私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

ある意味

2015-08-17 16:41:58 | メンタルヘルス
またもメンタルヘルスではなく 本である。
訓練校の結果が出るまであと1週間 数学のヤマが外れたので もう国語と面接がどう評価されるかで合否が決まるので つまるところヒマなんである。今日は雨なので それも時々の土砂降りなので 図書館に篭るわけにもいかないのだが 予約していた 消費が世界を滅ぼす?! 幼稚化する人びとと市民の運命 ベンジャミン・R・バーバー著 吉田書店・・が準備できましたになったので アメダスのデータ見ながら 降ってないときに急いで取ってきた。 その前に一昨日に準備できましたになった おだまり、ローズ: 子爵夫人付きメイドの回想 ロジーナ ハリソン著 白水社刊を読んだ。 予約待ちがあったので借りれるのは2週間なのだが 結構面白いので1日で読んでしまった(あとがきの20ページくらいはさすがに残ったが)。もう返して来ちゃったが amazonの欲しいものリストにはきっちり残ってるw 19世紀中頃から20世紀中頃までのイギリスの子爵婦人付きのメイドの回顧録なのだが 当時の英国のすさまじい階級社会を書いていて面白い。350ページくらいだと 面白いと1日で読んじゃうので困ったものである。しかし 伝統に裏付けられた英国の貴族社会 カントリーハウスや別荘を含めて何軒もの家(それも広大な)を持ち レセプションでは1000人の招待客・・なんて度肝を抜かれる。古き良き物を守っていく国民性なのがよくわかる。あたしの車は1960年代から作られてた古いスポーツカーなのだけれど 未だに新品のボディが買える。発注すると巨大な木箱でボディが送られて来るそうである。決してデッドストックでは無く 最近再生産された新品のボディである。これを読んでいて英国人というのは伝統を大切にして 古いから・・と言って決して捨てようとせず大事にするのだな・・というのがわかる。で この本だが 英国に興味がある人にとっては面白い。決して万人に薦めようとはおもわないけれど。お値段もamazon調べで2592円もするので そう簡単には買えないのだけれど。まあ 消費が世界を・・の方は3900円+税なんで 安いと言えば安いw。しかし子爵と言えば 爵位の中では下から2位。それでも これだけの財力があるのだから 英国の階層というのはなんと恐ろしいことか。まあ20世紀後半からこういう傾向は無くなりつつあるのだが さすが大英帝国・・という呼称がふさわしい大国なのである。
さて 今日借りてきた消費が社会を滅ぼすだが 著者はアメリカの政治学者 内容的には経済学の本?なのである。どういうわけか知らないが 左開きで横書きという面白い装丁なのだが 589ページもあるにもかかわらず97ページくらいでかなりめげているのである。訳が良くないのだろうと思うが オリジナルも難解なのであろう。すでに脳みそがオーバーヒートしてるので今日はここまで。ただこれも予約待ちがあるので(こんな本誰が借りるんだw)2週間しか借りれない。借りた本はつまらなくても読み切る主義なのだが これはかなりの難問である。どうなることやら。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これは | トップ | ない »

コメントを投稿

メンタルヘルス」カテゴリの最新記事