タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

「木の芽」は全国区じゃないの? & 4月のブログインデックス

2022年04月30日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

先日タケノコをあげた職場の同僚から、「山で採ってきたんだけど食べる?」と山菜をいただきました。いただいたのは「木の芽」と「あずきな」です。早速夕食時に、軽くゆがいていただきました。

こちら「木の芽」です。軽く茹でたところに鶏卵を落とし、醤油をかけていただきました。あぁこの苦みと野趣溢れた香り。酒のつまみに最高ですね。今回いただいたのは、栃尾の「景虎」。冷やが美味い!

ところで、さっきgoogleで検索をかけて驚いたんですが、「木の芽」って全国区じゃないんですね。ボクらにとって「木の芽」とは「アケビの新芽」のことで、それが常識です。だけど、どうやら全国的には「木の芽」っていうのは「山椒の若芽」を指すみたいです。あぁビックリした。そういえば、新潟県内で言う「アナゴ」と全国的に言う「アナゴ」が、まったく違う魚だったことを思い出しました。こういうことって、いろいろなジャンルであるんですかね?ちょっと調べてみようかな?

さて、今日で4月が終わりますので、4月に更新した「タケ・タケ・エヴリバディ!」の記事一覧を整理しておきます。お気に召した記事があったら、再度お読みください。

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竹林に咲く花といえばこれ!

2022年04月29日 | 竹と生きる

ボクは63年前にこの世に生を受けてからから、大学時代の4年間と単身赴任生活時代を除くと人生のほぼすべてを、今生活している新潟県長岡市の郊外(いわゆる片田舎)に住んでいます。そのボクが物心ついた時からずっと、わが家の裏の竹林には竹が生えており、この時期には収穫したタケノコを賞味しているわけです。これって当たり前のように感じるけど、ある意味すごいことだな…と思います。

農家の人たちなんかも「先祖代々受け継いできた田んぼで米を作り続けている」って方がたくさんいらっしゃるんだろうけど、まさに「米と共に生きる」って感じですよね。ならばボクは「竹と共に生きる」って感じでしょうか?(笑)

そんな「竹と共に生きてきた」ボクは、毎年この時期にわが家の竹林の中で咲く可憐な花も見続けています。それがこれ、この花です。

白を基調とした花びらに紫や黄色が混じり、とてもキレイな花です。アップにするとこんな感じです。

ボクは子どもの頃に「花瓶にこの花を飾ったらキレイだろうな」と考えて、切り花にして家に持ち込んだことがあるのですが、すぐに「この花は切り花には向かない」ということを学習しました。花瓶に挿してもこの花はすぐに枯れてしまうっていうことを、幼い頃から経験して知識として身に付けたわけです。学校では教えてくれない知識ですよね。「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」という俳句がありますが、まさにこの句の通り。レンゲソウではないですけどね。

成人して随分経ってから、この花の名が「ヒメシャガ」だということを知りました。ヒメシャガは日本特産の多年草で、山地の森林にある岩場や急斜面に見られるそうです。草丈は低く、葉が薄くて光沢はなく、冬には地上部が枯れるようです。短く横に這う根茎があり、多数のひげ根が生えていて、初夏に葉の間から斜めに花茎を伸ばし、先端近くに数輪の花を咲かせます。

さっきネットで検索したら、このヒメシャガの株も通販サイトで取り引きされているんですね。確かに自宅の庭先でこの花が毎年咲いたらキレイでしょうね。だけどボクにとってやっぱりこの花は、今までもこれからも「竹林の中で咲く花」だと思います。

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焼きタケノコ

2022年04月28日 | 竹と生きる

昨日は平日でしたが、アルビレックス新潟のホームゲームが今年初のナイトゲームで開催されるってことで、仕事を早く切り上げて女房とビッグスワンに出かけました。試合の結果や観戦の様子はこちらをご覧いただくことにして、ボクがこちらのブログで取り上げたいのは、Eゲート前広場に出店されていたこのお店についてです。

はい、Eゲート前広場の一番端っこ、縁和屋さんのブースに「たけのこ(栄養の宝庫)」という幟(のぼり)が立っていました。さらにそのバックには「旬の味覚」「田上名産」「たけのこ」の文字です。田上町がタケノコの名産地であることはもちろん知っていましたが、「タケノコってビッグスワンのEゲート前広場で売るようなものか??」っていうのが、ボクの正直な感想でした。

「いったいどんな感じでタケノコを売っているんだろう??」っいう興味に基づき、ちょっとお店(キッチンカー)の内部を覗いてみました。

すると鉄板の上に、食べやすい大きさに切られた茹でたタケノコが並んでいました。お客さんたちはこのタケノコを、まるでクレープを買う女子高生のように、食べながら談笑していました。

まぁわが家でもタケノコの最盛期に家族や仲間とでBBQをする時に、タケノコを焼いて食べたことはあるけど、なるほどねぇ。これが商売になるんですね。タケノコの活用法として、大きなヒントをいただいた気がしました。これから各地でBBQの季節です。GWに家族や仲間と一緒に、BBQを予定している人も多いんじゃないかな?わが家もそうです。この連休中に、早速挑戦してみたいと思います。

 

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こうやって、考える。

2022年04月26日 | 読みました!見ました!

外山滋比古氏の「こうやって、考える。」を読了しました。出版元はPHP研究所です。今回も図書館から借りて読みました。

著者の外山滋比古氏と言えば、「思考の整理学」がベストセラーになった英文学者でお茶の水女子大名誉教授でした。「でした」と過去形にしたのは、一昨年に96歳でお亡くなりになっているからです。専門の英文学のほか日本語論や教育論でも活躍。著書も多く、1983年の著書「思考の整理学」は独自の発想と洞察でアイデアを熟成させる大切さなどをつづり、ロングセラーになりました。

ボクが今回読んだ「こうやって、考える。」は、外山滋比古氏の21の著書から引用された、150の短文によって構成されています。外山滋比古氏の名言がギュッと凝縮されたような一冊。どこをどう切り取っても為になる一冊です。

例えば、こんな一文があります。

『失敗からセレンディピティを得る』

人間は、少しあまのじやくに出来ているらしい。一生懸命ですることより、軽い気持ちですることの方が、うまく行くことがある。なによりおもしろい。このおもしろさというのが、化学的反応である。化学的なことは、失敗が多い。しかし、その失敗の中に新しいことがひそんでいることがあって、それがセレンディピティ(思いがけないことを発見する力)につながる。セレンディピティは失敗、間違いの異名である。

「セレンディピティ」という「思いがけないことを発見する力」という意味の言葉も新しい知識としてボクはこの本で初めて出会ったし、「一生懸命よりも軽い気持ちの方が上手くいくことがある」というのも大いに納得できます。そして「失敗の中に新しいことが潜んでいる」というのにも大きく頷きました。わずか200文字ほどの短い文章の中に、「人生の教訓」みたいな真理があるわけですよ。そんな短文の名言が150も詰まった本なのです。

なんかこの本を手元に置いていつでもペラペラっとめくって読む習慣を付けると、自分の知的レベルが上向上するだろうなと思いました。間違いなく「いいこと」がたくさん書いてある本です。あとはそれを自分の実践、自分の習慣にできるかなんだろうな。「人生を二毛作化する」とか「朝食前の時間を使う」とか、自分なりに既に考えて実行していることを見つけると嬉しくなっちゃいました。

買っていつも手元に置いて繰り返し読むか?いや、やっぱりそれほどでもないかな?

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タケノコ豊作!

2022年04月25日 | 竹と生きる

巷で囁かれる「タケノコ豊作隔年説」の通り、昨年は不作だったタケノコが今年は豊作の気配です。ここ1週間のボクの毎朝の日課は、早朝の裏の竹林の様子を見に行き、タケノコを収穫することです。それでも先週は日に1・2本だったのですが、いよいよ本格シーズン到来です。

今日はコンテナを竹林に持っていき、ご覧のように結構たくさん収穫いたしました。さすがにわが家の冷蔵庫には、一昨日に収穫したタケノコを水煮して調理前のモノがありますので、収穫したタケノコは職場の同僚にお裾分けです。

職場の皆さんは喜んで持って帰りましたが、タケノコって意外に下処理する(茹でる)のが面倒くさいんですよね。「週の初めから面倒くさいモノをもらってきて!」なんて奥さんに叱られている人がいるんじゃないかと、少し心配しています。

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