カタールのドーハで開催されていた、世界卓球2025が閉幕しました。8日間にわたる世界トップクラスで超一流の卓球プレーを、ボクは毎日楽しませていただきました。いやぁ〜卓球愛好家としては、実に幸せな8日間でしたね。毎日放送してくださったBS-テレ東には感謝&感謝です。
この世界卓球2025は、大会1日目に男子シングルスに出場した篠塚大登選手が、中国人選手を破ったところから始まったんでしたね。初日から興奮しましたよ。
最終日の昨日(25日)は、その篠塚選手と戸上選手の男子ダブルスが、念願の金メダルを獲得するという感動のシーンを見せてもらいました。いやぁ〜素晴らしい!
卓球界における日本男子選手の実力図と言えば、国民の誰もが知っている張本選手がずっと牽引してきているイメージですが、その張本選手と同世代である篠塚と戸上の世界卓球での活躍は、日本男子卓球の層の厚さを世界に知らしめるのに十分だったと思います。
なんと今回の世界卓球の男子シングルスでは、戸上選手と張本選手の日本人対決が行われ、なんと戸上選手が勝利しているのです。日本人選手の中では世界ランキング最上位の張本選手も、ウカウカしていられない状況なわけです。
同様に日本の女子選手といえば、パリ五輪メダリストの早田ひな選手が名実ともに第一人者のわけですが、今回は同世代や若手選手の活躍が顕著でした。早田選手と同い年で東京五輪の金メダリストながらパリ五輪で代表から外れた伊藤美誠選手をはじめ、若手選手を中心にメダリストが4人も誕生したのは、日本卓球界としても大きな成果が上がった世界卓球2025だったと思います。
昨日の放送ではメダリスト5選手も生中継で登場し、喜びの声を聞かせてくれました。
いやぁ〜!素晴らしいですね。今回の世界卓球で行われた5種目中、日本勢は4種目でメダルをゲットしたわけですよ。ホント、すごいですよ。まぁボク的には、混合ダブルスで銀メダルに輝いたベテラン吉村選手の活躍が、中でもとても嬉しかったですね。かつて石川佳純選手とのコンビで混合ダブルスの世界一に輝いた経験のある大ベテランが、今度は20歳の若手・大藤選手との「大吉ペア」で世界を相手に大躍進。その活躍に胸が高鳴りましたよ。
その大藤選手を含む4選手(大藤、伊藤、早田、張本)がBest8に残り、準々決勝のすべてが日中対決となった女子シングルスの戦いにも興奮しました。息詰まる熱戦に、まさに手に汗を握り固唾を呑みましたよ。その中で伊藤選手が中国選手を倒してメダルを手にしたことにも、大きな意味があったと思います。
実はこの世界卓球の期間中に、長岡市卓球協会強化部が主催する小中学生の上位選手を対象とした強化練習会が開かれ、ボクもその様子を見学させてもらいました。中央から中国出身のNコーチを招き専門的な指導を受けるこの練習会では、Nコーチが今回世界卓球に出場している具体的な代表選手の名前が上げながら、さまざまなエピソードも含め、選手たちに卓球技術やメンタル面の指導をしてくださいました。
そこでお聞きした具体的なお話が、その日以降の世界卓球のプレーを見る楽しさを倍増させてくれたことも、ここに記しておきたいと思います。卓球!最高!