8月3日(土)も強い日差しが照りつけて、危険な暑さが続き、熱中症対策が必須でした。
午後2時から、令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を子育て世帯対象に行いました。
最初に私から挨拶を行い、説明者に村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、水越で、出席者に村民男性3名、女性4名子ども2名、議員は島議員でした。
脱炭素に関する村民説明会は、上記に加え(株)エコロミ小峯社長、平林建設(株)平林専務、合同会社ヒッタイショウ 星野でした。
村政懇談会の主な意見と質問、その回答内容の概要
・村営住宅の整備で、現状の住宅をゼロエネルギー住宅にするのか、新たに作る住宅にするのか質問があり、今後整備する住宅について行っていく、現住宅については太陽光パネルと蓄電池を設置していくと説明しました。
・現状の村営住宅に太陽光パネルを設置する場合は、住んでいる人の同意を得て行うか質問があり、住んでいる方の同意を得て実施していくと説明しました。
・新たな住宅建設していく場所について質問があり、今年度は卒倒坂に2世帯分を建設する。また今年度役場の周辺に用地を取得して整備を行うと説明しました。
・小中一貫教育の内容について質問があり、施設分離型の一貫教育で行い、学校は分離しているがIkusaka学を行い、標津町との交流学習を広げていきたい。小・中教員の交流を行い、教室のスタイルを先生の自由な発想で行ったり給食を全員で食べたりしていくように計画していると説明しました。
・今後小学校が閉鎖して中学校に統合していくのか質問があり、小学校の更新時に検討しなければいけないが、現在は考えていないと説明しました。
・この先スクールバスに中学生も乗せるように変更は考えているか質問があり、 現在は小学生がスクールバスを利用し、中学生は自分で村営バス等により通学している。現在のところこの現状で行く予定なので、中学生はできるだけ自力で行くように考えていると説明しました。
・地域の保全について、里山整備等行っている。高齢化で整備が出来なくなっているので何か対応はないか質問があり、いくさか大好き隊で地域支援を行っている。小立野区でも最近県道の支障木伐採等行った様に、地区の草刈り等については大好き隊員が支援していくと説明しました。
・遊休農地が増えると、その場所に太陽光パネルを設置していくか質問があり、遊休農地に太陽光パネルの設置については地権者の承諾や条例の規定により承諾を得て行う等対応していきたい、メガソーラーは考えていないと説明しました。
・竹林整備の進め方について質問があり、竹林整備の講習会やチッパーを貸し出して破砕を行っている。タケノコの需要が増えており、タケノコが多く出るよう竹林整備を進めていきたいと説明しました。
・村内で水を汲める場所を整備すればどうか意見があり、山清路でそのような箇所があったが、大腸菌が検出されて使えなくなった。村内では地下水がないため難しいと説明しました。
脱炭素事業に関する村民説明会
村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。
主な意見と質問、その回答内容の概要
・燃料調整費は、どこが決めるのか質問があり、各電力会社が国に申請して決めていくようになっていると説明しました。
・契約プランは固定してから変更はないか質問があり、10区のご意見を頂く中で、今後検討していくが、スタート時点では4プランでいきたいと説明しました。
・契約対象世帯が365世帯となっているが、加入者が増えるプランを検討すればどうか質問があり、設備投資をした償却年数を考慮してプランを設定していると説明しました。
・電気とガスを組み合わせるなど、何かセットにするか、結婚した時の割引等行えばどうか意見があり、ポイント付与等を高齢者の方を対象に考えている。村の施策と組み合わせて行っていく事も検討していくと説明しました。
・古民家リノベーションの状況について質問があり、工事を直接行う事から、間接補助に予算組み替えを行って進めている。今後環境省と調整し進めていきたいと説明しました。
・シンプルプランに入りその後に蓄電池や太陽光パネルを自分で設置することは出来ないか質問があり、その様な事は想定していないので、出来るだけ行わないようにして欲しいと説明しました。
・マイクログリッドの進行状況について質問があり、契約を債務負担行為で行う様に変更した。今後設計と工事を合わせてプロポーザルで発注していくと説明しました。
・マイクログリットを行っていく事で、仕事をしていく業者だけでなく雇用等生まれるように考えて欲しいと意見があり、事業内容は9月3日にプロポーザルで行っていくように進めている。内容はHPを見て欲しい。雇用については、今後他の事業等でも検討していくと説明しました。
・ソーラーシェアリングで何か考えられないか。たとえば、太陽光パネルの下で養鶏等出来ないか意見があり、ソーラーシェアリングでぶどう栽培について検討したが、難しいとの調査結果になった。提案の養鶏については検討してみる。
・売電の契約の開始はいつ頃か質問があり、9月の後半から契約の説明を行い徐々に進めて行く。次回の龍と子で紹介していくと説明しました。
全体を通しての意見質問はありませんでした。
最後に私から、お疲れのところを色々と建設的なご意見、ご質問頂きましてありがとうございました。
皆さんがこれから生坂村で長く生きていかれる世帯の皆さんでして、その人たちのために生坂村をどうにかしなければいけないと私は考えています。大地くんと私の一番上の孫が同じ年で、あと下に2人の孫がいまして、その子たちが生坂村で生まれ育って、ずっと生坂村に居てもらえるような、そんな村にしていかなければいけないと思っています。
太陽光パネルを外観的に嫌ってる方もおいでになりますが、だったらどうやって2030年までに民生部門でゼロカーボンにするのか、日本が目指している2050年までにカーボンニュートラルにするのか、今の状況では、日本では一番は太陽光と蓄電池か、環境的に小水力発電か、バイオマス発電についてはリスクがあり、当村も山が急峻で搬出も大変な地形ですので、色々と研究検討を重ねて、この形で脱炭素先行地域づくり事業を環境省に申請をして先行地域に選定されました。
この事業を皆さんにご理解ご協力いただきながら進めることで、2030年までに民生部門でゼロカーボンを達成したいと思っています。それには若い皆さんから、先輩の皆さんまでご理解をして頂いて、ご協力して頂ける様に、これからもしっかりと情報を提供しながら、こういう話し合いもしながら進めていきたいと思いますのでよろしくお願いをしたいと思います。会場にお子さんたちがいると、ほのぼのとお話ができて良かったかなと思います。
本当に暑い中ありがとうございましたなどの御礼の挨拶を申し上げ終了しました。
要望をいただき初めて託児所を設けまして、保育士の対応で子ども達は仲良く良い子で遊んでいました。
信濃十名勝「山清路」の風景①
△▽ 毎朝恒例の撮影は、朝草取りを済また後、山清路に行き、奇岩や犀川の流れなどの風景を撮影しました。
その他生坂村では、絵手紙教室、地域未来塾、農地に関する話し合いなどが行われました。