トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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熊本電気鉄道に01系登場

2015-04-11 00:21:00 | 私鉄
昨年5月、西鉄筑紫工場に搬入された元東京メトロ銀座線の01 136-01 636だが、2月下旬に北熊本へ搬入、確認できた範囲では遅くとも2月27日には構内試運転を行っていた。そして、3月8日に営業運転を終了した5102Aと入れ替わる形で3月11日の北熊本13:02発上熊本行から営業運行を開始した。



外観上の変化は、136にパンタグラフを取り付け、両先頭車にはバックミラーを設置したぐらいでありる。



台車は「ef WING」「最大の特徴は台車枠の主構造の素材にCFRPを採用していること」、らしいが、CFRPとは何ぞや…と調べてみると、「炭素繊維強化プラスティック」だそうだ。台車枠がプラスチック?なんとなく心配になるが、それは最先端の技術なのだろう。技術面に関しては勘弁(笑)つきつめて言えば軽量化と構造の簡素化、らしい。ただ、5000形に比べると走行時に左右の揺れが大きいように思える。しかしながら実際に乗車してみると5000形のように吊り革が激しく揺れるような事は無かった。



上、3月8日、下3月27日。東京メトロのマークのデザインを生かした形で、熊本電鉄のマークに変えられている。


車内。シートモケットの色に関しては変えられたのかどうか不明である。詳しい方、教えて。


ドア締め切り表示はステッカーになった。どこかで見たような気が・・・・と思ったが、

西鉄7000・7050とそっくり。ということは、ドアが閉まる時の音は「ピロピロロロ~」との電子音かと思ったが、在来車と同じ「ジリリリリーン」というベル式。


2両しかないが6号車。旧・1号車と6号車の連結になっている。


ここにもメトロ時代の名残が・・・


熊本電鉄初の平成生まれ。平成4年日本車輛製。チョッパ制御、ボルスタ台車を採用した最後の車両である。翌年以降に製造の2編成はVVVFインバータ制御、ボルスタレス台車が採用された。しかしながら熊本電鉄移籍に当たってこの編成は熊本電鉄初のVVVFインバータ制御化されたほか、軌間が異なるために前述の通り台車も交換されている。


熊本電鉄初のワンハンドル式となった運転台。マイク取り付けたほか、従来モニタがあった所にICレコーダー式の放送装置が取り付けられている。