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タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

早朝の古都ラン!

2023年11月03日 | 健康・スポーツ・生涯学習

京都旅行の話題も今日で最終回です。最後の京都話にもう少しお付き合いくださいね。ブログの記事としては時間が前後してしまうのですが、今日の話題はサンガ戦で祝勝会を行った翌日、10月29日(日)の早朝のできごとです。

祝勝会で祝杯をあげたのにいつも通り早朝に目覚めたボクは、「2泊するからチャンスはあるだろうな」と準備していったランニングスタイルに着替え、夜明け直後の「古都ラン」に出かけることにしました。京都の街を走るのは、もちろん人生初です。

朝6時に祇園四条にあるホテルを出発し、「朝食開始の7時までには帰ってくるよ」と女房に伝えて走り出した時には、ある程度の京都の地図は頭の中に入っていましたが、走るコースは決めていませんでした。「まぁなんとかなるでしょ、スマホもあるし」って感じです。

ホテルを出発し、まずはホテルからすぐにある八坂神社へと向かいます。まだ仄暗い景色の中でライトアップされた八坂神社はとてもきれいでした。ボクが走ったコースはGARMINのランニングウォッチとそれに連動したスマホに記録されますので、まずはそれをご覧いただきますね。

はい。こんなコース、全8kmの早朝古都ランのスタートです。ホテルを出発して、八坂神社のライトアップされた門を見ながらボクが次に向かったのは、平安神宮でした。

大きな赤い鳥居の周辺では、犬の散歩をする人やウォーキングをするご夫婦など、何人かの皆さんとすれ違いました。平安神宮は境内には入らずに「蹴上インクライン」に向かいます。ここは琵琶湖疎水を利用した日本最古の水力発電所として有名で、近くには京都市立動物園があります。

動物園の前の「巨大な輝き」と題された大きなオブジェと記念撮影。オレンジ色のシューズは、ボクが今履いている愛用の「HOKA」社製のランニングシューズです。ここから南禅寺に向かいます。

南禅寺の近くには名物の湯豆腐屋さんがたくさんありましたが、早朝ですからね。もちろんお店は開いていませんでした。この門をくぐって南禅寺の境内にお邪魔します。南禅寺に来たら絶対に見たい光景。それがこれです。

境内の中にある琵琶湖疎水の水路閣。このレンガ造りの光景は、まるでローマの遺跡のようです。いやぁ~いいなぁ、南禅寺。

こちらは南禅寺の三門です。かの有名な石川五右衛門が、歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の中で、南禅寺三門からの満開の桜の景色を愛でて言った名台詞「絶景かな、絶景かな」という言葉を思い出します。ここから、銀閣寺方向に向かう「哲学の道」へと走ります。

南禅寺からスポーツの名門校である東山中学・高校の前を通り、さらに永観堂の前を抜けると若王子神社があり、そこから「哲学の道」が始まります。琵琶湖疎水に沿って若王子神社と銀閣寺の間を結ぶ、約2kmに渡る散歩道。20世紀初期の哲学者である京都大学教授 西田幾太郎(きたろう)が、毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名付けられたと聞いています。

本当はこのまま「哲学の道」を銀閣寺まで走って…とも思ったのですが、女房には「1時間走ってくるよ」と言って出かけていたので、ここで引き返すことを決断しました。ここまでホテルから約5km。ここからはできるだけ寄り道をせずに戻らないと、7時からの朝食バイキング開始時間に間に合いません(まぁ間に合わなくても9時まで食べれるんですけどね)。

はい。帰りは大急ぎ。青蓮院から知恩院の山門の前を通り、八坂神社に戻ってきました。上の画像は知恩院です。なかなか見事です。このわずかな時間に、南禅寺と知恩院の2つの山門(三門)を見れたことはとてもヨカッタです。

無事に約束通りに7時前にホテルに着いて、ボクの約1時間の「早朝古都ラン」は終了しました。たった1時間、約8kmのランニングでしたが、ある意味2泊3日の京都への旅の中で、もっとも充実した時間だったように感じました。「京都を走る」っていいですね。チャンスがあったら、またぜひチャレンジしてみたいと思います。今回走ったのは洛東だったけど、次回は洛中や洛西も走ってみたいな。