谷沢健一のニューアマチュアリズム

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トライアウト私感その3

2005-11-13 | YBC創設
 プロのトレーナー3名、プロのアナウンサー2名、ベテランのマネージャー3名、これは昨日のスタッフの一部である。開始前の準備体操から終わりのクールダウンまで、ヤクルトなどで指導中のトレーナーが担当してくれる、プログラムの進行案内アナウンスがほどよい音量でしかも会場の隅々まで行き渡る、急遽、会場が室内に変更されたのに、何事もなかったように計画を一気に改変して実にスムーズに進行させたマネージメントのすばらしさ、こんな贅沢なトライアウトが他にあろうか。
 あるいは、ピッチングのトライアウトの最中に的確な矯正アドバイスが元プロから与えられる、こんな有意義なトライアウトが他にあろうか(ちょっと自慢しすぎてしまった!)
 こんなにも高い技量を持った人たちが支援してくれるのだから、YBCの新チームの選手たちは幸運だと思う。そして、運をひきよせ、運を使い、運に乗るのはその選手の努力次第である。
 私個人の運と言えば、ボールから飲料水に至るまで、様々の用具や物品を(遠く秋田の方々をはじめ少なからぬ方々から)提供して戴いたのが、望外の運だった。

トライアウト私感その2

2005-11-13 | YBC創設
 参加選手のレベルは予想以上だった。これなら、トップチームは、現在のクラブチームの上位レベルに相当するものになるだろう。選考会議はまだだが、私の内心ではレギュラーメンバーがほぼ確定しかけている。実に好都合なことに、各ポジションに他より抜きんでている選手がいるのである。(昨夜、ベッドの中で、ふと思った。このメンバーで、西多摩倶楽部のベストメンバーと試合をするとどうなるか。たぶん、かなりの接戦になると確信した。)
 プロチームや大学・高校の監督やコーチの方々が「この選手がYBCでやりたいと言っているのだが」と推薦された選手たちもさすがに真剣にその実力を発揮しようとしてくれた。
 ともあれ、これで胸を張って千葉県野球連盟に加入申請を提出できる。さあ、どんなふうにチーム練習を始めるか、私も一段と楽しい気持ちになってきた。

トライアウト私感その1

2005-11-13 | YBC創設
 トライアウトに際しては、事前にいろいろな想いが交錯していた。その一つはもちろんチーム作りである。ゼロから新チームを作り上げるなんて、そうそう経験できることではない。(プロでは田尾氏が、独立リーグでは石毛氏が経験したろうが、田尾氏は先にオリックスに選手の選択を奪われてしまったし、さらに言いにくいことだが球団幹部の意向にも左右されたようだし、石毛氏はリーグの結成という大事に追われてチームの運営指導の現場には立てなかった。)
 当日は、前夜からの雨が残ったものの、開始時には晩秋の碧空が拡がり、爽やかな大気が感じられた。まさに私の心境そのものだった。私はつくづく僥倖に恵まれていることを実感した。グランドは十分には乾かないから、他の場所だったら、中止を余儀なくされただろう。しかし、ここはジャイアンツ球場である。無事に室内練習場で開催できた。室内は暖かかったので、参加選手の体もほぐれ、けがの心配も薄れ(ハプニング第1号はスタッフ=打撃投手が足をつったことだったが)、かえって良かったのだった。