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トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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駅と駅前風景49 越中宮崎

2015-03-14 00:05:00 | 
あいの風とやま鉄道越中宮崎駅。訪問時点ではJR西日本・北陸本線の駅であった。


鉄筋コンクリート平屋建ての駅舎。静かな無人駅。


隣の市振駅からは新潟県。


ホームは島式1面2線。上屋が全く無い。3月15日からはほとんどがえちごトキめき鉄道の気動車列車となる。



駅前風景。海水浴場らしく民宿も多い。



駅前風景下の写真の右側に見えている松の木のところへ行くと・・・


そこは日本海。宮崎・境海岸といい、ヒスイの原石が打ち上げられることで有名である。夏には海水浴客で賑わうという。


海側は松林。


山側は国道8号線。

○基礎データ
所在地 富山県下新川郡朝日町宮崎字横田3239
路線 あいの風とやま鉄道(訪問時、JR西日本北陸本線)
開業 1957年(昭和32年)11月20日
乗り入れバス路線 あさひまちバス
乗客数 38名(2012年)
訪問日 2015年2月19日



駅と駅前風景48 筑後福島(廃駅)

2015-01-06 20:48:00 | 
1985年3月に廃止された国鉄矢部線の拠点駅、筑後福島駅跡。八女市の交通の拠点である西鉄堀川の両「福島」バス停からは南に1Kmほど離れている。鉄道とバスの拠点が別々に存在し、かつそれなりに離れているこの配置は、同じ県内の甘木に似ている。


駅跡は「鉄道記念公園」になっている。その横には「八女伝統工芸館」があり、ここも駅跡地という。



構内は広い。どのあたりが駅の中心だったのか定かではない。元々は駅舎に接したホームと島式の2面3線であったが、末期は駅舎に接する1面1線のみ使用されていた。


敷地の中央付近に「筑後福島駅」の看板を掲げる建物が。当時の駅舎とは明らかに異なっており、正体は不明。


汽車をモチーフにした遊具が泣かせる。


敷地中央から北側を見る。なんとなく「駅前」らしい雰囲気。



その先の信号から東西方向を見る。「中宮野町西」交差点だが昔は「筑後福島駅前」交差点だったのだろうか。



駅南側。八女農業高校が目の前にあり、通学には便利だったであろう。個人的な推測では、校門の位置からこちら側がかつての駅裏側だったのかと思うが真偽は不明。

○基礎データ
所在地 福岡県八女市大字本町
路線 国鉄矢部線
開業 1945年(昭和20年)12月26日
廃止 1985年(昭和60年)4月1日
乗り入れバス路線 不明
乗降客数 不明
委託駅(最終期)
訪問日 2015年1月6日


終着駅を訪ねて 7 石橋

2014-11-26 21:51:00 | 
「終着駅を訪ねて」シリーズ、今回は前回に引き続いて路面電車の終着停留所を紹介する。

今回紹介するのは長崎電気軌道に4つある終着電停のうちの1つ、石橋電停である。
正式な路線名は築町-石橋間の大浦支線であるが、旅客向けに路線名が使用されることはなく、5号系統の終着電停として認識されている。



単線区間の2面1線で、乗降ホームは分離されている。2002年までは1面1線の配線で、運賃授受の都合上前後扉の車両(保存車を除くと200211300)しか入線しなかった。


線路の先(南側)は道路が狭くなっている。この先は起伏が激しく、歴史的にも路線延長は考慮されなかったと思われる。




周辺は完全に都市化しており、個人商店が立ち並ぶ。「市民の台所」とでも言ったところか。


ちょっと路地に入ると、グラバー園へと通じる「グラバースカイロード」の入口がある。グラバー園、大浦天主堂へは1つ手前の「大浦天主堂下」電停からも行ける。


○基礎データ
所在地 長崎県長崎市大浦町
路線 長崎電気軌道大浦支線(5号系統)
開業 1917年6月(出雲町→大浦石橋)
乗り入れバス路線 長崎自動車
乗降客数 3059名(2000年)
無人駅
訪問日 2014年11月13日


駅と駅前風景48 バルーンさが

2014-11-11 18:00:00 | 
長崎本線の臨時駅「バルーンさが駅」。毎年10月末~11月初めにかけて開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の期間中のみ営業する。


プレハブの切符売場と有人改札。切符売り場は下にもあるが入口横の売り場に客が集中するようで、長蛇の列が出来ていた。SUGOCAには対応していないが、こんな時こそICカードのメリットが発揮できるし、普段鉄道を利用しない客にICカードを販売するチャンスでもあり、ICカード対応にすべきだと思うのだが…なお、割引きっぷ、フリー切符の類が充実しており、知っていれば並ばずに乗れるのである。2010年の1日平均乗客数は10,823名。これは2009年のJR九州各駅乗車人員ランキングでは11位、熊本を上回り、佐賀、長崎、吉塚とほぼ同程度である。


停車中の813系筑豊鉄道部車。期間中には臨時列車が多数設定されるほか、一部の特急も停車する。


ホームは恒常的に設置されている。上り、下りで導線が交わらない造りとなっており、混雑時には入場規制も行われる。


駅名標。バルーン「佐賀」と書かれているが、バルーン「さが」が正しい。


ホームから南側を見る。一面の田園地帯で集落はやや離れている。


駅前の風景。そこが会場の入口でもある。


この人波・・・・出店が立ち並び、グルメイベントのようでもある。


北側は嘉瀬川防災ステーションがある程度で、こちらも田園地帯。

○基礎データ
所在地 佐賀県佐賀市嘉瀬町大字萩野
路線 九州旅客鉄道長崎本線
開業 1989年(平成元年)11月18日
乗り入れバス路線 臨時バス多数
乗客数 10823名(2010年)
有人駅
訪問日 2014年11月2日


終着駅を訪ねて 6 谷山(鹿児島市交通局)

2014-10-31 21:16:00 | 
鹿児島市交通局(鹿児島市電)の終着駅、谷山電停。近隣にはJRの谷山駅があるが直線距離では永田川を挟んでおよそ500m離れている。旧・谷山市の中心地であり、周辺は副都心的存在としてそれなりに賑わっている。



路面電車の電停ではあるが、駅舎らしき建物が存在する。無人駅であるが定期券販売所がある。


「日本最南端の電停」の標柱が建つ。ちなみに「電停」が路面電車の停留場を意味すると解釈するのならば、日本最北端は「西4丁目(札幌)」、最東端は「すすきの(札幌)」、最西端は「赤迫(長崎)」である。


この辺りは専用軌道区間である。頭端式3面2線のコンパクトながらも立派な造り。



駅前風景。幹線道路である国道225号線から50mほど入り込んだところにある。上の写真の左側、車とバイクが止まっている所が225号線との交差点。下の写真、左側はJR指宿枕崎線の高架工事中。



国道225線、谷山電停入口付近。周辺は完全に都市化されている。

○基礎データ
所在地 

鹿児島県鹿児島市東谷山二丁目
路線 鹿児島市交通局谷山線(1系統)
開業 1912年12月
乗り入れバス路線 鹿児島交通 鹿児島市営バス等
乗降客数 不明
無人駅
訪問日 2014年10月30日