタッフ・選手たちがもう準備万端整えて、今や遅しと私の到着を待っていた。球場の方でも10人以上が待機しているという。
 中でも嬉しかったのは、尾上氏がすでに来てくれていたことである。先日の電話では、「仕事があるので、挨拶に伺えません。どうもすみません」と言っていたのに、である。
 それどころか、練習の途中からは自ら臨時コーチをかってでてくれて、守備の指導もしてくれた。選手たちに紹介すると、「選手諸君、谷沢監督を男にしてください」などと古めかしいけれど心のこもった言葉を言ってくれる。まさに持つべきものは同郷・同チームの心温かい後輩である。
 練習の細かいことはいちいち書かない。次の一言だけで十分だろう。内野ノックのとき、難しい当りの打球を処理しかねて、高木健太選手がグランドに倒れこんだ。近づいていって「きつすぎるか?」と問うたところ、カレは顔を上げてにっこりし、「いえ、楽しいです!」これぞYBCの練習である。