山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

H28年岩国民芸まつり(13-路3通津奴道中保存会)

2016年10月06日 12時36分26秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月13日(日) 14時00分~14時30分
路地3.通津奴道中保存会(岩国市通津)
奴道中



⬛団体紹介
今から390有余年前、初代岩国藩主吉川広家公が通津の地に隠居された際に、通津浦の若者を集めて奴道中を教え、毎年地元の八幡宮に奉納したのが通津奴の始まりと伝えられています。もともと奴とは、江戸時代の参勤交代に当たり、武家奉公人が粋な出で立ちで槍などを持ち、大名行列の供先を努めていましたが、後に奴に扮して踊る行列を「奴道中」と呼ぶようになりました。この由緒ある郷土芸能を受け継ぎ、「見てよかった、見ていただく通津奴」として、地区民の熱意により、毎年「錦帯橋まつり」や地元の八幡宮の秋祭りなどに出演し、後世への保存・継承に努めています。

⬛演目紹介
通津奴道中は、初代岩国藩主吉川広家公が通津の地へ隠居された折に、通津浦の若者を集めて教えたのが始まりと伝えられており、「大弓」「対箱」「多久田」「三間槍」「台傘」「立傘」「毛槍」などの道具を持った「いきりこ」の他、「押え」「手木打」「旗持ち役」などを含む総勢30余名の編成で舞いながら進みます・先頭の「大弓」から最後尾の「毛槍」まで全員が同時に舞い始め、一定のリズムと掛け声で舞いながら進み、同じタイミングで道具の受け渡しを行います。曲がり角など前方の「いきりこ」が見えない所でも一定のリズムで同じタイミングです。これが演技終了の道具を納める所作と併せて通津奴の特徴の一つです。どうぞご観覧ください。

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11月12日
11月13日

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