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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会6月定例会本会議&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2022年06月13日 | 生坂村の会議

 13日(月)は日差しが届きましたが、午後は段々と雲が多くなり、過ごしやすい陽気でした。

 毎定例会ごとに全員で「村民憲章」を唱和しているところです。

  令和4年第2回生坂村議会6月定例会の開会の挨拶

 皆さん、おはようございます。それでは、令和4年第2回生坂村議会6月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。

 今年は例年より早く梅雨入りし、その頃から雨降りの日が多く土砂災害、河川の浸水等が心配な季節となりました。

 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご出席を賜り誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 さて、先月25日午後に大変大きな雹が降り、草尾上野ぶどう畑の露地物ぶどうを中心に甚大な被害に遭いました。被災された農家の皆さんには、心からお見舞いを申し上げますとともに、行政としましては、松本農業農村支援センター、JA松本ハイランドなどと連携を取りながら、しっかりとしたご支援と対策を講じてまいる所存でございます。

 このように当村でも今まで経験をしたことのない天候は、昨今の気候変動がもたらすものであり、その原因となっているものは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出であります。

 我々は、未来を担う子ども達が、安心して暮らせる持続可能な社会を造るために、カーボンニュートラル、脱炭素社会を目指さなければなりません。

 そこで、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指すため、今週16日(木)朝9時から、生坂村「創造の森」プロジェクトを進めています、雲根地区において「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただきます。

 その後、松本山雅FCより稲福卓選手にお越しいただいて、「スマイル山雅農業プロジェクト」として、青大豆「あやみどり」の種蒔き会を、議員各位、地元の皆さん、生坂保育園の年長さんなどに参加していただき開催する予定でございます。

 次に、新型コロナウイルスワクチンの接種状況につきましては、3回目の接種終了者が当村の対象者全員の内、1,285名、77.4%となっております。

 そして、4回目の接種の対象者の60歳以上の方は、3回目の接種から5ヶ月が経過します、7月8日から順次接種を行うように進めているところでございます。

 既に、6月1日から専用電話にて受付を行っておりますので、対象の方はご連絡をお願いいたします。

 

 そして、今年度の村政懇談会も新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、先月18日(水)に村民会館講堂において、午後2時からと午後7時からの2回開催させていただき、Web会議システムのZoomでも参加していただきました。

 Zoomで参加された若い方もお出でになり、昨年度の懇談会方法に加え、各公民館ともWebでつなぎましたので、昨年度より参加者が多く、今後も今回のように、様々な形式による村政懇談会を開催することと、音声関係で反省点がありましたので、その点を改善しながら参加しやすい村政懇談会にしたいと考える次第でございます。

 今回の村政懇談会で頂戴しましたご意見、ご提言は、対応できる案件に対しましては早速実施しました事柄、調査などをしてご回答申し上げました事柄があり、その他の案件につきましても担当部署や各会議で検討協議を進めております。

 今後も、村民の皆さんのご意見、ご要望等の把握に努めるため、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位及び区長会などの各種会議や、頼りにされています地区担当職員、地域支援等のいくさか大好き隊員からも、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握している状況ですので、引き続き村民の皆さんとの対話を重視した村政運営と情報公開の取組に努めてまいります。

 次ぎに、県の「地域発 元気づくり支援金」を活用して実施します、村名申請の8件に対しまして、今年度は4件だけの採択であり、とても残念に感じているところでして、今後は早めに支援金活用事業の協議を松本地域振興局と進めてまいりたいと考えております。

 採択いただいた4事業の支援金は7,648千円でして、総事業費10,037千円により各種事業を実施しさせていただくために、今定例会に関係予算を計上させていただきました。

 しかし、今年度もまだ新型コロナウイルス感染症の影響により、計画通り事業が実施できない可能性がありますので、活動する皆さんと相談しながら事業を実施し、この元気づくり支援金事業によっても、村民の皆さんが協働による取組を行っていただき、地区、村の活性化、村民の皆さんの生きがいづくりに結びつき、村内外に生坂村の元気を発信していただきたいと願うところでございます。

 また、今年度で最終年度になります「山村活性化対策事業」につきましては、支援交付金10,000千円を採択していただきました。

 生坂村農林水産物生産者組合が事業実施主体として、生坂農業未来創りプロジェクト会議、農業公社、おじさま倶楽部、女・人竹っこクラブなど、多くの団体のご協力をいただき、道の駅「いくさかの郷」を核とした地域振興策を図り、女性、高齢者等の生きがい対策、農産物等の地域資源の消費拡大や販売促進などを目指すとともに、当村の豊かな自然や風土等の観光資源を生かした事業や情報発信などに取り組んでまいります。

 

 今年度も第6次総合計画を根幹に、いくさか村づくり計画を実行計画として、生坂村と各地区の活性化や人口減少の抑制を図るなどの生坂創生のため、さらに各施策を進めていかなければなりませんが、未だ新型コロナウイルス感染症が予断を許さない中、ウイズコロナ、アフターコロナの状況を考慮しながら、多くの課題を解決または方向性を見出していきたいと考えている次第でございます。

 それには、村民の皆さんが絆を大切にして、地区、村を守り育てていこうという責任感を共有していただきますとともに、村政運営に対して、引き続きのご理解とご協力をお願いしながら、協働による村づくりを継続していかなければと考える次第でございます。

 どうか、議員各位に於かれましても、生坂村のために格別なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 それでは、今定例会に提出させていただきました議案は、報告 5件、事件案 1件、条例案 1件、予算案 3件の 計10件であります。

 報告第1号   専決処分の承認を求めることについて

 この報告は、生坂村税条例の一部を改正する条例で、関係法令の一部改正の施行により、関係部分の改正を行う条例の専決処分であります。

 報告第2号   専決処分の承認を求めることについて

 この報告は、生坂村国民健康保険税条例の一部を改正する条例で、関係法令の一部改正の施行により、関係部分の改正を行う条例の専決処分であります。

 報告第3号   専決処分の承認を求めることについて

 この報告は、令和3年度生坂村一般会計補正予算第8号で、既定額に116,585千円を追加して、総額を2,538,152千円とする補正予算の専決処分であります。

 主な内容は、歳入で地方交付税136,791千円を増額し、寄附金22,779千円を減額しております。

歳出では、総務費で116,585千円を増額としております。

 報告第4号   令和3年度生坂村一般会計繰越明許費について

 この報告は、令和3年度生坂村一般会計について地方自治法第213条の規定により明許繰越をしたので、同法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。

 報告第5号   令和3年度生坂村簡易水道特別会計繰越明許費について 

 この報告は、令和3年度生坂村簡易水道特別会計について地方自治法第213条の規定により明許繰越をしたので、同法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。

 

 議案第29号  村道路線の認定について

 この議案は、新たに村道東679号線を村道認定するため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 

 議案第30号  生坂村税条例等の一部を改正す条例案

 この議案は、生坂村税条例等の一部を改正する条例案で、関係法令の改正により条例の関係部分の改正を行う条例案であります。

 議案第31号  令和4年度生坂村一般会計補正予算【第1号】

 この予算案は、既定額に116,182千円を追加して総額を2,328,182千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で、地方交付税14,051千円、国庫支出金34,862千円、県支出金9,648千円、諸収入12,581千円、地方債44,400千円を増額し、歳出では、各款において、人事異動等による人件費の補正を行い、総務費18,788千円、農林水産業費11,078千円、商工費20,468千円、土木費47,122千円を増額する等の内容となっております。

 議案第32号  令和4年度生坂村営バス特別会計補正予算【第1号】

 この予算案は、既定額に552千円を追加して総額を35,552千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入では他会計繰入金を552千円増額し、歳出では運行費を552千円増額するものであります。

 

 議案第33号  令和4年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第1号】

 この予算案は、既定額に17,311千円を追加して総額を184,611千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入では村債17,100千円を増額し、歳出では建設改良費を17,264千円増額するものであります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾上野ぶどう畑に行き、雲が多めの上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校で社会科見学(4年)、やまなみ荘で村内無料入浴日などが行われました。


生坂村の偉人 加藤正治展~生坂村への想い(展示解説)

2022年06月13日 | 生坂村の催し

中央大学初代総長・法学博士の加藤正治先生は長野県東筑摩郡生坂村で生まれました
先生は、日本の立法事業に関わり、いくつかの重要な法律の生みの親となりました
生坂村では現在、加藤正治展が開催されています
その展示について、生坂村教育委員会の幅さんに詳しく解説していただきましたのでご覧ください

生坂村の偉人 加藤正治展~生坂村への想い(展示解説)

◆加藤正治展~生坂村への想い
会場:生坂村生涯学習施設たんぽぽ
期日:6月6日(月)~6月25日(土)まで
時間:10時から18時(土曜日のみ17時まで)
   日曜日休館
料金:無料
問い合わせ:生坂村B&G海洋センター 0263-69-2500


山清路と宇留賀上空からの風景

2022年06月12日 | 生坂村の風景

 12日(日)は朝まで雨が降りましたが、段々天気が回復して日差しが届いて、比較的過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、宇留賀区会集落の高台に行き、眼下に見える山清路や宇留賀谷上空からの風景を撮影しました。

宇留賀上空からの風景

 山清路はその昔から風光明媚な景勝地として知られていまして、山清路一帯には百体観音や交通安全祈願のお地蔵さま、新旧山清路橋、山清路大橋など見所がいっぱいです。

 平成元年1月に長野県の自然百選に選ばれたことを記念し、記念碑と併せ車社会の交通安全と御霊の安らかに冥せられんことを祈願し、篤志者の協力により大きな地蔵尊が再建されました。

 小さなお地蔵さまは、平成9年の山清路トンネル修復工事中、小さな地蔵尊は偶然にも発見され、この地蔵尊は山清路トンネル工事、県道、国道工事中に亡くなられた方々、交通事故で亡くなられた人々の霊を慰めるために時の関係者により建立されたものでした。

 昭和39年の大雨洪水によって小さな地蔵尊は、土砂とともに流失したままであったが、その時の発見により再建された地蔵尊のよこに安置されていました。

 しかし、山清路地蔵尊は、再び平成16年に土砂災害が発生し、地蔵尊が被災しその後、災害復旧などの対応工事のため、安置場所が決まらず歳月が過ぎてしまいました。

 そして、株式会社安藤・間さんの地域貢献事業の申し出により、私から今回の地蔵尊をまとめて安置していただきたいとお願いしましたところ、快くご対応いただき、6月9日に建立式を行うことができました。

 山清路地蔵尊建立式に当たりまして、照明寺川又住職さん、松本建設事務所さん、株式会社安藤・間さん、村議会議員の皆さん、地元の皆さんなど多くの関係各位の多大なご支援、ご尽力を賜りまして開催できましたことに、心から感謝を申し上げます。

 本日私は公務がなく、毎朝恒例の撮影、写真の編集をして、Facebook、Twitter、Instagram、Lineで発信し、その後前日に続き家の周りの草刈りをしました。

 その後、妻と一緒に買物をしてみんなで夕食を食べ、毎日のブログ作成は9時過ぎに終了しやっと休むことができました。


グリーンパークブリッジ周辺からの風景

2022年06月11日 | 生坂村の風景

 11日(土)は雲に覆われスッキリしない天気で、夕方には広く雨となり一時ザーッと強く降りました。

 毎朝恒例の撮影は、久しぶりにグリーンパークブリッジに行き、橋の周辺や上空からの風景を撮影しました。

グリーンパークブリッジ周辺からの風景

 高津屋森林公園からグリーンパークブリッジを通り、上野ぶどう畑へつづく遊歩道を整備してあり、農業体験ツアーやマラソンくらぶなどで渡ってもらい活用しています。

 私はSNSの発信を済ませてから、Shinshu Sky People Association の皆さんが、6月26日に予定しています生坂村スカイスポーツ公園フライトオフ会の下見に、WINBIRDの酒井社長さんがお見えになり、私と生坂村在住会員の平野さんで、スカイスポーツ公園と高津屋森林公園、山清路などを案内させていただきました。

 酒井社長さんは、スカイスポーツ公園は素晴らしい環境であり、ドローンの普及やトレーニングに向けた欠かせない条件が揃っていると言われました。

 今後私は、ドローンの活用によっても、生坂村の観光振興、交流人口の増加などによる活性化を進めていきたいと考えております。

 その他には、家の周りの草刈り、衣替え、ブログの作成などを行い、少しゆっくりできた土曜日でした。


一星亭活用事業検討会議&やまなみ荘テイクアウト昼食&雲根集落周辺からの風景

2022年06月10日 | 生坂村の催し

 10日(金)は変わりやすい天気で、午後は一時ザッと雨が降りましたが、昼間は少しムシッとした体感でした。

 午後1時30分からは、一星亭活用事業検討会議が開催され、6日(月)から図書室で開催されています「加藤正治展」を委員の皆さんに見学していただきました。

 生坂村の偉人、法学者加藤正治先生の漫画を村内全戸にお配りした記念に図書室で企画展を開催しました。

 加藤先生はとっても筆まめで、青年期に留学した折に、生坂村の実家(一星亭)に送られた絵葉書を約100枚展示しています。

 それぞれの国の名所の絵葉書を折に触れ生坂村に送っていて、当時色々な経路を辿り生坂村に着い絵絵葉書や旅行カバンをご覧ください。

 その後、加藤正治先生と生家である一星亭等について協議をしました。

 企画展を見学して、見やすく展示されていて良かったこと、松本市から来られた方がいたが、村民の皆さんにもっと認識していただきたいために、どんな形で企画展を活用していくことと、村民の皆さんにご理解をいただくかなどを協議しました。

 また、信州大学 土木研究室の学生が「煙草産業の盛衰からみる民家の変容」という論文を書かれた内容が、登録有形文化財に登録していただく時に大変参考になったので、その論文も参考にすべきこと、今後、一星亭と加藤正治先生を村民の皆さんにどの様に知っていただくかということで、広報いくさかで毎月紹介し、ICNで広報すること、加藤正治先生顕彰会の会長が不在であり、今は事務局がなく休止状況であるので、事業費の残額約50万円を活用して周知したいこと、顕彰会の総会を近日中に開催し、役員を決めたいこと、企画展を続けて、中央大学の先生の講演会やサークルの演奏会をしていただきたいこと、企画展の2回目は加藤正治先生(俳号 犀水)が詠まれた俳句を中心に展示したいが、村民の受けが良い材料を用意したいこと、村内外の句碑のある場所の写真や公民館の歴史探訪で取り上げていただくことなどを協議しました。

 今月17日(金)に中学3年生の総合的な学習で一星亭の活用について考えるなど、関わっていきたいことで中学生との話し合いの場を持つこと、企画展を幅先生に説明していただき、ICNの特番で流して周知したいこと、見やすい展示なので少し期間を延長して、学ばなければいけないポイントの新憲法の改正、枢密院、美濃部達吉などの解釈を加えていくこと、どういう形で登録有形文化財になったか、貴重なところを見せて、地域の産業と結び付いていて、煙草産業のために建て増ししたところがしっかり残っていること、煙草産業が村を豊かにしたことを伝えること、SNSやブログで色々な方面に発信し、村の財産を活用すること、村民の皆さんに認知してもらうためと、県の図書館などに置いてもらうこと、広く報道していただき反響があったことなど、様々な協議もしました。

 お昼には金曜日恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。

 今日もカツ丼、焼肉丼、肉野菜炒め丼、カツカレー、チャーハン、野菜サラダなどの定番メニューと、6月の新メニューのハチクの肉味噌麻婆あんかけ丼を沢山注文してもらいました。

 私は、お味噌汁、コーヒー、お茶は持参して、チキンカツカレー(税込800円)とサラダ(税込100円)を注文して食べました。チキンカツが柔らかくてボリュームもあり、味も私の好みで美味しくて、お腹いっぱいになりました。

 村民の皆さんも、今月のハチクフェアのハチク御膳ゆったりプラン、食堂で肉味噌麻婆あんかけ丼とラーメン、テイクアウトで肉味噌麻婆あんかけ丼、菖蒲湯、スタンプカード、風呂の日、レモンスカッシュ、生ビールプランなどをご利用いただきたいと思います。

雲根集落周辺からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、放流されている犀川や雲根集落上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT、振興課関係工事開札、健康応援隊in小立野、松本合庁移動販売、3班の皆さんの元気塾などが行われました。


山清路地蔵尊建立式&山清路の風景

2022年06月09日 | 生坂村の催し

 9日(木)は日差しが届いても、にわか雨が降り昼間は過ごしやすい陽気でした。

 午前10時からは、ご来賓の皆さんをはじめ地元地区の皆さん、関係の皆さんにご参列賜り、山清路地蔵尊建立式を挙行いたしました。

 この建立式に先立ち、照明寺の川又住職さんから、地蔵尊の開眼法要を行っていただき、山清路地蔵尊に魂を入れられ安置できました。

 こちらの山清路地蔵尊は、平成16年にこの場所で土砂災害が発生し、地蔵尊が被災しその後、災害復旧などの対応工事のため、安置場所が決まらず歳月が過ぎてしまいました。

 この様な状況の中、長野県が山清路バイパス・山清路大橋の工事に着手され、一昨年の12月に開通し、本路線が県から村に移管することになりました。

 そして、当村としましては、歴史ある景勝地「山清路」の観光振興を図るために、旧県道箇所も遊歩道として整備し、山清路を周遊していただくように進めることといたしました。

 その取り組みの中で、松本建設事務所には、当村の要望に沿っていただき、この旧県道箇所の法止工、舗装・橋梁の修繕などの多くの整備をしていただきました。

 また、長野19号防災・山清路地区の工事を施工しています株式会社安藤・間さんの地域貢献事業の申し出により、私から今回の地蔵尊をまとめて安置していただきたいとお願いしましたところ、快くご対応いただき、素晴らしい台座などの施工をしていただき、当建立式で感謝状をお贈りしました。

 5月23日には、地元の皆さん、松本建設事務所の皆さん、株式会社安藤・間の皆さん、生坂村建設業組合の皆さん、役場振興課の皆さんにご参加いただき、この場所の支障木を伐採するなどの環境整備のボランティア作業も行っていただきました。

 当村としてもここ2年間で、山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕、百体観音の遊歩道の整備、廃屋の解体による駐車場整備などを行いまして、今年度も3箇所の案内マップ看板の更新を実施するなど、山清路を当村北部の観光の拠点として整備を進めてまいりたいと考えております。

 山清路地蔵尊建立式に当たりまして、照明寺川又住職さん、松本建設事務所さん、株式会社安藤・間さん、村議会議員の皆さん、地元の皆さんなど多くの関係各位の多大なご支援、ご尽力を賜りまして開催できましたことに、心から感謝を申し上げます。

▽ 毎朝出勤前の撮影は、平発電所の発電機更新のため、平ダムが放流しているので、山清路の渓谷美を撮影しました。

信濃十名勝「山清路」の風景

 その他生坂村では、保育園で山雅サッカー、小学校で歯科保健指導・クラブ・金管練習、なのはなでベビーマッサージ、一般質問打合せ会議、選挙管理委員会定例会などが行われました。


長野県建設部長要望&長野県水防協議会&下生坂上空からの風景

2022年06月08日 | 生坂村の報告

 8日(水)は朝からのパラパラの雨が止み、一時的にサーッと降りましたが、雲が優勢の少しヒンヤリと感じられた天気でした。

 午前11時30分からは、宮澤県議会議員さんと長野県建設部 田中部長さんはじめ大町建設事務所、犀川砂防事務所の皆さんに、池田町、松川村、生坂村のそれぞれの要望をさせていただきました。

 松川村と当村は正副議長、議会担当の委員長、地元区長などと、池田町は議会一般質問があり、副町長達により、合同の要望として、県道上生坂信濃松川停車場線と県道宇留賀池田線の整備促進に関する要望をいたしました。

 当整備期成同盟会の松川村平林村長さんと私、小田切副町長さんが順番に要望をし、私からは、命をつなぐ道として県道上生坂信濃松川停車場線の町村境の整備促進とトンネル化を強く要望し、県道宇留賀池田線では、待避所など未整備区間の早期の整備と倒伏の危険性が高い立木の除去などをお願いしました。

 田中部長さんからは、道路、河川、砂防の各要望事項について、対策工事などの現状と今後の方向性などの説明をしていただき、トンネル化については、四人峠を通ってきて険しさを感じ、池田町、当村と一緒にトンネル化を考えていきたいなどのご回答をいただき、宮澤県議会議員さんからも、松糸道路のインターの箇所を松川村が用地買収をされたことは、3町村のためになり、今後も予算確保をして進めていきたいなどと、様々なご意見を頂戴しました。

 両路線とも引き続きの要望事項が多く、またここ数年は、本道路において災害による通行止めが続いていることから、安全・安心に通行できる道路になるための対策工事と、特に当村としては、命をつなぐ道として県道上生坂信濃松川停車場線のトンネル化を強く要望いたします。

 午後2時からは、県町村会の代表として「長野県水防協議会」に出席しました。

 最初に「令和4年度長野県水防計画書(案)」について、主に改正点について説明を受け原案通り承認しました。この計画は、県下における水防事務の調整及びその円滑な実施のために必要な事項を規定し、洪水等による水災を警戒し、防御し、及びこれによる被害を軽減し、もって公共の安全を保持することを目的としています。

 次に、「危機管理型水位計及び簡易型河川監視カメラの運用について」「中小河川における浸水想定区域図の作成について」説明を受け、国土交通省天竜川上流河川事務所 佐藤所長さんから、「令和4年度天竜川上流総合水防演習について」「三六災害60年シンポジウムについて」報告を受け、気象台から「最近の気象状況について」説明をいただきました。

 当村を流れる犀川の国直轄区間には、陸郷水位観測所と簡易型河川監視カメラが設置されていて、日野橋から下流の県管理区間にも簡易型河川監視カメラが設置されていますので、大雨で川の水位が上昇した時に水位情報を把握し、適切な避難判断や被害の軽減に役立てたいと考えております。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨上がりの下生坂上空から青葉若葉が鮮やかな風景を撮影しました。

下生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保小中で眼科健診、たんぽぽでえいごであそぼ、議会談話室、子宮頸がん検診などが行われました。


生坂ハチクの会定期総会&松本食品衛生協会生坂村支部通常総会&上生坂上空からの風景

2022年06月07日 | 生坂村の会議

 7日(火)は雲が広がり朝晩は少しヒンヤリして、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前10時30分からは、やまなみ荘において生坂ハチクの会定期総会が開催され、私と中山振興課長が招待されました。

 平林会長さんから、昨年塩干しの材料が800kgほどあって、どの様に販売するかなど検討しましたが、今は180kgほどになり、売上が前年対比163%と順調だったので、今年も仕入れをすることになり、引き続きみんなで力を合わせて活動して、ラベルに「ハチク」の文字を入れて更に売上アップするために頑張ってまいりましょうなどの挨拶で始まりました。

 私からは、生坂ハチクの会の活動が順調で良かったですし、5月からいくさかの郷ではハチクが沢山売れて誘客になっており、当会はハチクの商品化など先駆的に取り組まれ、今年度も引き続き活動されることを嬉しく思うとともに、行政としても出来る範囲の支援をさせていただきますので、生坂村の活性化に結び付けていただきたいなどと挨拶をさせていただきました。

 議事は、令和3年度事業報告・決算報告、令和4年度事業計画(案)について提出され、原案通り承認されました。
 事業計画では、竹の子の買い取りは6月13日(月)に1.5トンの買取予定であり、ラベルのデザイン刷新で売上アップを目指し、ハチクとマコモダケの各商品をしっかり加工して、各種イベントに参加していきたいとのことでした。

 総会後は、会員の皆さんの頑張りで黒字になったとのことで、やまなみ荘の特製仕出し弁当を歓談しながら美味しくいただきお腹いっぱいになりました。今年度もハチクの加工品が沢山売れることを期待するところです。

 午後3時30分から令和4年度松本食品衛生協会生坂村支部通常総会が行われました。

 小坂部支部長の挨拶で始まり、引き続き議長を務め、提出しました令和3年度事業報告並びに収支決算書の承認に関する件、令和4年度事業計画書(案)並びに収支予算書(案)の承認に関する件、会費の賦課基準(案)及び納入方法(案)の承認に関する件が原案の通り承認され、4年度はそれぞれの事業・講習会・説明会等が行われる予定となりました。

 私からは、HACCPの食品衛生管理、責任表の記載など、食品を取り扱う皆さんは対応が大変ですが、食品を安全に提供するためには、食品衛生管理をしっかり行うことと、食品衛生協会の活動は大切でありますので、今年度も健康にご留意なさり、それぞれの事業者さんが衛生管理をされ、順調に営業されますことを願うなどの挨拶をさせていただきました。

 瀧澤商工会長から、日頃の商工会へのご協力に御礼を述べられ、当支部は食中毒の防止などにより食品衛生の向上や自主管理体制を確立させ、食品の安全確保に努められていることに敬意を表し、支部組織の充実強化の促進と会員相互の融和による事業推進をお願いされるなどの祝辞をされました。

上生坂上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、前日の雨で犀川が少し濁っていましたが、雨上がりの鮮やかな緑の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で未満児自由参観(~10日)・ソーシャルスキルトレーニング、小学校でALT、いくさか歩こう部、2班の皆さんの元気塾などが行われました。


令和4年度犀川重要水防箇所等合同巡視&生坂ダム湖の風景

2022年06月06日 | 生坂村の報告

 6日(月)は朝から強めの雨が降り、時々小降りになりましたが、気温は前日よりもグッと下がりました。

 午後2時からは、毎年度梅雨や台風による水害が心配される出水時期前に、生坂村の千曲川河川事務所 松本出張所管内の重要水防箇所の合同巡視を実施していただきました。今回は千曲川河川事務所 中根所長、松本出張所 吉岡所長はじめ職員の皆さん、松本広域消防局明科消防署 平林署長と署員の皆さん、下生野の高野区長さん方、小立野久保田区長さん方、生坂村消防団の山本団長、中山副団長、吉川本部長、今溝消防主任、行政からは私と振興課長、建設係長が合同で巡視を行いました。

 最初にB&G海洋センター下駐車場にある水防倉庫の前で、千曲川河川事務所の中根所長から出水時期前に、生坂村の当管内の重要水防箇所を合同で巡視することは防災の観点から重要であり、昨年の令和3年8月豪雨により陸郷水位観測所において氾濫危険水位を超過し、犀川の水位上昇により内水浸水が発生し、生坂村の要請を受け、排水ポンプ車を1台出動させ排水活動を行い、近年は異常気象により災害が頻発化、激甚化している中、防災・減災対応として連携していきたいなどと挨拶をいただきました。

 私からは、中根所長はじめ関係の皆さんにご参集いただき、出水期前に重要水防箇所の巡視をしていただきますことは、生坂村の安全・安心な生活を守っていくために重要であり、先月25日の雹の被害や昨日の当村北部の豪雨で、異常気象が身をもって感じており、今後も関係の皆さんのご指導、ご支援により、適時、的確な災害対応と、生坂村の防災・減災に取り組んでまいりますなどの挨拶をさせていただきました。

 次ぎに松本出張所 吉岡所長から、本日の巡視行程、令和4年度の村内重要水防箇所、松本出張所管内緊急用資器材保有状況、小立野・下生野等の松本出張所管内の施行状況などについて説明をしていただきました。

 水防倉庫の備蓄材の確認では、今溝消防主任が備蓄資材台帳により説明をし、新たに備蓄した保存食品や、土のう・土のう袋・浄水器・発電機・保存水・簡易トイレなどの資材と備蓄品等の確認をしていただき、今回もきちんと整理整頓されていましたが、定期的に発電機などの動作確認をするように指導をいただきました。

 国の管理区間は日野橋から上流ですので、今年度も下生野の日野橋上流右岸箇所から現地確認の巡視を行いました。こちらの下生野地区も平成18年7月洪水において上流ダム群の特例操作により、越水決壊を回避した無堤区間ですので、一昨年度から堤防整備が事業化になり、昨年度から用地取得に入っているところです。

 今月29日(日)には、地元からどの様な堤防になり、内水処理はどうするのかなどの疑問に対して現地説明会を開催するとのことでした。

 毎年度ご説明いただく危機管理型水位計は、長野県河川課で設置していただいた水位計も一緒に「川の水位情報」サイトにおいて、パソコンやスマートフォンで見られ、増水時には身近な河川の状況を確認できます。

 次ぎに睦橋上流右岸の下生野揚水場下流の水衝と洗掘でB判定の箇所を睦橋より確認し、護岸が洗掘された場合は、上部に県道が走っているのでクレーンにより異形ブロックなどを設置する対応をしていただけることや、睦橋橋脚の水位換算氾濫危険水位が判断できる量水標の説明も受けました。

 当村の小立野区の築堤工事は一昨年10月に完成し、樋門の周辺で一昨年7月豪雨と昨年8月豪雨の内水氾濫で対応していただいた排水ポンプ車や消防団の排水活動のこと、流速や流量の計算方法などが話し合われました。

 当村からは、一昨年度末に配備した排水ポンプの性能や昨年度に占用許可をいただいた格納庫の説明をさせていただきました。また、メンテナンス等のために格納庫に通じる箇所への砕石の敷設をお願いしました。

 また、村政懇談会でいただいた、堤防に太陽光パネルの設置については、定期的に堤防の強度や亀裂の有無などの検査を実施していて、パネルで覆うと検査ができないため設置は許可していないとのことでした。

 参加された皆さんには、雨降りで足下の悪い中、合同巡視をしていただき感謝を申し上げます。今後ともそれぞれの立場で、生坂村の「災害に強い村づくり」にご指導、ご支援をお願いいたします。

生坂ダム湖の風景

▽ 毎朝出勤前恒例の写真は、強めの雨が降る中、傘をさして撮影した生坂ダム湖の風景です。

 その他生坂村では、小学校で振替休日、乳がん(マンモグラフィー)検診、図書室で加藤正治展(18日迄)、などが行われました。


B&G海洋センタープールリニューアル記念式典&海洋クラブ器材配備式&高津屋森林公園上空からの風景

2022年06月05日 | 生坂村の催し

 5日(日)は青空から太陽の日差しが届き温度が上がりましたが、午後は段々雲が広がり過ごしやすい体感になりました。

 午前10時からは、B&G海洋センタープールリニューアル記念式典&海洋クラブ器材配備式が綺麗になったB&Gプールで開催しました。

 寺島児童館長の司会進行で、牛越副村長の開式のことばで始まりました。

 私から、今回のリニューアル工事は、老朽化が顕著でありました当プール施設を、地域海洋センター修繕助成金2,660万円をB&G財団様から助成していただき、その残りの事業費を過疎対策事業債により行うことができ、財源負担の軽減により実施できたと考えます。

 当プール施設は、保育園、小・中学校の授業でも使用していますので、今回のリニューアル工事によりまして、明るくとても綺麗になり、子ども達が安全・安心な施設で学べることになりました。

 また、当村は「海洋センター施設利用者人口比率」の上屋付・屋外プール部門におきまして、上位の表彰を賜っていますので、引き続き村内外の皆様が利用されたくなる取組も行い、更なる利用促進に努めてまいります。

 併せまして、B&G海洋クラブに登録していただきまして、その設立に伴いB&G財団様から、サップ、ライフジャケットを多数ご配備いただきましたので、当海洋クラブでも、プール施設を中心に、マリンスポーツ活動や犀川などでの環境学習、環境保全活動等の水辺の自然体験活動を行ってまいりますなどの主催者挨拶をさせていただきました。

 次に、来賓の皆さんを代表して、B&G財団古山常務理事さんにお祝いの言葉を頂戴しました。

 吉川係長から修繕概要、海洋クラブ概要説明をしていただきました。

 私から、古山常務さん、伊藤建築設計さん、平林建設さんに修繕工事感謝状を贈呈させていただきました。

 古山常務さんから、海洋クラブ器材配備目録を贈呈していただきました。

 古山常務さん、中村真衣さん、平林優太君、太田議長、私でテープカットをしてリニューアルオープンしました。

 シドニーオリンピック銀メダリストの中村真衣さんが、6コースを違う泳法で泳いでいただく「泳ぎ初め」をされ、最後に一本締めをしていただき、とても綺麗な泳ぎで素晴らしい「泳ぎ初め」となりました。

 上條教育長の閉会のことばで記念式典が終了し、出席された皆さんで記念写真を撮影しました。

 その後、中村真衣さんと木尾さんにより、水泳教室を1時間ほど行っていただき、参加した小・中学校の児童生徒にクロールを教えていただきました。

 水温は28℃と低めでしたが、みんな中村真衣さんの指導に対し、頑張って泳いでいましたので、終わりの頃は上手になったように感じました。

 水泳教室が終わった後、中村真衣さんのサイン会とメダルタッチ会が行われ、参加した児童生徒全員にサインをいただきました。

 最後は、希望者がSUPの体験をしましたが、ほぼ全員が友達と仲良く楽しんでいました。

 B&G海洋センタープールリニューアル工事に当たり、B&G財団さん、村議会議員各位、教育委員会など多くの関係各位の多大なご支援、ご尽力を賜り竣工できましたことに心から感謝を申し上げますとともに、記念式典に際し、大変お忙しい中遠路お越しをいただきましたB&G財団の古山常務さん、中村真衣さんはじめご来賓の皆さんに御礼を申し上げます。

▽ 毎朝恒例の撮影は、高津屋森林公園に上り、上空と周辺から若葉青葉が鮮やかな公園などの風景を撮影しました。

高津屋森林公園上空からの風景