ちょっと古い話になるんですが、先週の金曜日に新潟市西蒲区にある日帰り温泉施設、「福寿温泉『じょんのび館』」に行ってきました。春になり、今年のボクの「日帰り温泉巡り」も本格的に再開です。先週の西蒲区はちょうど桜が満開で、少しの風で花びらが舞い散るタイミングでした。いい風情でしたよ。
旧・巻町にあるこの「じょんのび館」。「じょんのび」というのは、新潟地方の方言で「ゆったり、のんびり」という意味です。 柏崎市の高柳地区にも「じょんのび温泉・楽寿の湯 」という日帰り温泉がありましたね。ネーミングが被っています。(笑)
ここらあたりは角田山の麓で、「ほたるの里」として有名な場所みたいですね。この「じょんのび館」に入ると、フロントの左手側に地元産のお土産品がたくさん並んでいました。イメージ的には「新潟市西蒲区」ではなく、「西蒲原郡巻町」って感じです。
温泉は「源氏蛍の湯」と「平家蛍の湯」とネーミングされていました。さすが「ほたるの里」ですね。ボクが行った日には男湯が「源氏蛍の湯」でした。日によって交替するみたいです。
さて、肝心の温泉のお湯ですが、アルカリ性が強い塩化物泉です。pH9.1ですから、県内の温泉の中でも最もアルカリが強い部類ですね。保温効果が強く湯冷めしにくいお湯で、美肌効果も強いです。源泉の温度は46.8℃。言うことなし。
ここから先は撮影禁止なので、館内の表示やパンフレットで紹介しますね。館内にはこんな大きな施設の紹介ボードが設置されていました。
「森のサウナ」と「スチームサウナ」という2つのサウナもあり、サウナ好きにも嬉しい施設です。ボクは普段はサウナは利用しないのですが、気持ちよさそうなので「森のサウナ」に入ってみました。いやぁ〜サウナもなかなかいいですね。気持ちよかったです。2回も入っちゃいました。
長い階段を降りたところにある、「かくれ湯」の露天風呂もヨカッタですよ。ほぼ貸切状態で、のんびりと楽しませてもらいました。
はい。こちらが「じょんのび館」のパンフレットです。やっぱり「サウナ」が前面にPRされていました。「角田山の天然水」を使ったサウナ後の水風呂もこちらの温泉の「ウリ」みたいです。ボクもサウナに入った後で少しだけ水風呂に触れたのですが、年齢を考えて「心臓マヒを起こしたらエライことだ!」と考えて、自粛しました。
館内にはウッディーな雰囲気の「じょんのび食堂」もあり、地元産の食材を使った料理を提供していました。
ここにも「サウナ飯」なんていうメニューがあり、「サウナ好き」をターゲットしにした集客を行っていることがよくわかりました。「熱波師登場!」みたいなポスターも掲示されていましたよ。
サウナに関連する書籍も充実していて、自由に読むことができるようになっていました。サウナの本ってたくさんあるんですね。「サウナ道」を「サ道」っていうのも初めて知りました。
帰りにボクの目を引いたのは、みやげ物エリアの中の「ビールとお酒のコーナー」です。新潟県の地ビールとして有名な「エチゴビール」の総ラインナップをはじめ、西蒲区界隈の酒蔵の日本酒もズラリと揃っており、見ているだけでも楽しかったです。
新潟市西蒲区(旧・巻町)の福寿温泉「じょんのび館」。なかなかいいところですよ。オススメです。