ヤマセミ親爺は現在週に2日、京浜地区の会社で仕事をしている。埋立地の巨大な工業団地の真っただ中に位置するこんな場所で
何とギンラン、キンランという野生ランが毎年見られるのだ。会社の昼休みに近くの殺風景な公園でスマホで撮った写真を数枚紹介する。
写真はギンラン。通常は山中でポツポツとみられる程度だが、ここでは普通に生えている。
分かり難いが左奥の方の地面に数十株のギンランが生えまくっている。普通はあり得ない光景だ。
こちらはキンラン。ギンランよりも数はずっと少ないが、それでも毎年花を見ることができる。
昔この埋立地を造成する際に、どこからか運んできた山土にこれらのランが混じっていたのだと思う。
キンランもう一株。
これはランではないが寄生植物のヤセウツボだ。キンラン、ギンランとほぼ同じ時期に現れる。
殺伐とした雰囲気の工業団地でのささやかな癒しなのだ。