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タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

麗しき兄妹の姿(笑)

2025年05月09日 | 孫育て

毎日、保育園帰りの15時半にわが家にやってくる2人の孫。保育園年長組の兄の、今のマイブームはピアノです。ピアノを習っているわけではないのですが、保育園で習った歌のメロディや慣れ親しんだディズニーの曲などを、自分で音を探しながら弾いていく楽しさに目覚めたようです。

このところわが家に来ると、すぐに「ピアノを弾く!」と言って2階に上がり、電子ピアノに向かって夢中になって弾いています。「おぉ!この子は音楽の才能があるかも?」なんて、ジジとババは微笑ましく見守っているのですよ。

そんな兄の姿を見てじっとしていられないのが、1歳になったばかりの妹です。まだお喋りもできないのに「アー」「ウー」と自己表現をしながら、階段を登って2階に上がろうとします。階段は危ないので後ろをついていき、兄のいる電子ピアノの部屋に入るとこの通り。

なんとまぁ微笑ましい後ろ姿ですよね。「アタチもやるわ」とばかり(おしゃべりはできませんが)、精一杯背伸びをして鍵盤に手を伸ばす姿に、ボクらはホッコリしてしまいます。

一丁前にピアノを弾いている気になっている妹ですが、行為だけを考えれば兄にとっては「邪魔」以外の何物でもありません。一生懸命に音を拾っているのに、低音部から不協和音が響いてくるわけですからね。だけどお兄ちゃんは偉いです。決して妹を邪険にせず、かまってやりながら自分自身のやりたいこと(拾い弾き)も続けています。

考えてみれば、5歳近くまで一人っ子として親や祖父母の愛情を独り占めにしてきた兄にとって、突如現れた妹の存在は時には鬱陶しく感じることもあって然るべきです。「きっと我慢していることもあるんだろうなぁ…」「寂しい思いもしているんだろうなぁ…」と、ジジとババは思っています。まぁそれ以上に「妹が可愛い」という気持ちが強いんでしょうけどね。

そんな孫たちの姿を頼もしく微笑ましく眺めながら、ジジとババは「兄ちゃん、頑張れ!応援しているぞ!」とエールを送っています。


食べる宝石「琥珀糖」づくり!

2025年04月24日 | 孫育て

保育園帰りの夕方の時間帯の、5歳の孫との「科学実験遊び」シリーズ。「できれば週に1回は何か楽しいことをやりたいな」…ってことで、ジジはいろいろ工夫しております。今回は「”重さ”や”かさ”を量る」っていう経験を孫にさせることも視野に入れ、「琥珀糖づくり」に挑戦しました。

まずは材料の計測です。最初は「重さ」です。砂糖を300g。ハカリを初めて使う孫に、使い方や容器の重さと砂糖の重さの関係などを説明しましたが、これをしっかり理解できるようになるのはもう少し後のようです。まぁいいでしょう。

続いて水を200ml。今度は「かさ」です。「この線のところまでだよ」と、計量カップの使い方を教えました。粉寒天は4g。今度はまた「重さ」です。なかなか難しいぞ。まぁ5歳児が相手ですから、あまり細かいことは言いません。人生初の経験ですから、楽しくね。

水に粉寒天を入れて沸騰させ、さらに砂糖を加えます。焦げ付かないようにしっかりかき混ぜながらね。全部溶けたら容器に入れて、食用色素で色付けをします。食用色素は赤・青・黄の3色。グラデーションができるように竹串でかき混ぜます。

はい。1日目はここまで。ババと1歳の妹も一緒に記念撮影です。ここから先は翌日の作業になります。

固まったゼリー状の「琥珀糖」を切り分けます。

あら、きれいです。宝石のような「琥珀糖」が完成間近です。さらに2日間を経過させると、ゼリー状の「琥珀糖」が固くなりました。

はい。完成です。美味しそうでキレイな「琥珀糖」のできがあり。もちろん甘くて、とても美味しかったですよ。


あずかる孫が2人になりました!

2025年04月15日 | 孫育て

隣町に住む娘一家のこと。下の孫(女児)が1歳になり、3月いっぱいで育児休業を終えた娘は4月から職場復帰をしました。と同時に5歳の兄は年長組になり、1歳の妹は初めての保育園です。新年度、みんなの生活スタイルが変わりました。

今まで「保育園に妻が上の孫を迎えに行って夕方までわが家で過ごす」というスタイルだったわが家の生活様式も、「保育園に2人を迎えに行って夕方まで面倒を見る」というスタイルに変わりました。わが家で夕方にあずかる孫が1人から2人に増えた…というわけです。もちろんボクも、あまり戦力にならないながらも、孫育てには少なからず関与しております。

まぁ、こんな3人(妻と2人の孫)の姿を見ていると、「あぁ…幸せだなぁ…」と幸福感で胸がいっぱいになります。「この子たちが大きくなるまで長生きするぞ」「結婚式にも出たいなぁ…」なんて思っちゃうわけですよ。まぁ下の孫はいつもこんなにおとなしいわけではなく、おもちゃをあたり構わず投げ散らかす…なんてことも当然あるんですけどね。

どうしてもボクらジジ&ババは下の子の方にばかり注意力がいきがちになりので、ボクら夫婦である程度役割分担を決めることにしました。孫たちがわが家で過ごす時間の中の一定時間はボクが兄の方を担当し、彼の知的好奇心をくすぐるよう、科学実験あそびなんかを一緒に楽しむようにしているんですよ。これはこれまでのブログの記事でも紹介してきましたね。こことかこことかここね。

あと1日5分くらいは、算数の勉強もしています。まぁあんまり無理やりさせて勉強が嫌いになっても困るので、適当にヤワヤワやってます(笑)。今は「お金の勉強」ですかね。

でも、やっぱり兄妹で一緒に遊ぶのが楽しいみたいです。気候も良くなってきたので外遊びもたくさんさせたいのですが、なんたってわが家は現在、古い家を解体中。作業の場所に近づかせないように、気を遣っています。

4月も半月が経ち、新しい生活のペースにもようやく慣れてきました。兄は来年から小学校にあがるので、学校帰りに学童保育に行くことになります。なので兄妹2人をあずかるのは、今年度が最初で最後になる予定です。ボクたちなりに楽しみながら、精一杯孫育てをしたいと思っています。


浮き上がる液体の泡

2025年04月04日 | 孫育て

春休みの「孫との科学実験遊びシリーズ」ってことで、水と油が分離する特性を使った不思議な実験を行いました。まずは、この画像をどうぞ。

着色した青色の水の底からブクブクと青色の泡が湧き上がり、油(サラダオイル)の中を幻想的に浮き上がってくるという、視覚的にも美しくとても神秘的な実験です。もちろんネタ本がありましたね。ボクが図書館で借りていた何冊かの科学実験本は、延長した貸出期限も過ぎてしまったので返却し、その中からわが家に役立ちそうな本を2冊、amazonで購入いたしたましたよ。

この2冊のネタ本があれば、しばらくは孫と一緒に「科学実験遊び」を楽しめそうです。面白そうな実験が、たくさんあるんですよ。1冊2000円近くしたのでちょっと出費は痛かった(支払いはこれから)ですが、孫のためにジジイは奮発しました。

今回の実験で準備したものは、水、サラダオイル、食用色素、クエン酸、重曹。あとはワイングラスなど容器が3つです。まずは食用色素で青色に色付けた水に、少量(小さじ半分)の粉末クエン酸を入れ、さらにサラダオイルを注ぎます。水と油は分離しますから、ワイングラスの中には「着色された青色の水」と「透明の油」の二層ができあがります。クエン酸は水の底に沈んでいます。

そこに粉末の重曹(小さじ半分)を投入します。するとあら不思議。

色水の底でクエン酸と重曹が反応し、二酸化炭素が発生し泡ができます。いやぁ〜こんなに上手くいくとは思わなかった。孫も大喜びです。「わぁ〜すごい!」大興奮です。

泡の中身は気体の二酸化炭素ですから、当然水よりも油よりも軽いので、上に浮いていきます。ですが、二酸化炭素の周りには着色された水が付いていますから、まるで着色された水の泡が浮き上がってくるように見えるのです。

「他の色でもやりたーい!」ってことで、黄色と赤の食用色素でも同様の実験を行いました。1回目の時よりも、孫が1人で実験をする部分を多くしました。「ビー玉を入れたらキレイかも?」なんていう遊び心も発揮しながら、楽しい実験が進みました。

食用色素って、なかなかいいですね。鮮やかな色付けができて、いろいろな場面で使えそうです。まるで美味しそうなカクテルみたいです。

はい。今回の実験材料が勢揃いです。クエン酸はもちろん食用なので、実は孫にちょっと舐めさせてみたんですよ。これも大事な体験だと思ってね。もちろん、ボクが舐めて見せてからね。そしたら予想以上に酸っぱかったらしく、「べぇ〜」って吐き出して何度もうがいをする羽目に陥りました。それを見ていた妻に、「変なことさせたらダメよ!」とボクは叱られてしまいました。「変なことも大事な経験だ」と、ボクは思うのですけどね。もちろん、ケガをしたりや調を崩すような経験はダメですけど。

今回は娘(孫のママ)も下の子(1歳)を連れて遊びに来ていて、「へぇ〜ジジはいろいろ準備して科学実験してくれているんだね」「楽しそうだね」「いつもありがとう」と、ボクが企画&実施している科学実験遊びに高評価を与えてくれました。ジジの評価、急上昇中!でも、言われました。「クエン酸は舐めさせないで!」┐(´д`)┌


あら不思議!ビー玉が宙に浮く?

2025年03月27日 | 孫育て

今日は5歳の孫との「科学実験遊び」の話題です。なんかこのシリーズ、楽しいですね。いろいろなネタ本やYoutubeなんかにも手軽にできる科学実験ってけっこう紹介されているので、これからも孫と一緒に簡単な科学実験を楽しんでいきたいと思っています。今回は100円ショップに行って、ちょっと材料を仕入れてきましたよ。

今日の実験材料はこれです。園芸用の「ジェルポリマー」、100円です。蓋を開けて中身を見るとこんな感じです。

はい。あのプラスチックのようだけどプニプニしていて、水を吸う球体のポリマーです。

これをザルに取り出して、ガラスの容器の中に入れていきます。時々カラフルな色のビー玉も入れるんですよ。ポリマーの中に挟みこむみたいな感じでね。「何が起こるんだろう?」って、孫は喜々として取り組んでいました。何が起きるかと言うと…?おっとその前に、容器の中に水を注ぎます(途中、実験に夢中で撮影を忘れましたので、この部分は想像してください)。あらまぁ不思議!

ビー玉が水中に浮かんで見えます。ポリマーが消えました。「あれ?」「なんで?」「ポリマーはどこにいったの?」孫は不思議でしょうがありません。

完全にビー玉が宙に浮いているように見えますね。結果を知っているボクも「これほど上手くいくのか!」とビックリです。

「おかしいなぁ。手で触ってみると、ちゃんとポリマーはあるのに。なんで見えないんだろう?」孫は不思議でしょうがありません。「ねぇなんで?ジジ?なんで?」

この現象の理屈は、「水」と「ビー玉(ガラス)」と「ポリマー」の屈折率が関係するんですが、そんな難しいことはもちろん5歳児にはわかりません。水の中に割り箸や指を入れて曲がって見えることを確認しながら、「ポリマーは水とほとんど同じなので曲がらないんだよ」って説明しましたが、そんなこと彼が理解できるはずはありませんよね(笑)。

まぁボクも厳密に理屈を理解しているわけではないので、よくわからないし上手く説明もできませんから、彼がわからないのは当たり前です。まぁ今日のところは「不思議だなぁ…」でいいんじゃね?ってことで、科学実験を楽しむことを主目的にしてこれからも時々孫と遊ぼうと思います。もっとネタを仕入れなきゃな。