山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

花と展望抜群の長野 霧訪山

2017-05-02 | 2017年山行
◎ 山の特徴
  長野県の塩尻市街近くに霧訪山(きりとうやま 1306m)があります。漢字を正確に読める人は少ないと思います。
  一般の登山ガイドブックに載っていない、地元の人たちに人気の里山です。長野県在住の友人に勧められました。
  春の花々と、山頂からの360度の眺めが特長です。低山にもかかわらず、アルプスと八ヶ岳が一望できます。
◎ 山行日  2017年4月27日
  長野県在住の山仲間と4人で行きました。山の神自然園に駐車して、霧訪山と大芝山(1210m)の周回コースです。
  沢沿いの山の神自然園には、ニリンソウやヒトリシズカなどが咲き、野鳥好きの仲間は鳴き声に目を奪われ、なかなか進めず。
  山肌にはタムシバの白い花が多く、足元のイワウチワやカタクリを見ながら、霧訪山に到着。素晴らしい眺めが待っていた。
  大芝山に至る尾根道は、落ち葉のジュウタンからカタクリがたくさん咲いていた。平日で人も少なく、いい時期に来てよかった。






 「ニリンソウ」
  山の神自然園でまず目に止まったニリンソウ。花が開く前の姿が好きです。






 「ヒトリシズカ」






 「シロバナエンレイソウ」
  歩き始めからたくさんの花に出会えて、なかなか先に進めません。






 「ネコノメソウ」






 「タムシバ」
  登り出すと、山肌にタムシバの白い花がたくさん見られた。






 「イワウチワ」







 「イワウチワ」
  何度も来ている友人がイワウチワに出会うのは初めてとのこと。好きな花です。






 「カタクリ」
  山頂近くの女坂コースに待望のカタクリが咲いていた。






 「オキナグサ」
  山頂のほこら脇に一株だけ咲き出していた。どうも植え付けた株のようです。






 「オキナグサ」
  山頂の一角に養成中のオキナグサがありました。きっと以前はたくさん自生していたことでしょう。盗る人の気が知れません。






 「山頂から八ヶ岳連峰を望む」






 「山頂から北アルプス穂高岳」
  残念ながら雲に隠れて、全容は見えません。






 「大芝山に向かう尾根道」
  木々の芽吹き前なので、落ち葉の中の明るい歩行でした。






 「カタクリ」
  落ち葉のジュウタンの中でたくさん咲いていた。半日陰で湿った所を好むカタクリが、明るい尾根道に咲いているのが不思議です。





 「ヤマエンゴサク」






 「ヤマエンゴサク」
  数センチの特徴的な小さな花ですが、透き通るような淡い紫色が魅力。風に揺れる姿が可憐です。






 「ニリンソウ」
  カタクリと同じく、明るく乾いた落ち葉の中で咲いているのが不思議です。






 「スミレ類」
  スミレの仲間は多く、正式な名前が分かりません。フモトスミレかも?






 「スミレ類」
  シハイスミレと思ったものの、拡大して調べると特徴が違っていました。





 「スミレ類」
  名前はともかく、今回はスミレ三姉妹ということにします。






 「松本平を望む」
  松本市街と、手前は塩尻市街。遠くの山は北アルプス後立山連峰の鹿島槍ヶ岳。






 「タムシバの中を下山」






 「穂高連峰(左)と常念岳(右の三角形)」
  翌日の帰路、塩尻峠の近くから北アルプスの眺め。空が大きく明るく、なんか広角レンズになった目で見ている気分。いい山行でした。
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