山の記憶 再び

「静岡のK」 山歩きの記録




コッフェル186 白峰三山

2008-05-27 | Weblog
 登山日 05.10.23-24
 
 ルート 北岳3193m→中白峰3150m→間ノ岳3189m→西農鳥岳3056m→農鳥岳3026m

 23日 広河原06:40→白根御池・草すべり→10:40北岳肩の小屋10:50→11:40北岳12:00→12:40北岳山荘(泊) 6時間
 24日 北岳山荘05:10→中白峰<ご来光>→07:10間ノ岳<朝食>07:25→09:50農鳥岳<昼食>10:10→10:40下降点→14:50奈良田 9時間40分
 
 午前2時に自宅出発。4時半に奈良田に着いた。夜空は満天の星。流れ星を3回、人工衛星の静かな通過を2回見た。05:30の始発バスで広河原へ。北沢峠
行きのバス停に登山者が並んでいた。北岳への出発点となる吊り橋を渡ったのは私一人のようだった。大樺沢と白根御池の分岐から先急登とガイドブックにあったが、楽な登り。途中、若者中心の7人組みなど追い越し、御池へ。工事中で道が分からず現場の人に案内してもらった。いきなりバットレスが飛び込んできた。
 背後を振り返ると鳳凰三山。高度を上げるにつれ、地蔵岳オベリスクが露わに。主稜線にでると、いきなり甲斐駒、八ツの大パノラマ。と同時に、冷たい強風。前日降った初冠雪の雪や樹氷が飛んできて痛い。肩の小屋に入り防寒用の身づくろい。北岳山頂はまさに360度の大展望。北ア、南ア、八ツ、千丈、富士と名峰たちがズラリと並ぶ。さすが第二の高峰。日本百名山、8座目。
 翌日は05:10に小屋を出発。中白峰でご来光。間ノ岳でパン朝食百名山9座目。農鳥岳で小屋の弁当昼食。終始展望に恵まれた山行だった。
 中白峰へ向かう稜線上で初めて雷鳥を目撃。が、ヘッドランプの明かりに驚いたらしく逃げていった。
 2005年は北ア、南ア、八ツ、アイゼン・ピッケルを使った山行と、大きくステップアップできた年だ。

写真は農鳥岳山頂へ向かう稜線から望む、右・北岳と左・間ノ岳。





 高度を上げるに連れ、鳳凰三山の雄姿がはっきり展望できるようになった。





 山頂にオベリスクを頂く地蔵岳と手前に高嶺(たかね)。





 さらに高度を上げると稜線に沿って新雪が現われた。05年南アの初冠雪だ。





 北岳山頂に近い稜線上の霧氷と富士山。





 右上に北岳山頂を望む冠雪した稜線と富士山。





 いよいよ北岳山頂直下。左に山頂、右のピークは間ノ岳(あいのだけ)。鞍部に北岳山荘の赤い屋根が見える。





 賑わう北岳山頂。背後の甲斐駒ケ岳、八ケ岳もくっきり見渡せた。





 標高を1m高めた北岳山頂表示。表示の右に甲斐駒ケ岳、左に仙丈ケ岳。





 中白峰で迎えたご来光。





 朝日を浴びる北岳。鞍部の赤い屋根はお世話になった北岳山荘。





 間ノ岳に向かう稜線から振り返る北岳。





 前日の初雪でエビのシッポが生まれ始めている間ノ岳山頂表示。





 農鳥岳へ向かう稜線から望む北岳。ピラミダルな雄姿は忘れられない。





 農鳥岳へ向かう稜線からの北岳、間ノ岳。いずれも日本百名山。手前鞍部の赤い屋根は農鳥小屋。





 農鳥岳越しに望む富士山。





 農鳥岳山頂付近から望む富士山。





 農鳥岳山頂から振り返る北岳、間ノ岳。





 農鳥岳から南アルプス南部を望む。右の雄姿は塩見岳。



2 コメント

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はじめまして (AKADAKE DAISUKI)
2008-06-09 21:54:57
静岡のK様はじめまして
AKADAKE-DAISUKIともうします。
北岳のすばらしい写真拝見いたしました。
間ノ岳から眺める稜線と北岳すばらしいですね!
僕も夏に縦走したいです。
またすばらしい写真楽しみにしています。

daisuki akadake
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立ち寄っていただき嬉しいです (静岡のK)
2008-06-10 19:40:10
AKADAKE DAISUKIさんへ

ハンドルネームから察するに、八ツ界隈をホームグラウンドにしているヤマヤさんでしょうか。
是非白峰三山も縦走してください!

AKADAKE DAISUKIさんがもしブログかHPを開設しているようでしたら教えて欲しいと思います…

これからも山行レポ、アップしていきますので、たまに立ち寄ってください。
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