3月25日(火)午前9時30分から令和6年度生坂保育園卒園式が行われました。
▽ しっかりとお辞儀をして、少し緊張気味でも笑顔を見せながら入場してきて、卒園児たちがステージ上の椅子に座ったところです。




▽ ひまわり組の卒園児たちが、ギャル、ピアニスト、消防士、エジソン、お医者さん、運転手、お菓子屋さん、ポケモンプランナーなど、それぞれ将来なりたいことを言ってから、佐藤園長先生から、生年月日、保育の年数と「おめでとう!」と言われ、「ありがとうございます!」としっかり御礼を言ってから保育証書を受け取り、お母さんやお父さんのところに持っていきました。



▽ 佐藤園長先生が、ひまわり組さんは、保育園に0歳・1歳と小さな頃から通い始めた子が多いクラスです。長い人は6年間保育園に通いましたね。その間、いろいろな先生方にお世話になりました。先生達にとっても思い出深いクラスです。
園長先生も皆さんが年少ちゅうりっぷ組の時に担任でした。園長先生にとっては、皆さんが保育士として受け持った最後のクラスになります。制作が好きな子ども達だったので、大きな家を作ったり、宇宙船をつくって皆で宇宙ごっこをして遊んだりしたことが懐かしいです。
そんな創造性が豊な皆さんも、ひまわり組になり、絵を描いたり絵本を読んでもらいイマジネーションを広げたりと、自分達の表現活動を更に大きく広げていきました。そして、みんなで案を出し合い「ひまわり絵本屋さん」をつくることにしました。絵本をつくるだけではなくて、お店の経営もみんなで考えました。店長さんやレジ係、お勧めの本を案内する定員さん、お客さんなどなど。楽しい活動となりました。そして、その活動をもとに発表会では絵本屋さんから発展した、創作劇をつくりました。絵本から飛び出してくるイメージで音楽やダンスも考えて楽しかったですね。

最後のお別れ会では小さいクラスを招待して、絵本屋さんをオープンしました。小さいクラスのお友達を思いながら、楽しい絵本をひとつひとつ丁寧に作っていましたね。招待された小さいクラスのお友達は喜んで皆さんの作った絵本を大事そうにかかえていました。きっと絵本のことも、お店でひまわりさんに優しくされたことも大切な思い出になったと思います。
仲間と考えを出し合い。時には考えが合わずにぶつかり合うこともあったことでしょう。でも最後にはみんなで力を合わせ、「ひまわり絵本屋さん」は大成功でした。どれもこれも、一人だけではできない大切な経験です。ひまわり組さんにとってもきっと大切な思い出となったことでしょう。これからも自分の持つ無限の創造性を大きく広げて進んでいって下さい。そして、お友達を大切に困った時には助け合い、元気な一年生になって下さい。

保護者の皆様、本日はお子様のご卒園おめでとうございます。
入園した頃は、小さくて泣いてばかりだった子ども達が、こんなに大きく成長され、立派に卒園証書を受け取ることができた姿を見て感動ひとしおのことと思います。お家の皆様の愛情があってこそ、元気に優しく、成長してくれたのだと思います。私達保育士も、お子様を通じて子育ての喜びを共有できたことに感謝申し上げます。そして、保育園の運営にご理解ご協力いただきましたことに、重ねてお礼申し上げます。
最後になりましたが、ご来賓の皆様、本日はご臨席を賜り誠にありがとうございます。日頃より施設の運営にお力添えをいただいておりますことに心より感謝申し上げます。大切な村の宝をこれからも見守り、ご支援いただきますよう宜しくお願い致します。
この会場にいる皆さんが、これからも健康で幸せであることをお祈りしますなどの式辞を述べました。

▽ 私からは、皆さんは、生坂保育園に入ったときは、まだ赤ちゃんみたいに可愛かったですが、今ではすっかりお兄さん、お姉さんになりました。保育園では、運動会、遠足、発表会、誕生会、お絵描きしたり、お遊戯したり、美味しかった給食など、とても楽しい思い出が一杯できたことと思います。
また、松本山雅の皆さんとサッカーをしたり、豆まきしたり、赤とんぼフェスティバルのオープニングセレモニーで踊っていただいたり、いくっこ消防団で分列行進したりと、色々な活動で生坂村の良い発信もしていただきました。
そして、皆さんにも良い経験と勉強になったと思います。これから、生坂小学校へ行っても、この保育園で仲良く遊んだお友達と一緒ですので、また元気に勉強や運動に頑張っていただきたいと思います。

さて、保護者の皆さん、お子さんのご卒園誠におめでとうございます。ご入園された頃には、初めての集団生活に馴染めるか、給食はちゃんと食べられるかなど心配されたことが多かったと思います。
しかし、毎年の行事などで子ども達が段々と、しっかりと行動ができるようになり嬉しく感じてこられたと思います。これからも成長していくお子さんとしっかりと手を取りあって、歩んでいっていただきたいと思います。

また、園長先生をはじめ先生方には、熱心にきめ細やかな保育をしていただき、子ども達が、落ち着いて様々な物事に取り組め、しっかりと行動できるように導いていただきありがとうございました。
それでは4月から生坂小学校へ行って、この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかに、楽しく小学校生活を送られますよう祈念しまして、私のお祝いの言葉といたしました。

▽ 生坂小学校の赤羽校長先生が、ひまわり組の皆さん、ご卒園おめでとうございます。素晴らしい卒園式で先生は感動しました。皆さんは4月から、小学一年生になりますね。保育園で先生方に教えていただいたこと、友だちと仲良く力を合わせたこと、大切にして元気いっぱいに小学校へ入学してください。4月3日は入学式ですが、皆さんにまた会えることを楽しみにしています。

保護者の皆様、本日はお子様のご卒園誠におめでとうございます。入園した頃に比べ、こんなにも大きく立派に成長された姿に感慨もひとしおかと思います。お子様達は小学校に入学しても保育園での学びを糧とし、益々成長してくれることと思います。4月からお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

結びに、卒園児及びご参会の皆様のご健勝をご祈念申し上げますとともに、園長先生をはじめとします先生方の今日までの温かなご指導に深く感謝を申し上げますなどのお祝いの挨拶をされました。

続いてお祝いの電報が、生坂小学校職員一同と生坂村児童館職員一同から届いていて披露されました。
▽ 「思い出を語ろう」では、みんなで元気に「春がきたんだ」を歌ってから、たんぽぽ組から飼っていたアゲハチョウのさなぎが蝶になったこと、ひまわりの種に一人1本ずつ名前を付けて育てたこと、畑ではバターナッツかぼちゃとトマト、ナスを植えたことで楽しかったことや美味しかったことなどを話し、元気に歌ってくれました。

▽ B&Gのプールの滑り台が楽しかったこと、保育園のプールで泳げるようになって嬉しかったこと、みんなでカメハメハ大王を踊ったこと、洗濯機や水鉄砲が楽しかったこと、保育園のプールでみんなで泳いで楽しかったことなどを話し、カメハメハ大王を踊ってくれました。


▽ お日様の光を浴びてひまわりもみんなもグングン大きくなったこと、運動会ではそれぞれの目標に向かい力を合わせて頑張ったこと、ミッキーマウスマーチを叩いて楽しかったこと、綱引きでチーム作戦をして勝って嬉しかったこと、勇気100%の潜るところが楽しかったこと、リレーで一生懸命走って1位になれて嬉しかったこと、走り縄跳びをたくさん練習して跳べるようになって嬉しかったこと、跳び箱練習してできるようになって4段跳べたことなども発表してくれました。


▽ ひまわりは段々元気がなくなり枯れてしまい、ひまわりの種をとって使って、ハリネズミを作ったこと、たくさん残っていたので食べてみることにしたこと、冬になり発表会では、ひまわり絵本屋さんの劇をやったこと、ドラゴンクエストの駒名人が手に乗せたり、竜巻をしたり、線香花火をしたり、一つ目小僧、目玉おやじなどをして大きな拍手をいただき、みんなの願いが叶うように「きらきら星」をハンドベルで演奏してくれました。




▽ あぱつダンスをしたり、発表会でみんなの願いが叶いお家の方に絵本を読んでもらったこと、小さい子のクラスに読み聞かせに行ったり、お別れ会の御礼に絵本屋さんを開き、絵本を買ってもらったこと、ひまわりの生長とともにみんなも元気で一つの目標に向かって、友だちと協力し合い、色々なことに挑戦し、心も身体も大きくなり、4月からは小学生になります。


▽ 最後に、先生方や地域の皆さんに御礼の言葉と、たんぽぽ組とチューリップ組にお願い事をして、「ともだちの花」を元気に歌うなど、とてもしっかりと話し、元気良く踊ったり歌ったりしてくれて、可愛い発表で微笑ましくも頼もしく感じるとともに、私の初孫の成長に胸が熱くなりました。


▽ 保護者会長の小坂部さんが、本日は、このような心温まる卒園式を催していただき、お忙しい合間を縫ってご準備いただいた先生方に暑くお礼申し上げます。また、ご来賓の皆様におかれましても子供達のために日頃よりご尽力頂き誠に有難うございます。僭越ながら修了児の保護者を代表し、お礼のご挨拶を述べさせて頂きます。
保育園に通い始めた当初、環境の変化に戸惑い、大きな声で泣いていた我が子の姿を昨日のことのように思い出します。胸が締め付けられる気持ちになりながら仕事へ向かい、いつまで泣いてしまっていたのだろう、少しは楽しく過ごせただろうかなどと考えつつ迎えに行くと、こちらの心配をよそに、笑顔で帰ってくる姿を見て、ほっと胸をなでおろすとともに嬉しくなりました。

そんな小さかった子どもたちも、できることが一つ一つ増えていきました。先生から伺っていた保育園での様子に加え、子どもたちからもこんなことがあったよと楽しい話を聞けるようになりました。生坂保育園では季節に合わせていろいろな貴重な体験をさせて頂きました。その思い出が子供たちの作品にとてもよく現れていてお迎えの時に教室を覗くのが楽しみでした。その陰には、いつも優しく見守り導いて下さる先生方の姿があったと感じております。
毎年の運動会では、練習の成果があらわれた素晴らしい創作ダンスなどの発表や、真剣な眼差しで走り、そしてお友達を大きな声で応援するリレーで、子どもたちの成長を感じました。
また、生坂保育園の発表会は子供たち一人ひとりの個性を本当によく捉え活かし表現させる内容で、発表する子供たちの楽しそうな笑顔、保護者の笑い声の絶えない会場の雰囲気がとても印象深く心に残っています。
そんな充実した日々の生活を写して頂いた写真の中の子どもたちは、笑ったり、おどけたり、元気いっぱいに過ごす様子が伝わるものばかりで、子どもたちにとっても、私たち保護者にとっても宝物です。

毎日の給食は子供達への愛情いっぱいのメニューばかりで、お誕生日や季節のお祝い献立など子供達が喜ぶ行事食が盛りだくさんでした。子供たちの健やかな成長・健康を支えて頂き本当に有難うございました。
我が子の成長をおもいかえすと子供達が生坂保育園で過ごした日々に携わって下さった皆様に感謝の言葉が尽きません。
十二名の子ども達は、本日巣立ちの日を迎え、小学校に入学いたします。生坂保育園での先生方との出会い、お友達との思い出、沢山の経験と愛情を両手いっぱいに持って、これからものびのび成長して欲しいと思います。

最後になりますが、園長先生をはじめ諸先生方、ご来賓の皆様のご健康と更なるご活躍、そして生坂保育園のますますのご発展を心よりお祈りいたしますなどの御礼の言葉を述べられました。



△▽ 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児の皆さんです。

