大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

「トモダチ作戦」の大成功シナリオは、「思いやり予算」の獲得?

2012-05-07 22:07:25 | 属国日本
こんにちは、千里です。


東日本大震災での米国の支援には、たいへん感謝しています。
彼らのおかげで物資輸送や行方不明者探しなどが迅速に進み、
被災者の大きな力になっていただいたことは、
たいへんありがたいことでした。


日本では、自衛隊の救援活動として、陸海空合わせて10万人以上の隊員が
参加したようですが、日本の抑止力を落とさないために、残りの自衛隊員は、
警戒監視にあたったということです。


一方米軍は、支援を「TOMODACHI(トモダチ)作戦」と銘打って、
陸、海、空、海兵隊の4軍で約1万6000人、航空機113機、
原子力空母「ロナルド・レーガン」を含む艦船12隻の規模で
支援しました。


さて、実際の現場でオペレーションしていただいた軍隊の方には、
これだけ大規模な支援を実施した理由は知らされていないかもしれませんが、
米国の本音は、ここにあるようです。


つまり、毎年在日米軍基地で働く宴会係マネジャーやバーテンダー、
ゴルフ場など米兵の娯楽のためのスタッフ、基地従業員の人件費として
「思いやり予算」約1400億円を日本が負担していました。

そして、ここ数年、国の財政状況を考えたとき、廃止を求める意見も
多くなってきており、継続しない方向性での検討もしていた状況です。


しかし、グッドタイミングで救いの手が指しのべられました。
東日本大震災の献身的な救援活動により、再度米国軍隊への
予算化が認めされることができるイベントが起こったのです。

案の定、「トモダチ作戦」の報奨金として、今後5年間、
1850億円の「思いやり予算」を実施することが決定しました。

(基地の駐留経費は、本来米国側が持つことが条件になってますが?)

※財政状況を考えれば、増やすのではなく、減らすのが当然ですが、
なぜか毎回増加しています!

この予算は、防衛省の予算から支払われるので、
今後自衛隊への人員削減や経費節約など、捻出しなければ
ならない項目が増加してくると思います。

また、それ以外でのびっくりが米国大使館の地代も10年間以上も
滞納していたということです。
すでに3年前のニュースですが、
まだまだ一般には認識されていない事実ですね。


赤坂の1等地1万3千平方メートルに立つ
米国大使館が年額たった250万円の地代値上げに難色を示して
不払いだというから驚きます。

通常であれば、値上げ分は支払わなくても、従来の地代分ぐらいは
支払うのが常識ですね。そう、常識は通用しないということは、
腹では、日本を子分としか思っていないようですね。


元国務副長官のリチャード・アーミテージさんによると、
米国のとって大事なのでは、どうも日本を守るための
米軍基地があるわけではないということです。

そう、「日本の人々が政府を通じて米軍基地の使用を認め、
米国の安全保障上の守備範囲を広げてくれるからだ」

思わずスベッタ発言をしています。(本音ですね!)

それもそのはず、米国の軍隊は、日本の基地から世界の紛争
地帯に出兵しているのですから、まさに日本の安全は二の次、
三の次で、日米安全保障条約って何それ?という程度の
ものなのでしょう。


だから、防衛大臣は、きちんと言う事をきく
田中さんでいいのですね。
(勝手に考えて行動してもらっては困るということです)


しかしながら、野田首相は、オバマ米大統領との4月30日
の会談で、日米同盟の深化を目指す方針で一致したと言います。

深化を目指すことはいいのですが、日本は憲法により、
集団的自衛権を行使できませんので、相手を助けることも
できません。

つまり、日米同盟は、対当な関係で成立しているわけではなく、
自衛隊を米軍の下部組織としてコントロールでき、さらに予算も
つけてくれるならば、こんなにおいしい国はない
ということですね。

しかし、肝心の戦力にはなりませんので、米国が戦争したければ、
勝手に戦争していただき、そろそろ日米軍事同盟から離れるときが
きていると思いますが、あなたはどう考えますか?



それでは、また。