タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

ゆとりですがなにか

2023年11月10日 | 読みました!見ました!

女房が友達と飲み会で、長岡駅近くのお店まで送り迎えをすることになりました。6時半前に送っていって、9時過ぎに迎えに行くパターンです。バスの便はあまり本数がなく駅から離れているわが家ですので、互いの協力関係を良好にしておかないとボクが飲み会の時に困ってしまうわけです。タクシーの深夜料金で1次会の会費並みのお金を使うのはもったいないですからね。

女房を送ってから夕食にどこかラーメンでも食べて、本屋で時間潰しをして迎えに行ってもいいし、いったん自宅に戻ってから出直すという選択肢もあったのですが、ボクがチョイスしたのは「そうだ!映画に行こう!」でした。

はい。時間的にビンゴだったのがこの映画、「ゆとりですがなにか」です。

「ゆとりですがなにか」がテレビに登場したのは、2016年。日本テレビ系「日曜ドラマ」枠です。主演は岡田将生。宮藤官九郎のオリジナル脚本をドラマ化した作品です。「ゆとり第一世代」にあたる、アラサー世代の青年たちが、社会問題や恋愛に直面し葛藤する姿を描きました。今回の映画はその続編です。


「野心も競争意識も協調性もない」と揶揄(やゆ)されてきた「ゆとり世代」の男たちも30代半ばに差しかかり、それぞれ人生の岐路に立たされていた。夫婦仲も家業の酒屋もうまくいかない坂間正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路一豊(松坂桃李)、中国での事業に失敗して帰国したフリーターの道上まりぶ(柳楽優弥)。働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化など新しい時代の波が押し寄せる中、ゆとりのない日々を過ごしながらも懸命に生きる彼らだったが……。


安藤サクラ、仲野太賀、吉田鋼太郎ら、テレビ版でおなじみのキャストが再結集し、テレビ版に続いて宮藤官九郎が脚本を手がけた映画です。

いやあ~、単純に面白かったですね。感動や心にグッと迫るってことはないけど、気楽に大笑いしながら2時間弱を映画館で楽しみました。これぞエンタメって感じの映画。日常を忘れて楽しめましたよ。そんな中にも今の日本の社会問題が出てくるところが、さすが宮藤官九郎です。そして安藤サクラはやっぱりすごい女優だな。

2時間弱をしっかり1人で楽しんで、女房の迎えにもしっかり間に合って(女房の友達までしっかり自宅に送り届けて点数稼ぎ。これでボクの忘年会も安心だ!)、「めでたし、めでたし」でしたとさ。

コメント (2)
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