タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした!!

2023年11月17日 | 読みました!見ました!

先週に続いて2週連続で友達との忘年会に参加する女房の送迎の役割を担ったボクは、またまたその隙間時間を映画館で過ごすことにしました。ですが、この時間帯にピッタリはまり込む映画ってなかなかないのですよ。今回も上映時間がボクのスケジュールにピッタリはまる映画は限定されました。

で、今回チョイスした映画がこれです。

「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」という、とんでもなく長い題名の映画です。


元アイドルの安希子(深川麻衣)は、幸せで充実した人生を歩んでいると自分に言い聞かせながら、仕事もタフにこなしているつもりだったが、ある日の通勤途中、駅で足が突然動かなくなってしまう。メンタルが病んで会社を辞めた安希子は、家賃5万円の風呂なしアパートで、仕事ナシ、男ナシ、残高10万円の現実を前に、「人生詰んだ…」という思いに包まれていた。そんなとき、友人のヒカリ(松浦リョウ)から勧められたのが、都内の一軒家で一人暮らしをする56歳のサラリーマン、ササポン(井浦新)との同居生活。意外な提案に安希子は戸惑いながらも、ヒカリの「家賃は、風呂付きで3万円」との言葉に背中を押されて、まさかのおっさんとの奇妙な同居生活をスタートさせる。


まぁこんな感じのストーリーの映画です。原作は元SDN48メンバーの大木亜希子による私小説だそうです。通常、この手の話だと同居生活を続けるうちにお互いを異性として意識するようになって…というのがお決まりのパターンなんでしょうが、この2人は終始「あくまでもルームシェアをするただの同居人」というスタンスを崩さず、丁度良い距離感を保っているのが、新鮮な感じでヨカッタです。井浦新の脱力感もいいですね。ちょっとカッコよすぎるかな?

変に肩に力を入れずに適当に生きることの大切さについて考えさせられました。おもしろかったです。「シアワセになりたーい!」と、酔っ払って夜の町で叫ぶアラサー女子たちの声がなぜかとても心に響きました。

コメント
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