日野サイクリング

　「アウトドア日和ですよ」という友だちのメールにスイッチが入って、こまごまとした用事をさっさと終えて、６時過ぎでも日野までサイクリングに出かけた。
　（西に向かって、夕陽に向かって走ってたんだな）

　風が吹いていたから、雲が出てても遠くの高い山々がくっきり見える。四日分の雨をたたえて、多摩川はいつにも増して悠々と流れる。さっきまでの腰痛はどこへやら、さくさくと漕いであっという間に万願寺に到着。今日はJR日野駅のほうに行きたいので、適当なところでバイパスを渡って、でもあの桜の木が見たくて梵天山を登る。山の緑も濃いなあ。
　桜はすっかり葉が生い茂っていて、眺めているうちに「マザーツリー」ということばが浮かんだ。遣ったことのないことばだし、帰ってきて調べたら本来の意味と違うようだけど、私には何かそういう安心感を感じさせる樹だ。
　そのまま一気に坂を駆け下りて大乗寺を目指す。ここは、土方歳三の姉のぶとその夫佐藤彦五郎さんのお墓がある。血縁者まで気になるのだから、マニアだよ（笑）。
　井上源三郎資料館の近くで、初めてかいだいい香りに思わず自転車を後戻り。白い花がついた樹を発見、ジャスミンに似ているけど、違うらしい。なんていう花なんだろう？？
　オーガニックショップに立ち寄り、いつものいなげやにも立ち寄って、のんびり帰って来た。４時間余りのサイクリング。
　帰りの多摩川べりは、早くも夏の夜の匂いがしていた。
　今日も夕焼け空の雲がきれいだったよ。
　そして、まんまるの満月も。

大事にすることにつながる

　日野を走りながら、突然思った。
　好きな人に好きです、と自分の気持ちをことばにしてちゃんと伝えることは、相手を大切にすることにつながるんだ。
　そして、自分の気持ちも大事にしていることになる。
　私、今までちゃんと大切にしてきたかな。これからは大事にしよう。。。
　

雨空が明けて

　昨日の夜もぱらぱらきてたし、がっつり降った四日間。
　明けて、空のさわやかなこと。
　地上の植物たちも、洗われたように緑がきれいだし、みずみずしい（恵みの雨だね！）。
　すこし風も吹いていて、さわやかな朝じゃないの。