タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

人生観が変わる「レバニラ炒め」!

2024年06月25日 | 食いしん坊バンザイ

「長岡市の越路地域(旧・越路町)の来迎寺駅前に、『すごいレバニラ炒め』を食べさせてくれる中華料理屋がある」っていう噂は、以前から何度か耳にしていたんですよ。「食べに行きたいなぁ…」っていう気持ちはあったのですが、ウチの女房はそれ系の料理があまり得意なタイプではないので、1人で食事をする必然性が訪れるチャンスを伺っていたんです。

先日のこと。女房が「昔の職場の同僚と食事会なんで、夕食は各自でね」ってことでチャンス到来。行ってきました。来迎寺駅前の中華ダイニング「多礼(たれ)」です。

外観はどうってことのないお店なんですけどね。「当店イチオシ」「オススメ」「メチャ旨」という、「こしじポークの厚切りレバニラ炒め定食」が運ばれてきた時には、ぶっ飛びましたよ。これです!

普通のレバニラ炒めって、食べやすいように細かく(薄く)切ったレバーが、ニラやモヤシと一緒に炒められているっていうイメージじゃないですか?まぁ食材としての「レバー」はクセがありますからね。うちの女房もそうだけど「レバーはちょっと苦手」という人は少なくありません。

ところがどうですか。こちらのお店の「レバニラ炒め」は、でっかく分厚いレバーの塊が、ドーンと5つも入っています。一塊のレバーの大きさはまさに規格外。こんなでっかいレバー、調理前の状態でも見たことがありません。

しかし、ビックリしたのは見た目だけではありませんでした。一口ガブリとレバーに齧りついて、ボクの「レバニラ炒め」に対するイメージは変わりました。いや、それどころではない。ボクが65年間生きてきて構築された人生観が変わりました。レバーってこんなに美味いんだ!甘いんだ!柔らかいんだ!人生で初めて口いっぱいに頬張ったレバーの味を、ボクは味わい尽くしました。この感動!伝わりますかねぇ…。

どうやら、材料に使っている「レバー」に秘密があるらしいです。地場産の「こしじポーク」についての解説書が、ラミネート加工されてメニューと一緒に置いてあったので、ちょっと読んでみました。

うま味成分、甘味成分、BACC(必須アミノ酸のバリン・ロイシン・イソロイシン)の量ともに、一般の国産豚の1.5倍〜3倍も含まれているんだそうですよ。しかも飼料には、地元の岩塚製菓の米生地が配合されているのだそうです。なるほどねぇ。素材も違うし、新鮮さも違うんですね。いやぁ〜ビックリしました。そしてその美味しさに感動しました。

はい。もちろん、完食です。超美味しかったです。お値段は税込み1100円。味もボリュームも値段も、十分満足しました。また来るぞー!今度はレバーが苦手な女房も連れてこようかな。

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マンモスのビール

2024年06月24日 | 食いしん坊バンザイ

ビール好きのわが家なのですが、経済的な理由からビールを飲むのは「毎週金曜日」と「アルビレックスが勝利をあげた日」に決めており、その他の日は発泡酒(サッポロの「麦とホップ」です)を飲むことになっています。

そんなわが家ですので、「ビールを飲む日」にはその選択にかなり気合が入ります。最近は「いかに安くて美味いクラフトビールを選ぶか?」というのが、ボクの重要なミッションになっています。

ここ数ヶ月、わが家で密かなブームが起きているのが、この2種類の「マンモスのビール」です。

「インドの青鬼」や「よなよなエール」でお馴染みの、長野県のクラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」社の「クラフトザウルス」です。赤い缶が「Pale Ale」、緑の缶が「Black IPA」。赤と緑って、「キツネとタヌキ」「蓮舫と百合子」みたいですね(笑)。

まずは「赤いPale Ale」、わが家では女房が大好きなビールです。メーカーのHPには、「クラフトザウルスブランドのフラッグシップ。軽井沢の気候やライフスタイルに合う理想のペールエールをイメージして設計しました。グレープフルーツを思わせる鮮烈なホップ香とさわやかな苦み。モルトの甘味がバランス良く、上品でありながらも先進的な印象を持つペールエールに仕上げています。」と書いてありました。フルーティーな香りと爽やかな苦味が、なんとも魅力的なビールです。

こちらは「緑のBlack IPA」、わが家ではボクのお気に入りです。HPには「一般的な黒ビールは麦芽の香ばしい香りや味わいが特徴的ですが、ホップの個性を際立たせるために、麦の殻を取り除いた「Carafa Special」というロースト麦芽を使用し、あえて麦芽の香りを抑えています。見た目は黒ビールのようですが、一口飲めば鮮やかなホップの香りが鼻腔を満たし、後からほろ苦い味わいが感じられます。」とありました。実はボク、あまり黒ビールって得意ではなくて、お店でいただく時には「Harf & Harf」を注文することが多いのですが、この「Black IPA」は別格ですね。最高の美味さです。

まさに「クラフトビールの異次元体験」。この「マンモスのビール」シリーズ、わが家でのブームはもうしばらく続きそうです。って思っていたら、なんと!このシリーズにもう1匹のマンモスが登場しました。

黄色いマンモスの「Brut IPA」だそうです。これも早急に試してみなきゃな。

【追記】…と、ここまでこの記事を書いてきて、自分の頭の中に何か引っかかるものを感じていたんですよ。あれ?何だろう?ブログの検索機能を使って調べてみたらわかりました。ボクはこの黄色いマンモスのビールを、一年前に飲んでいましたよ。

 

恐竜のビール - タケ・タケ・エヴリバディ!

久しぶりにアルビレックスが勝利した(天皇杯:レイラック滋賀戦)ので、お祝いにビールで祝杯をあげました。わが家のルールで「いつもは発泡酒」「ビールを飲むのは週末の...

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これをすっかり忘れていて1年後に同じようなブログ記事を書くなんて、脳が老化して記憶力が減退し、認知症が進んでいるのではないか?って心配になってきます。まぁこういう状況の人間が書いているブログですので、皆さんも適当な気持ちでお読みくださいね。(笑)

 

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娘と姫

2024年06月19日 | 食いしん坊バンザイ

まずは問題です。下の画像は、ボクが家庭菜園で育てている野菜の苗です。この野菜はいったい何でしょうか?畑に種を直播して1か月半くらいかな?かなり大きくなりました。

はい。正解は「えだまめ」です。品種名は「湯あがり娘」。ここ数年の間にボクが家庭菜園で作る枝豆(以降、表記は「枝豆」に統一します)はだいたいこの品種です。美味しい豆なのはもちろんですが、「湯あがり娘」っていうネーミングもいいですよね。「湯あがり」の「娘」。若くて可愛いお嬢さんが、お風呂上がりにスッピンで(スッポンじゃないよ)、だけどお肌はツヤツヤしていて、浴衣なんか着たりして、団扇なんか持っていたりして、近くには蚊取り線香の豚さん…。そんなイメージです。

まぁだけどよく考えてみると、こういう妄想をボクら親父世代に抱かせるネーミングって、いかにも昭和的というか、「〇〇ハラ」みたいな感じもしますよね。名前が少し気になったので由来を調べたら、

●暑い夏、お風呂上りの冷たいビールと一緒に食べたい枝豆で 『湯あがり』
●みんなに(消費者や生産者)に可愛がってもらえるように  『娘』

で、「湯あがり娘」だそうです。そう言われれば名前に“~娘”とか“~姫”みたいな可愛らしい名前の枝豆って沢山ありますよね。枝豆の品種は400種類もあるんだそうですが、その中から「娘・姫」系の品種名をピックアップしてみました。

湯あがり娘、サヤムスメ、ユキムスメ、サヤムスメ、サヤコマチ、恋姫、濃姫、ゆかた娘、つきみ娘、おつな姫、茶っころ姫、黒っこ姫…

あらまぁ。結構あるものですね。そういえば、「越後姫」なんていうイチゴもありましたね。

枝豆と言えば、ボクは小さい頃から夏のオヤツの定番でした。夏休みにはおばあちゃんが「枝豆、茹でたよー」と、大きなザルいっぱいの枝豆をボクと姉に出してくれたことを思い出します。さらにその数時間後の夕食時には、また大ザルいっぱいの枝豆を家族中で食べまくります。とにかくボクの幼き日々の思い出の中では、「枝豆は大ザルで食いまくるもの」というイメージが定着しています。

なので大学生になって長岡を離れて東京での生活を送っている時に、友人と一緒に居酒屋で注文した枝豆の量を見た時には唖然としましたね。「なんじゃこりゃ?少なすぎる!」「こんなの枝豆じゃない!食った気がしない!」ってね。でも、ボクに共感してくれたのは、新潟県出身の友人だけでした。

「食文化って地域色が強いんだな」ってことを身にしみて実感した思い出です。後で知ったことですが、新潟県って枝豆の生産量は圧倒的に全国1位なのに、出荷量は7位なんだそうですね。つまり県内で大量に生産した枝豆のほとんどを自分たちで食い尽くすのが新潟県人の食文化…ってことらしいです。

まぁこれから夏が終わるまでの数カ月間、わが家の夕餉の食卓にも1日おきに枝豆が上がるのは今年も間違いありません(今年も「初だるま」が出始めました)。もちろん家庭菜園で収穫した枝豆だけで足りるはずはなく、スーパーで日々購入することになります。うちの女房も、「自分がこんなに枝豆を食べる人生を送ることになるとは結婚前は想像していなかったわ」と申しております(笑)。

そんなボクら夫婦が住む長岡市で、今年も7月にこんなイベントが開催されます。

わっはっは。これも世界に誇るべき素晴らしい文化ですね。(笑)

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千年の市「じろばた」の「そばいなり」

2024年06月17日 | 食いしん坊バンザイ

十日町市にある日帰り温泉「千手温泉・千年の湯」に行ったところまでが、昨日のブログの記事でした。この温泉の近くに「千年の市」というマーケットがあって、そこに「じろばた」という直売所兼レストラン(食堂)があります。

いつも元気な地元の農家のお母さんたちによる直売所兼レストラン。「じろ」(囲炉裏)を囲んでの茶飲み話もお気楽にどうぞ!っていうのがお店のコンセプトだそうです。

レストランでは、地そばが楽しめる「じろばたセット」、十日町川西産コシヒカリが楽しめる「おにぎりセット」のほか、季節によりいろいろなメニューをとり揃えています。その中でも人気No.1なのが、今日紹介するこれです。

十日町の特産品である「そば」をいなりの中に詰めたこの「そばいなり」が、大人気なんだそうですよ!なんかいろいろな賞もいただいている逸品みたです。蕎麦好きのボクとしては、これはどうしても食べたいところです。

はい。1個140円の「そばいなり」。5個パックで700円也です。早速購入し、お店の中でいただきました。

見た目は普通の「おいなりさん」ですが、一口食べるとあらビックリ。中からお蕎麦が出てきます。しっかり味もついていて、薬味のネギもいい味と香りを醸し出しています。

はっはっは。ボクが大きな口を空けてかぶり付いたので、あまり画像は美しくはありませんが、味は最高です。蕎麦好きの仲間の話では、「類似品はたくさんあるけど、この『じろばた』の『そばいなり』は他とは全然違う。最高の味!」とのことです。蕎麦好きの皆さん、十日町までお出かけになりましたら、ぜひ「千年の市」の「じろばた」で「そばいなり」をお求めください。絶対に後悔はさせません!

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やまか飯店でランチ!

2024年06月13日 | 食いしん坊バンザイ

今週になって、ボクは午前の時間帯は林業に勤しんでいます。まぁ林業と言っても、家の敷地内で無造作に生えてきている雑木を、チェーンソーで伐って片付けることなんですけどね。

実はわが家の裏の家の老夫婦が亡くなって、家が取り壊されてもう10年以上になるのですが、そこのお宅とわが家の境目は荒れ放題で、雑木がかなり大きくなり、それに絡まる蔦類の始末も放ったらかしで、ちょっと荒れ放題になっていたんですよ。

いらすとやさんの無料イラストを使いましたが、実際にはこのイラストよりもイメージとしては細い木です。半分くらいの太さですかね。それでもこの作業は結構な重労働で、全身が汗ぐっしょりになります。今日も午前中3時間の作業でボクはヘトヘトになり(ヘロヘロとも言う)、家に戻ってシャワーを浴びて汗を流しました。

「さて、昼飯をどうしようかな?」って思っていたら(わが家は昼は各自で…というのがルールです)、女房から「お疲れ様、たまには一緒にランチでもどう?」とのお誘い。断る理由があるはずはなく、2人で隣町(自宅から4kmほど)の中華料理屋に行くことになりました。

長岡市の川西地区にある「やまか飯店」。ボクが子どもの頃からある「街の中華料理屋さん」です。このお店が「代替わりをして、なんか居酒屋風になったらしいぞ」という噂は聞いていたのですが、実際に足を踏み入れるのは初めてです。女房は知人と来たことがあったそうです。

はい。これが外観です。かつてはオープンな感じの「街の中華料理店」って感じの店の造りだったのですが、店内は完全に個別化されていて、注文もタブレット端末からの方式でした。

こんな「やまか飯店・三代目」のメッセージに、時代の流れを感じさせられながらも微笑ましさと頼もしさを感ずる八百政夫婦65歳。2人合わせて130歳です。

はい。ボクが注文したランチメニューの日替わり定食(豚肉の生姜焼き)と、

女房が注文したランチメニューの「中華丼セット」です。ラーメンはボクのお腹に収まりましたけどね。ラーメンは昔懐かしい味でした。こちらのお店、担々麺も名物だそうですよ。ちなみに2つのランチメニューは、1040円と1070円でした。

なんかね。長岡市の川西地区(しかも長岡市の中心部からは相当離れている)にも、地域に愛される個性的なお店があることに嬉しくなりました。「やまか飯店」、またぜひお邪魔したいと思います。ごちそうさまでした。ちなみに、お会計はボクが支払いました(まぁ人生はそんなもんです)。

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