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食品ロス削減 連載 14
22年クリスマス650k削減
TABETEでは恵方巻やバレン
タインのチョコレート、ク
リスマスケーキなど、季節
の行事における食品ロス削
減にも取り組んでいる。22
年のクリスマスは「クリス
マスレスキュー大作戦2022
」と題し、12月25~28日の
4日間、ケーキや焼き菓子の
廃棄削減を目指した。その
結果、約1300食、650キロ
の食品ロス削減に成功。ホ
ールケーキやブッシュドノ
エルなど多くの商品が“レス
キュー”された。21年に同様
の取り組みをした際は120食
程度だったため、10 倍以上
に増加した。
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 13
料理人の心理的負担軽減
また、自信を持って作った
料理が大量に廃棄されるこ
とはつらいと感じていた料
理人、従業員の心理的負担
が軽減。現場の食品ロスに
対する意識が高まることも
評価されているという。
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 12
パン90%ロス削減に成功
「ホテル ザ セレスティン東
京芝」を運営する三井不動
産ホテルマネジメント(東
京都中央区)では、ブッフ
ェで余ったパンの詰め合わ
せを500円、弁当を600円で
販売。パンは90%以上、全
体でも50%以上の食品ロス
削減に成功している。購入
者は周辺地域の住民が多い
という。弁当を購入したこ
とをきっかけにブッフェに
通常来店する客もおり、新
規顧客の発掘にも貢献して
いる。
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 11
衛生面の安全確保
「食品ロス削減のために衛
生ルールを見直し、TABETE
であれば再提供可能と改定。
2時間以内に召し上がっても
らうこと、ナマモノを除くこ
と、アレルギー表示をするこ
となどをルールとし、保存方
法も工夫しました」(篠田さ
ん)他のホテルでも、提供前
に再加熱することで菌が発生
しないように工夫するなど、
衛生面の安全性確保に努めて
いるという。
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 10
衛生面の安全確保の苦労
導入にあたって最も苦労し
たのが「衛生面」での安全
性確保だ。「衛生基準を厳
しく設けているホテルが多
く、藤田観光さまも『一度
提供 した料理は再度提供す
ることができず、梅干しで
も漬物でも廃棄』というル
ールがありました。そのた
め、客数によって作る量を
調整したり、料理を小鉢に
移したりしていたそうです」
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 9
2か月で100k食品ロス削減
ホテルでの導入は22年から
本格的にスタート。現在全
国48店舗のホテルがTABETE
を導入し、ブッフェで余っ
た料理やパンを、弁当や詰
め合わせで販売している。
弁当の場合は1日あたり5~
10個程度販売。価格はワン
コイン前後だという。「秋
葉原ワシントンホテル」な
どの運営を行う藤田観光(
東京都文京区)では、コロ
ナ禍で中止していた朝食ブ
ッフェ再開のタイミングで
TABETEを導入した。ブッフ
ェで余った料理を弁当に詰
めて販売し、導入した 21
年12月~22年1月末の約 2
カ月間で約100キロの食品
ロス削減に成功している.
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 8
ヒーローとレスキュー
TABETEでは、ユーザーを「
ヒーロー」、TABETEを通じ
て商品を購入することを「
レスキューする」と表現し
ている。ユーザーがより「
自分が食品ロス削減に貢献
しているのだ」と感じやす
いように、「レスキュー」
「ヒーロー」という世界観
を作りこんでいるという。
「『買いに行く』ではなく
『レスキューをしに行く』
という表現にすることで、
自分、事業者、地球・環境
全てに対してよい行動をし
ていると実感してもらいた
いと考えています。ユーザ
ーに『自分はヒーローだ』
と感じてもらえるよう、T
ABETEの活用による食品ロ
ス削減量などは可視化し、
アプリから見れるようにし
ています」(篠田さん)
(次回に続く)
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食品ロス削減 連載 7
エシカルな消費の仕方
TABETEを開発した背景につ
いて、篠田さんは「消費者
の食品ロスへの関心を高め
ることで、業界に大きなイ
ンパクトを与えたいと考え
ています」と話す。「私た
ちは、『食の持続可能性』
に向けて、消費者の買い
方・消費の仕方を変革する
ことを目指しています。食
品ロス削減に関して、昨今
はテークアウトではなくEC
型が増えてきています。TA
BETEではテークアウトとい
う形で日常的に利用しても
らうことで、普通の買い物
の中でのエシカルな消費の{
仕方、選択肢を提供し、消
費者の食品ロス、食の持続
可能性に対する意識変革を
促進したいと考えています。
消費者の意識を変革するこ
とは、事業者や業界に対す
るソーシャルインパクトに
つながり、食品ロス削減に
大きく貢献できると考えて
います」(篠田さん)
(次回に続く)
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