トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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不信任案の軽さ

2011-07-09 22:23:00 | 時事
 国民が選んだはずの衆議院議員によって、圧倒的多数で信任されたはずの菅内閣であるが、信任したはずの民主党から批判の声が上がるのはなぜだろうか。
 安住淳議員にしろ、原口一博議員にしろ偉そうな顔で政権批判をしているが、菅内閣を信任したはずだ。

 一方、野党も国民によって選ばれた内閣に不信任を突きつけるということは、もしも否決された場合それは国民に対する背信行為であり、党首は速やかに辞任するのが筋であろう。

 結局、最近の政治の悲しさは、「俺がやる!」という者が出てこないことであり、皆が責任を取ることを恐れながら、結局は自分だけいい顔をしたい、という観点から政権批判を行っているのであろう。

 この民主党政権は、2年前の総選挙で圧倒的多数の国民が望んだ結果だったはずである。しかしながら、身内の民主党議員は菅内閣の足を引っ張り続けているのである。

 それならば、離党するか直ちに議員辞職するのが筋であろう。

尚、この件に関して、非常に共感した考えがあった。
http://www.geocities.jp/exyna_institute/pub/13.htmlより、以下引用

>よくテレビの街頭インタビューで、「政治がおかしい」「政治家の資質に問題ある」と公言する方がいるが、よく言えたものだ、と筆者は思わざるをえない。語調からすれば、かような言を口にできる方は、自分の世界は此岸にあり、政治は彼岸にある、ととらえているかのようだ。
>日本国憲法は主権在民を明確にうたっているのを忘れたのか。日本国民ひとり一人に参政権が保障されているのを失念したか。八幡和郎氏の「国民が政治というものの主人でなく、消費者だと勘違いしている」(「本当は誰が一番? この国の首相たち」p249) という指摘は、現下の状況を極めて巧妙に表現しているではないか。(引用終わり)

 結局、ここにも表れるように、本来、個人というものは、国家に何を求めるかではなく、国家に何を貢献できるか、であるべきだ。
 我々の力は微力ではあるが、その力が集まり、民主党政権が誕生した。
 この内閣は、国民が選んだ内閣であるということをもう一度思い出してほしい。

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