わが家の裏(竹林の近く)には小さな家庭菜園があり、かれこれ25年あまりボクはここで夏野菜を育てています。まぁだいたい途中で草取りが嫌になって、8月の後半には草茫々になっちゃうんですけどね。なので、わが家では基本的に秋植えの野菜は作りません(笑)。1年に1回、夏野菜を作ったらそれでお終いというパターンなんですよ。
畑を耕すのは年に1回。近所の元農家のお爺ちゃんに毎年お願いしていて、時期が来ると(4月後半かな?)トラクターで耕してもらっていました。「お礼は缶ビールかお酒」というのが定番でした。
ただね。ここ数年は、ボクも悩んでいたんですよ。近所のお爺ちゃんも年々お年を召しています。もちろん今はお元気ですが、まぁ順番的にはボクよりも先にお亡くなりになるでしょう。彼からわが家の家庭菜園を耕してもらえるのは、永久に続くわけでは決してありません。もしわが家用にトラクター(耕運機)を購入するとしたら、常勤の仕事を止めて時間的な余裕があり、身体も元気で健康上の問題もない今がチャンスかも知れません。
「豆トラを買っちゃおうかなぁ?」でも「家庭菜園で野菜を作ってもどうせ元は取れないし、お爺ちゃんから耕してもらえなくなったら家庭菜園なんて止めればいいかな?」そんなことでこのところずっと悩んでいたんです。
そんなタイミングで、この4月にわが家では隣接&接続していた父が住んでいた古い家を解体しましてね。解体後の跡地にかなり広い土地が生まれたのですよ。そこを畑にするか?…ってことも考えたわけです。
で、買っちゃいました。ご覧のような豆トラです。ボクにとっては人生初の豆トラ購入です。新車ですからお値段もけっこうしました。既に年金生活者(アルバイトはしてるけど)のボクにとっては、大きな買い物です。値段はマーチンD-12E(ギターです)と同じくらいかな?欲しかったギターよりも、トラクターを優先してしまいました。
さて、この豆トラの購入で、ボクの生活はどのように変化するでしょうか?また追々ブログでも紹介していきたいと思います。今はとりあえず、竹林脇の畑を少し広げる作業に取り組んでいます。解体後の荒れ地の耕耘も、少しずつ始めました。