タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

朽ちないサクラ(映画)

2024年06月27日 | 読みました!見ました!

杉咲花が主演の映画「朽ちないサクラ」を見てきました。柚月裕子による警察ミステリー小説の映画化。杉咲演じる県警の広報職員が、親友の変死事件の謎を独自に調査する中で、事件の真相と公安警察の存在に迫っていくサスペンスミステリーです。

ボクはこの原作を、ちょうど1年ほど前に読んでいましてね。まぁ「柚月裕子の小説にハズレなし」って感じで夢中になり、続編の「月下のサクラ」も一気に読了した記憶があります。確か、ブログの記事にもしていましたよね。ありました、ありました。

 

朽ちないサクラ - タケ・タケ・エヴリバディ!

柚月裕子さんの「朽ちないサクラ(徳間書店)」を読了しました。実は半分以上は岡山からの帰路の新幹線の中で読んでいましたので、残りを一気に今日(2日)読んだって感じ...

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月下のサクラ - タケ・タケ・エヴリバディ!

柚月裕子さんの「月下のサクラ(徳間書店)」を読了しました。言わずと知れた、数日前に読み終えた「朽ちないサクラ」の続編です。2021年に発売された本なので、図書館の予...

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ストーリーは、こんな感じです。

たび重なるストーカー被害を受けていた愛知県平井市在住の女子大生が、神社の長男に殺害された。女子大生からの被害届の受理を先延ばしにした警察が、その間に慰安旅行に行っていたことが地元新聞のスクープ記事で明らかになる。県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が記事にしたと疑うが、身の潔白を証明しようとした千佳は一週間後に変死体で発見される。後悔の念に突き動かされた泉は、捜査する立場にないにもかかわらず、千佳を殺した犯人を自らの手で捕まえることを誓うが……。

いやぁ〜原作の小説を読んでいて、内容をある程度知っていても面白かったです。警察、公安、報道、カルト宗教の暗部を描く重厚ミステリーって感じ。渋めながら複雑な構造のストーリーは見応え十分でした。やはり見どころは終盤の杉咲花と安田顕による静かなるバチバチなやり取りかな。タイトル「朽ちないサクラ」の回収もお見事でしたし、作品全体に繰り返し使われた満開の桜の映像も効果的でした。「大義の為の犠牲、それは正義なのか?」と視聴者に投げかけられたテーマも、重厚で考えさせられました。

主人公を演じた杉咲花のほか、安田顕、萩原利久、豊原功補らの俳優陣が、とてもいい味を出していた映画でした。続編の「月下のサクラ」も映画化してほしいな。

それにしても、最近は見たい映画が多くて困ります。テレビドラマで放送されてボクが大好きな「おいハンサム!!」、もうすぐ封切られる「キングダム:大将軍の帰還」や「長岡花火物語」。この夏は、映画も楽しみたいと思います。

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花桃実桃(中島京子)

2024年06月26日 | 読みました!見ました!

中島京子さんの「花桃実桃」を読了しました。先日のこと、長岡市の中央図書館の映画会に行った時に、「自由にお持ち帰りください」って感じで「図書館の窓から」という広報誌が置いてあったのですが、その中で紹介されていたのがこの「花桃実桃」でした。作者は直木賞作家の中島京子さんです。

父親が遺したアパート「花桃館(はなももかん)」に入居しているのは、ひと癖ある住人ばかり。その花桃館を相続することになった花村茜は、大家としてそこで暮らすことになります。住人達と奇妙な毎日を過ごす中で、悩みながらも次第にやりがいを感じていく茜の姿に、清々しさを感じる1冊です。(「図書館の窓から」より)

主人公の花村茜は40過ぎ独身女性。個性あふれるアパート住人との日々を描くこの小説は、大きな事件が起きるわけではないけれど、 クスッと笑ったり、ドキッとしたり、ほんわかとしたりして読み終えました。昭和の香り漂うアパート「花桃館」の住人は、ウクレレをかき鳴らす青年や、韋駄天のように走る老女など、揃いも揃ってへんてこな人たちばかり。「ほんとうに味のある人だよ」と周りから評価される主人公の茜さんですが、彼女自身も昔は「袴みたいなスカート穿いて、眉剃ってた」という元ヤンキー。なかなか魅力的な女性だな…と思いました。

素っ頓狂な行動に出る茜さんに目を丸くしたり、くすくす笑ったりするうちに、気持ちが軽くなって、ボクらの人生の後半戦もけっこう面白かもしれないぞ、と思えてきました。そんな「穏やかな効き目」を感じられる作品です。映画化されたらきっと面白そうです。この役はこの役者さんが似合いそうだな…なんてことを楽しく想像しながら読みました。

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人生観が変わる「レバニラ炒め」!

2024年06月25日 | 食いしん坊バンザイ

「長岡市の越路地域(旧・越路町)の来迎寺駅前に、『すごいレバニラ炒め』を食べさせてくれる中華料理屋がある」っていう噂は、以前から何度か耳にしていたんですよ。「食べに行きたいなぁ…」っていう気持ちはあったのですが、ウチの女房はそれ系の料理があまり得意なタイプではないので、1人で食事をする必然性が訪れるチャンスを伺っていたんです。

先日のこと。女房が「昔の職場の同僚と食事会なんで、夕食は各自でね」ってことでチャンス到来。行ってきました。来迎寺駅前の中華ダイニング「多礼(たれ)」です。

外観はどうってことのないお店なんですけどね。「当店イチオシ」「オススメ」「メチャ旨」という、「こしじポークの厚切りレバニラ炒め定食」が運ばれてきた時には、ぶっ飛びましたよ。これです!

普通のレバニラ炒めって、食べやすいように細かく(薄く)切ったレバーが、ニラやモヤシと一緒に炒められているっていうイメージじゃないですか?まぁ食材としての「レバー」はクセがありますからね。うちの女房もそうだけど「レバーはちょっと苦手」という人は少なくありません。

ところがどうですか。こちらのお店の「レバニラ炒め」は、でっかく分厚いレバーの塊が、ドーンと5つも入っています。一塊のレバーの大きさはまさに規格外。こんなでっかいレバー、調理前の状態でも見たことがありません。

しかし、ビックリしたのは見た目だけではありませんでした。一口ガブリとレバーに齧りついて、ボクの「レバニラ炒め」に対するイメージは変わりました。いや、それどころではない。ボクが65年間生きてきて構築された人生観が変わりました。レバーってこんなに美味いんだ!甘いんだ!柔らかいんだ!人生で初めて口いっぱいに頬張ったレバーの味を、ボクは味わい尽くしました。この感動!伝わりますかねぇ…。

どうやら、材料に使っている「レバー」に秘密があるらしいです。地場産の「こしじポーク」についての解説書が、ラミネート加工されてメニューと一緒に置いてあったので、ちょっと読んでみました。

うま味成分、甘味成分、BACC(必須アミノ酸のバリン・ロイシン・イソロイシン)の量ともに、一般の国産豚の1.5倍〜3倍も含まれているんだそうですよ。しかも飼料には、地元の岩塚製菓の米生地が配合されているのだそうです。なるほどねぇ。素材も違うし、新鮮さも違うんですね。いやぁ〜ビックリしました。そしてその美味しさに感動しました。

はい。もちろん、完食です。超美味しかったです。お値段は税込み1100円。味もボリュームも値段も、十分満足しました。また来るぞー!今度はレバーが苦手な女房も連れてこようかな。

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マンモスのビール

2024年06月24日 | 食いしん坊バンザイ

ビール好きのわが家なのですが、経済的な理由からビールを飲むのは「毎週金曜日」と「アルビレックスが勝利をあげた日」に決めており、その他の日は発泡酒(サッポロの「麦とホップ」です)を飲むことになっています。

そんなわが家ですので、「ビールを飲む日」にはその選択にかなり気合が入ります。最近は「いかに安くて美味いクラフトビールを選ぶか?」というのが、ボクの重要なミッションになっています。

ここ数ヶ月、わが家で密かなブームが起きているのが、この2種類の「マンモスのビール」です。

「インドの青鬼」や「よなよなエール」でお馴染みの、長野県のクラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」社の「クラフトザウルス」です。赤い缶が「Pale Ale」、緑の缶が「Black IPA」。赤と緑って、「キツネとタヌキ」「蓮舫と百合子」みたいですね(笑)。

まずは「赤いPale Ale」、わが家では女房が大好きなビールです。メーカーのHPには、「クラフトザウルスブランドのフラッグシップ。軽井沢の気候やライフスタイルに合う理想のペールエールをイメージして設計しました。グレープフルーツを思わせる鮮烈なホップ香とさわやかな苦み。モルトの甘味がバランス良く、上品でありながらも先進的な印象を持つペールエールに仕上げています。」と書いてありました。フルーティーな香りと爽やかな苦味が、なんとも魅力的なビールです。

こちらは「緑のBlack IPA」、わが家ではボクのお気に入りです。HPには「一般的な黒ビールは麦芽の香ばしい香りや味わいが特徴的ですが、ホップの個性を際立たせるために、麦の殻を取り除いた「Carafa Special」というロースト麦芽を使用し、あえて麦芽の香りを抑えています。見た目は黒ビールのようですが、一口飲めば鮮やかなホップの香りが鼻腔を満たし、後からほろ苦い味わいが感じられます。」とありました。実はボク、あまり黒ビールって得意ではなくて、お店でいただく時には「Harf & Harf」を注文することが多いのですが、この「Black IPA」は別格ですね。最高の美味さです。

まさに「クラフトビールの異次元体験」。この「マンモスのビール」シリーズ、わが家でのブームはもうしばらく続きそうです。って思っていたら、なんと!このシリーズにもう1匹のマンモスが登場しました。

黄色いマンモスの「Brut IPA」だそうです。これも早急に試してみなきゃな。

【追記】…と、ここまでこの記事を書いてきて、自分の頭の中に何か引っかかるものを感じていたんですよ。あれ?何だろう?ブログの検索機能を使って調べてみたらわかりました。ボクはこの黄色いマンモスのビールを、一年前に飲んでいましたよ。

 

恐竜のビール - タケ・タケ・エヴリバディ!

久しぶりにアルビレックスが勝利した(天皇杯:レイラック滋賀戦)ので、お祝いにビールで祝杯をあげました。わが家のルールで「いつもは発泡酒」「ビールを飲むのは週末の...

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これをすっかり忘れていて1年後に同じようなブログ記事を書くなんて、脳が老化して記憶力が減退し、認知症が進んでいるのではないか?って心配になってきます。まぁこういう状況の人間が書いているブログですので、皆さんも適当な気持ちでお読みくださいね。(笑)

 

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夏季市民卓球大会に参加してきました!

2024年06月23日 | 健康・スポーツ・生涯学習

昨日(22日・土)はアルビレックスのナイトゲームで、終了間際の失点で勝利を逃して傷心の帰宅をいたしました。昨日のビッグスワンはお客さんが多かったので、駐車場から出るのも一苦労。ようやく高速道路に乗って自宅に着いたのは午後10時半を回っていました。身も心も疲れ果てたって感じでした。

実は翌日の今日(23日・日)は卓球大会だったんですよ。長岡市民体育館で開催される夏季市民卓球大会です。昨日のアルビのゲームのショックを引きずりながら「今日はダメだろうな…」なんて思いながら、大会会場に8時前に到着しました。雨も降っていたし、日曜の朝の恒例「おはようマラソン」はお休みです。

今回の大会は、年齢別カテゴリーの幅が大きくなった(去年までは「50歳以上の部」と「65歳以上の部」があったのですが、今年は「50歳以上は一括り」になりました)代わりに、自己申告による「Aクラス」と「Bクラス」が設定されました。つまり、いろいろな卓球ニーズ(「より高いレベルで切磋琢磨したい人」にも「楽しく卓球を楽しみたい人」にも)に対応できる大会運営になったというわけです。

申し込みをする時にちょっと悩んだのですが、今回ボクは「Aクラス」にエントリーしたのです。だけど、今日大会会場で組合わせを見た時に、「あぁ…やっぱりBクラスにしておけばよかった」と後悔しました。予選の4人リーグのメンバーは、元県チャンピオンのOさんをはじめ、錚々たるメンバー。「こりゃぁ下手をすると全敗かもな」と覚悟を決めました。アルビのショックもあり、テンション下がりまくりです。

ところがね。リーグ戦の初戦でOさんと対戦したボクは結構調子が良く、2-3で破れはしたものの2セットを奪う大善戦。「八百政さん、やるじゃん?どうしたの?」と余裕綽々でボクに話しかけてきた次の対戦相手は、高校の卓球部の後輩でボクが超苦手としているIくんです。ところがいつもは分が悪いIくんを3-1で破ると、調子にのったボクは「爆弾サービス」の魔術師・Sさんにも勝利。予選リーグを2位で通過して上位(予選1・2位)トーナメントに進出しました。自分でもびっくり!

トーナメント戦は1回戦を勝利しましたが、さすがにそこから先は強豪を相手に玉砕。Best8という結果に終わりました。でもまぁ「Aクラス」でそこそこ戦えたことに、ボクとしては満足しています。そして卓球三昧の充実した1日を過ごすことができた幸せを、十分に感じています。結局、自分のゲームが終了後も決勝戦まで試合を観戦し、卓球協会の仲間と一緒に会場の後片付けを最後まで行い、さっき帰宅したところです。このブログ更新の後は、夕食時に美味しいビールをいただきます。あぁ幸せ。アルビの川崎戦のショックも少し癒えました。


ボクは元々「趣味は卓球」の人生を送ってきているのですが、50代後半から「趣味はランニング」という世界にも足を突っ込んでいます。実は最近、なんかマラソンの練習をしていることが、ボクの卓球人生にもいい影響を与えている感じがしているんですよ。これについては、また機会があったら書きたいと思っています。

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