東山の京町家

smartnewsの記事で見て　値段がわからないのでオリジナルサイト　物件ファンだったかなぁ・・に飛んでみたのだが　表の表情が洛中の典型的な京町家とは別物なので　これはやばいか・・と。中は典型的な京町家の長屋。長屋なので両側に窓は無いが　走りがそのまま残ってて人研ぎの流し。平安神宮の近くで1980万・・おおっと思った。洛中だと未再生でも5千万くらいする。で　21世紀まで良く残ってたな・・という京町家だが住んでたのか？というぐらい　畳はぼろぼろ壁は一部落ちてたりする。この値段だしなぁ・・と思ったまでは良かったのだが奥に和式のお便所と小便器・・うーむ汲み取りじゃん。何十年も放置されてたのだろう。少しは建築をやるので　見た感じでは住めるようにするには1500～だろう。何よりもお便所潰して便壷掘り起こして　走りを掘り返して下水管通して本管に接続するのにどれだけかかると思ってるのか・・安いわけだ。で　お風呂も無いから　近くに銭湯があれば大正の京町家暮らしもできるが・・二階に上がる階段は急で有名な京都の箱階段・・　外に出てくる京町家の映像は磨きこまれた床に障子に畳に格子窓だが　現実はこんなもんだ。ちゃんと仕上げるなら＋2000万は最低でもいるだろう。そんなお金無いよ・・築100年の木造長屋の棟割りで未再生で1980万・・東京ならそういうのは土地値なのだが　京町家ってブランドなのでこの値段。長屋なので再生するしかない。　予想はしてたが　ことごとく当たったので悲しい。