井尻駅は、西鉄福岡(天神)駅から6.1km、南に5駅目で普通列車のみが停車する。2011年の1日平均乗降客数は20,433人。特急・急行が停車しない駅としては最も多い(ちなみに2位は高宮)。しかしながら1993年のデータでは31,409人で、ここ20年でおよそ3割も減少した。
井尻駅では、45番と45-1番が発着する。45番は博多駅~諸岡~笹原駅入口~井尻駅(踏切)~井尻駅前~井尻六ツ角~御陵~須玖~福岡女学院(夕方以降・日祝は乗り入れない)~昇町~小倉~南福岡駅~雑餉隈営業所の系統で、45-1は井尻駅前~井尻六ツ角~福岡徳洲会病院前~須玖~福岡女学院~昇町~小倉~南福岡駅~雑餉隈営業所の系統である。平日と土曜日には45番の福岡女学院折り返しもある。また、日祝は45-1は設定されておらず、45の福岡女学院経由も存在しない。
ここでの特徴は、都心・すなわち天神方面への直通便は設定されておらず、対天神輸送は専ら電車、その為都心と郊外を連絡するターミナルとなっている。これは同じ普通のみの停車駅である近隣の平尾、高宮とは明らかに異なり、大橋との類似性を感じさせる。なお、博多駅方面に関しては、路線こそ設定されているものの、近隣にJR笹原駅があり、この地域では初めからJRを利用するのが一般的であるといえよう。
駅を出てすぐ西側に、「井尻駅前」バス停がある。こちらは45番のうち女学院・春日市内・雑餉隈方面への乗り場である。前述の通り福岡女学院の通学を考慮したダイヤ設定となっており、日祝と夕方以降は経由しない。
こちらは道路の反対側にある博多バスターミナル行乗り場。笹原駅を経由したあと、鹿児島本線の東側の諸岡・山王地区を経由して博多バスターミナルへ至る。しかしながらここで折り返す便が大半であり、博多方面へ向かう便は平日では1時間に1~2本、土休日はほぼ毎時1本である。
逆に博多方面から井尻駅で折り返す便もあるため、駅の東側「井尻駅(踏切)」停留所始発の便も設定されている。その為、そちらの停留所の時刻表も掲示してある。
こちらが駅東側の「井尻駅(踏切)」停留所。「(踏切)」とあるが、駅前の停留所よりも踏切からの距離が離れている。「井尻駅東」「井尻駅西」とでもしたほうが分かりやすそうだが・・・ひょっとしたら、昔は駅東側に駅舎が無かったのかもしれない。
道路の反対側には、バスの折り返し場がある。雑餉隈・女学院方面からの便、博多からの便共にここで折り返す。
こちらは降車専用。1999年に発行された九州大学鉄道研究同好会の会誌『鉄路』によると、朝の福岡女学院・雑餉隈方面行の乗車取り扱いを行っていて、その旨を記した看板があったそうだが、現在の状況は不明である。
なお、井尻駅の北側に「井尻駅入口」という46番・バス停があるが、駅からはかなり離れており、記述は省略する。
◎基礎データ
所在地 福岡県福岡市南区井尻五丁目
乗り入れ事業者 西日本鉄道
乗車券類 隣接の鉄道駅でnimoca、定期券を発売
連絡鉄道路線 西鉄天神大牟田線
類型 鉄道接続
訪問日 2012年8月8日
井尻駅では、45番と45-1番が発着する。45番は博多駅~諸岡~笹原駅入口~井尻駅(踏切)~井尻駅前~井尻六ツ角~御陵~須玖~福岡女学院(夕方以降・日祝は乗り入れない)~昇町~小倉~南福岡駅~雑餉隈営業所の系統で、45-1は井尻駅前~井尻六ツ角~福岡徳洲会病院前~須玖~福岡女学院~昇町~小倉~南福岡駅~雑餉隈営業所の系統である。平日と土曜日には45番の福岡女学院折り返しもある。また、日祝は45-1は設定されておらず、45の福岡女学院経由も存在しない。
ここでの特徴は、都心・すなわち天神方面への直通便は設定されておらず、対天神輸送は専ら電車、その為都心と郊外を連絡するターミナルとなっている。これは同じ普通のみの停車駅である近隣の平尾、高宮とは明らかに異なり、大橋との類似性を感じさせる。なお、博多駅方面に関しては、路線こそ設定されているものの、近隣にJR笹原駅があり、この地域では初めからJRを利用するのが一般的であるといえよう。
駅を出てすぐ西側に、「井尻駅前」バス停がある。こちらは45番のうち女学院・春日市内・雑餉隈方面への乗り場である。前述の通り福岡女学院の通学を考慮したダイヤ設定となっており、日祝と夕方以降は経由しない。
こちらは道路の反対側にある博多バスターミナル行乗り場。笹原駅を経由したあと、鹿児島本線の東側の諸岡・山王地区を経由して博多バスターミナルへ至る。しかしながらここで折り返す便が大半であり、博多方面へ向かう便は平日では1時間に1~2本、土休日はほぼ毎時1本である。
逆に博多方面から井尻駅で折り返す便もあるため、駅の東側「井尻駅(踏切)」停留所始発の便も設定されている。その為、そちらの停留所の時刻表も掲示してある。
こちらが駅東側の「井尻駅(踏切)」停留所。「(踏切)」とあるが、駅前の停留所よりも踏切からの距離が離れている。「井尻駅東」「井尻駅西」とでもしたほうが分かりやすそうだが・・・ひょっとしたら、昔は駅東側に駅舎が無かったのかもしれない。
道路の反対側には、バスの折り返し場がある。雑餉隈・女学院方面からの便、博多からの便共にここで折り返す。
こちらは降車専用。1999年に発行された九州大学鉄道研究同好会の会誌『鉄路』によると、朝の福岡女学院・雑餉隈方面行の乗車取り扱いを行っていて、その旨を記した看板があったそうだが、現在の状況は不明である。
なお、井尻駅の北側に「井尻駅入口」という46番・バス停があるが、駅からはかなり離れており、記述は省略する。
◎基礎データ
所在地 福岡県福岡市南区井尻五丁目
乗り入れ事業者 西日本鉄道
乗車券類 隣接の鉄道駅でnimoca、定期券を発売
連絡鉄道路線 西鉄天神大牟田線
類型 鉄道接続
訪問日 2012年8月8日