月に一度の岩盤浴

2009-05-05 20:22:22 | Weblog
 麦むぎ工房さんの次はいつもの岩盤浴。
 今日もいい汗いっぱいかきました。
 暖かい石の上に横たわると、身体のあちこちが冷えているのにびっくりする。4号路を汗だくになりながら登りきって、山頂で風に吹かれながら朝ご飯を食べ終わった時には肌寒くなっていたことを思い出した。
 
 私の場合、岩盤浴に行くといつもかかととくるぶしのざらざらがつるつるになっていく。今日もいよいよきれいになってきた。
 深呼吸をいっぱいしながら、悪いものをどんどん吐き出して、身も心も軽くなる。
 ロッカーをあけると、麦むぎ工房さんのパンが麦の香りを漂わせてるではないか(むふー幸せ)。

 外に出ると残念ながら雨は本降り。今日は覚悟して着替えと靴の替えまでもってきていたから対応したが、それでも家に着くころには靴下までびしょびしょ、カバーの隙間から濡れてしまった鞄、私自身も歩くと雫が足れるほどだった。
 まずはシャワーを浴びて洗濯して、傘を干し、鞄もかなり濡れていたので洗濯機で洗ってしまった(色落ちもなく大丈夫だった)。お風呂場に広げて換気扇をつけっぱなしでも、明日までに乾くかなあ。
 今日のくらやみ祭りは雨の中行われているのだろうか。この雨ではもう出かける気力はないが、気になるなあ。
 そして休暇はあと1日。
 

パンは麦でできている

2009-05-05 20:05:10 | Weblog
 麦むぎ工房の工房主さんとの会話はいつも途切れることがないし、新しい発見と刺激でいっぱい。
 ブログで読んだベーグルの話からアメリカのグランドキャニオンを旅した時の話や、ロシアの森に暮らす民族の話、「美味しいプロジェクト」の話、今日も話題が尽きない。
 なんというか、話を聞いているだけで、世界中や歴史の縦軸、まさに縦横無尽に想像が行き巡るのがまた楽しい。

 「美味しいプロジェクト」の話は特に興味深かったが(詳細が発表される時が楽しみ!)、印象に残ったのは、パンは麦でできているのだということ。すっごく当たり前だし、小学校で習ったようなことなのに、いつのまにか麦以外のものの印象や情報が強くなっていた。でもパンは麦でできていて、欧米など世界では主食になりうるものだということ。日本人にとってパンて何? 菓子パンのことばに代表されるように、主食というには少し軽い位置づけのような気がする。
 考えてみればもったいない話だ。
 子どもの頃からパンが好きだったけど、麦むぎ工房さんと話すようになってパンについてよく考えるようになったよ。

 勧めていただいたライ麦くるみパン、めっちゃおいしかった☆☆☆咀嚼欲求も満たされて、香りといい、味わいといい、噛みしめるごとに頭の中が澄みきってくるような。
 私にとっておいしいものとは、口の中に、身体の中に入った時に、感動を与え、何らかの新風を吹き込んでくれるもの。そして、また食べたい、と思えるもの。

草木が喜ぶ恵みの雨

2009-05-05 19:54:10 | Weblog
 いくら人ごみが嫌いなのと晴れてるうちに移動したかったからといって、あまりにあっけなく下山しすぎたかと反省したが、次の目的・八王子へ向かう。
 京王八王子から愛車に跨がって麦むぎ工房さんへ。ここのパンを食べられるのは、私にとってご褒美の一つ。今日は今までになく早い時間だから、どんなパンがあるか楽しみ☆

 いつものガラスケースにはたくさんのパン。なんとなく、パンに挨拶したくなる。
 遠方から来た私をねぎらって、工房主さんはベンチをすすめてくれたほど(笑)。午後から雨が降るのは覚悟していたが、本音を言えば、濡れないで帰るに越したことはない。自転車に乗る時に雨は残念だけど、工房主さんが、
 「草木は待っているんじゃないですかね、雨を」
 と言うのを聞いて、はっとした。
 だれかが手入れしているならともかく、野の草木は雨が降らなければ水分補給はできない。10日ぶりの雨、草木だけでなく大地もごくごくと飲んでいるかもしれないね。

 夕方の帰り道、対岸の多摩丘陵も雨に煙っている。多摩川も勢いを増している。自分が自然界の一つであることを、久しぶりに意識する。

早朝高尾山! フィトンチッド!!

2009-05-05 19:40:21 | Weblog
 フィトンチッドは朝10時までがピークだとテレビで言っていた。
 なんと! あれだけ高尾山に通いつめているのに、早くて12時、たいていは午後、夕方、時には夜……(笑)。一度もフィトンチッドを浴びていないじゃないか!?(もちろん、出ていないわけではないだろうが、10時までがもっとも高いらしいのです)
 連休中、友人と別の日に行く計画を立てていたが、実行できなかった。でもどうにも行きたかったのと、「午前10時まで」というのが気になって、それじゃあ早い時間で行ってみようじゃないかと計画を練ってみた。
 連休中に一人で登山も勇気がいる。リフトも1時間待ちと聞いたことがある。だけど、早い時間なら混雑も少しはマシなのではないか、しかも5日は午後から雨というから早く行くに限る、ということで夕べ早く寝て、6時に家を出る予定にしてみた。

 実際は7時近くなってしまったが、曇り空のもと、自転車で一路八王子へ。京王八王子から高尾山口をめざし、9時前にはリフトに乗っていた。フィトンチッドはどう? うん、朝の軽井沢の匂いがする(例えが限定地域ですみません)。リフトを降りて、今日は4号路を行くが、ここもまた、ほんのりあまいというか、いい匂いがそこらじゅうからする。これがフィトンチッドだったのかー!(初めて知ったよ)
 9時半すぎには山頂に着き、朝ご飯を食べながらフィトンチッドを楽しむ。新緑が、ほんとうにきれいで、辺り一面の若い緑に心が洗われるようだわ。お茶を飲みながら、物思いにふけるのもまた幸せ。山頂に着く人並みはだんだん増えているようだけど(それでも、天気予報もあって連休中にしては空いているほうなのだと思う)。

 下山にもリフトを使い(割引券を買ってしまったのと時間が貴重なので)山の中を降りて行ったが、やっぱり、帰り道ではあのあまい匂いはしなかったような気がする。(次々と押し寄せる登山客が吸いきってしまったのか? とも一瞬考えたが)
 しかし、すがすがしかった。
 これからは早朝出発登山にシフトするかな。