ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

微妙な色彩(夏の麻機遊水地シリーズ61)

2018-09-25 | 自然観察

白地に少しだけピンクが乗った良い雰囲気のハスの花。だが今日の主役はこいつではない。


ほな、ここらで一回逆立ちでもやりまひょか~。(またそのフレーズかよ・・・)


少しだけ角度をズラして写すと微妙に色が変化する。CMY色体系で言えば先程よりもシアンが強く、マゼンダが弱いようだ。


さらに角度を変化させると全体的に紺味が強くなり、微妙な色彩分布は少なくなる。


日差しの角度が良く、かなり発色している場面。


アップ。


更にアップ。


微妙な色彩に捕らわれた数時間だった。

昆虫類の発色は構造色と呼ばれ、色素によるものではなく、光の干渉によるものだ。メークアップ化粧品で使われる有色のパール顔料
等もこうした発色構造に近いものである。モルフォ蝶等が有名だが、日本土着の虫にも結構楽しめる種類が居るのだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ノリウツギの花で | トップ | 蝶の様に舞い2(夏の麻機遊... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然観察」カテゴリの最新記事