山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

利根川水源 丹後山・大水上山の花

2017-03-09 | 2005年山行
◎ 山の特徴
  群馬県から千葉県銚子の太平洋に至る長大な利根川。その最奥の水源が丹後山(1809m)と大水上山(1830m)の稜線。
  ここは、利根川(太平洋)と信濃川水系三国川(さぐりがわ 日本海)の分水嶺。登山口は、新潟県側の三国川ダムです。
  急坂続きで厳しい登りですが、稜線は明るい笹原で覆われてます。今回は、丹後山の山頂近くにある避難小屋に泊まりました。  
◎ 山行日  2005年7月24日~25日
  十字峡からしばらく沢沿いの林道を歩き、尾根に取り付く。夏の暑さもあり、長い急登に大汗。その分、笹原の稜線は気分爽快。
  途中で出会ったおじさんのザックにアミ袋。なんと今捕まえたばかりのマムシでした。高値で売れ、いい小遣い稼ぎとのこと。
  避難小屋には先客がひとり。マムシ捕りのおじさんは泊まらなかったのでひと安心。夕方まで、静かな稜線をぶらぶら歩いた。
  花の種類は少なかったが、翌朝、小屋の水場近くの雪渓でハクサンコザクラの群落が見られて、嬉しかった。






 「笹原の稜線」
  明るい稜線に涼風が吹きぬけ、急登の後なので余計に気分がいい。






 「ニッコウキスゲ」
  笹原のなかに所々、ニッコウキスゲが涼しげに咲いていた。






 「丹後山避難小屋」
  冬は豪雪地帯の上越国境だけあって、しっかりした造りの小屋で、なかもきれいでした。






 「マムシ捕りのおじさん」
  「道の脇にいっぱいいるよ」に、うかうか腰も下ろせない。小屋に泊まらないと聞いてホッとした。ヘビと同居は勘弁願いたい。






 「丹後山」
  夕方、大水上山から丹後山をふり返る。






 「丹後山」
  





 「イブキトラノオ」
  笹原の稜線にイブキトラノオが揺れていた。







 「利根川水源の雪渓」
  ここから利根川が始まるのかと思うと、河口の千葉県人として感慨深い。後ろの山は兎岳(うさぎだけ 1926m)。






 「コバイケイソウ」






 「利根川水源碑」
  大水上山近くの稜線に立派な石碑があり、驚きました。






 「雪渓脇のハクサンコザクラ」
  小屋の同宿者から、水場の雪渓近くにハクサンコザクラが咲いていると聞き、翌朝、小屋から10分程下って見つけました。






 「ハクサンコザクラ」






 「ハクサンコザクラ」
  利根川水源に咲くハクサンコザクラに感動しました。

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