飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

4.定期借地借家アドバイザー30

2018-09-26 10:12:00 | 3ハガキアート

空き地・空き家は
    定借でイノベーションえを起こせ 

    お問合せ等は、
    メッセージメッセージを送る
    クリック 

                             

              プロフィール
             バックナンバ

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    new
                         連載  15

     ビジネスモデルはシンプル

     Anyplace  のビジネスモデルはシ
     ンプルで、料金の10%を手数料と
     してもらうというもの。家賃は単
     価も大きいですし、毎月必ず発生
     するものなので上手く仕組みを作
     れれば安定したビジネスになりま
     す。実績ができるとそれをもとに
     営業もできるので、登録してくれ
     るホテルも増やしやすいし、ホテ
     ルが増えればユーザーもついてく
     る。そうやって少しずつ形ができ
     ていきました。その中で僕たちに
     とって大きかったのが、ウーバー
     の初期投資家であるJason Calac
     anis(ジェイソン・カラカニス)
     氏から投資を受けられたことです
     。ダメ元でメールをしたら返信が
     来て、直接会うことになって。ミ
     ーティングの時間は15~20 分く
     らいだけ。
     (次回に続く)

 

 

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    
                         連載  14

     ウーバーの初期投資家も支援。
     日本人でもやれると証明したい

     リリースの当初から手応えのよう
     なものを感じていたのでしょうか?

     手始めにサンフランシスコ内のい
     くつかのホテルに電話をしてみた
     ところ、月に 1600ドルで貸して
     もいいという答えが数軒から返っ
     てきました。市内のワンルームア
     パートの場合は平均でも 3000ド
     ル以上かかってくるので、破格の
     値段です。そこで、「Weebly(
     ウィーブリー)」というウェブサ
     イト製作ツールを使って簡易版の
     サイトを立ち上げました。まず、
     ホテルのスクリーンショットと値
     段だけを載せて。それを掲示板の
     ようなサービスに掲載したところ
     、長期で住みたいというお客さん
     がついて収益が上がった。そのと
     きに「これならいけるんじゃない
     か」と思いましたね。
     (次回に続く)

 

 

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    
                         連載  13

     宿泊と住むの境界が曖昧になる

     ホテルであれば家具やインフラも
     整っていて、出たい時に出て入り
     たい時に入れるようにすれば便利
     だな、と。何よりエアビーアンド
     ビーの台頭で「住む」ことと「泊
     まる」ことの境界線が曖昧になっ
     てくる中で、このアイデアはチャ
     ンスがあると考えていました。従
     来は「泊まる」場所を考えた際、
     基本的にホテル一択だった。それ
     がエアビーアンドビーが普及した
     ことで、人の家にお金を払って泊
     まるという選択肢が生まれたんで
     す。反対に「住む」場所だって必
     ずしも家でなくてもいいのではな
     いか。特に近年は物を所有せずに
     借りたい時だけ借りればいいとい
     う考えが広がってきています。ホ
     テルが空き部屋を安く提供してく
     れて、そこに住みたい人が自分以
     外にもいれば成立すると思いまし
     た。
     (次回に続く)

 

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    
                         連載  12

     その考え方に従って生まれたの
     がAnyplaceのアイデアでした。

     {Anyplaceに行き着いたきっか
     け}--
     Anyplaceのアイデアに行き着い
     たきっかけは何だったのでしょ
     うか?

     自分自身を振り返った時に、引
     っ越しがものすごくストレスだ
     ということに気づいたんです。
     まず契約期間が決まっていてこ
     れに縛られるのが嫌でしたし、
     いざ引っ越すとなると、手間と
     コストがかかります。何でこん
     なに縛られて、移動しにくい状
     況になっているんだろう。どう
     やったらもっとフレキシブルに
     住むことができるのか。そんな
     ことを考えていた時にふと思い
     浮かんだのが、「ホテル住まい
     にすれば良いじゃん」というこ
     とだったんです。
     (次回に続く)

 

 

 

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    
                         連載   11

     支えられ、方向が見見つかった

     その他にも中古家具のレンタルサ
     ービスを始めいろいろな事業をや
     ってみましたけど、なかなか自分
     が信じられるものは見つからなく
     て......。そんなとき、常に支えて
     くれたのがキヨ(小林 清剛)さん
     でした。何度もアイデアの壁打ち
     に付き合ってくれたり、暖かい言
     葉をかけてもらったり。他にも太
     河さんや、周りの人がアドバイス
     やフィードバックをくれて、何と
     か途中で投げ出すことなく続ける
     ことができたんです。約2年の間
     に何度も試行錯誤を続けた結果、
     自分の中でひとつの結論に至りま
     した。それが「自分が心から信じ
     られてすごく欲しいけど、まだ世
     の中にはないもの」を見つけられ
     れば、それは良いアイデアである
     可能性が高く、大きなチャンスだ
     ということ。
     (次回に続く)

 

 

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    
                         連載   10

     現実は厳しかった

     ただ実際にやってみると、ホテルと
     エアビーアンドビーでは在庫の構造
     が全く違った。ホテルの場合は1 社
     の顧客を獲得すれば数百室の部屋が
     対象になり、基本的にはどこかしら
     の部屋は空いてます。でも、エアビ
     ーアンドビーの場合は1人獲得して
     も獲得できるのは1 物件。1 室の獲
      得コストが高すぎるんですよね。
     その上、良い部屋であるほど余らな
     いですし、他社プラットフォームへ
     の依存度が高すぎる点もサービスの
     成長を考える上でネック......。最終
     的にはクローズすることを決めたん
     です。振り返ってみると、この頃が
     人生で最も落ち込んでいた時期かも
     しれません。自分の実力のなさを痛
     感しましたし、自信も失っていまし
     た。
     (次回に続く)

 

 

      売り上げの100%が
       アメリカ、28歳の
      「ポスト山田進太郎」    
                         連載   9

      「住」はもっとフレキシブル
     にできる

     ──最初の2年間はいろいろと失敗
     も重ね、なかなか思うようにいか
     ない時期が続いたそうですね。

     最初は少し頭でっかちというか、
     既存の仕組み同士を掛け合わせる
     ような方法で事業案を考えていた
     んです。例えば、ウーバーの仕組
     みを他の業界に組み合わせて「ウ
     ーバーの○○版」のような形で。
     その延長線上で当時、思いついた
     のがエアビーアンドビーで売れ残
     った在庫を、直前に割引価格で販
     売できるマーケットプレイスです
     。これはもともとホテルで同じ仕
     組みを採用していた「Hotel Toni
     ght」が伸びていたので、それの
     エアビーアンドビー版のようなも
     のでした。
     (次回に続く)

   

     売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   8

    国全体がベンチャーのよう

    国によっては法的な観点から大き
    く制限されたり、すごく抵抗され
    る文化があったりもします。その
    点でアメリカはある意味、国全体
    がベンチャーのような側面がある
    というか、新しく、かつグレーな
    ものが出てきた時にみんなで話し
    合いながら折り合いをつける。そ
    んなプロセスが根付いていると感
    じたんです。本当にエアビーアン
    ドビーやウーバークラスの事業を
    作ろうと思った時に、この違いは
    大きい。もちろん英語が大変だっ
    たりはするんですけど、それ以上
    にこの土壌の方が重要だな、と。
    (次回に続く)

    売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   7

    シリコンバレーしかない

    サンフランシスコに渡米して、最
    初の1年は「TechHouse(テック
    ハウス)」というシェアハウスや
    、「TechWatch(テックウォッ
    チ)」というインタビューブログ
    を運営していました。それからい
    ざ自分でも「次のウーバーやエア
    ビーアンドビーのような企業をつ
    くりたい」と心に決めたとき、自
    然と「それをやれる場所はシリコ
    ンバレーしかない」と考えるよう
    になっていました。

    ──それはなぜでしょうか?

    スタートアップのエコシステムが
    あるというのはもちろん、エアビ
    ーアンドビーやウーバーのように
    新しい概念や既存のシステムをデ
    ィスラプトするようなアイデアが
    出てきたときの、受け入れ方の違
    いが大きいと思うんです。
    (次回にに続く)

 

    売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   6

    シリコンバレーの起業に憧れる

    特に僕はツイッターやスクエアの
    ファウンダーであるジャック・ド
    ーシー
が大好きです。彼は29歳で
    起業し、この10年ほどで時価総額
    が2兆円を超えるような企業を2つ
    もつくっています。日本でこのク
    ラスの起業家がいれば、頂点に近
    いと思うのですが、シリコンバレ
    ーにはジャック・ドーシーのよう
    な起業家がたくさんいる。そんな
    起業家たちに対する憧れもありま
    したし、一度きりの人生、どうせ
    やるならメジャーリーグでやって
    みたいという気持ちが強くありま
    した。とはいえ、最初は自信があ
    ったわけでも、何か特別なコネク
    ションがあったわけでもなく、勢
    いしかなかったです(笑)。英語
    もろくに話せないような状態でし
    たから。
    (次回に続く)

 

 

    売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   5

    大学を卒業する前の数カ月間は国
    内でいろんな起業家に会わせても
    らいました。彼らの話を聞くこと
    で、よりスタートアップが身近に
    感じられるようになりましたね。
    自分でもやりたい、やれるんじゃ
    ないか。思い立ったが吉日という
    ことで、大学卒業のタイミングで
    アメリカにわたり、起業すること
    を決めました。
    --{憧れの起業家}--
    ──日本人で初めからアメリカでビ
    ジネスを立ち上げる起業家は多く
    ありません。

    そうですね。最初から本当にそれ
    がベストな選択肢だ、という確信
    があったわけではありませんが、
    『ソーシャル・ネットワーク』や
    井口さんから影響を受けたことも
    ありましたし、シリコンバレーで
    活躍する起業家を見て、純粋にか
    っこいいなと思っていました。
      (次回に続く)

 

 

 

    売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   4

    ブログが縁を作る

    LAUNCH Festivalで井口さんが
    プレゼンをしている動画を見たと
    きに、ものすごく衝撃を受けて。
    それがきっかけで、セカイカメラ
    にアルバイトとして関わらせても
    らい、スタートアップ業界にどん
    どんのめり込んでいくようになり
    ました。そうしていくうちに、新
    しいモノをつくれる起業家はスゴ
    いなと強く思うようになり、シリ
    コンバレーを中心に海外の起業家
    、テクノロジー関係の情報を発信
    していく「シリコンバレーによろ
    しく」というブログを開設し、情
    報発信を始めてみたんです。偶然
    、そのブログをEast Venturesの
    松山太河さんが見てくれて、同社
    でアソシエイトとして働く機会を
    いただきました。
    (次回に続く)

 

 

    売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   3

    そんな彼が起業を志した原体験か
    ら、今後の展望について聞いた。

    本気で次のウーバーやエアビーア
    ンドビーを目指すなら、サンフラ
    ンシスコしかない

      ──内藤さんがスタートアップや起
    業に興味を持つようになったきっか
    けを教えてください。

    僕が大学生だった頃、フェイスブッ
    クを題材にした『ソーシャル・ネッ
    トワーク
』という映画が公開されま
    した。あの映画を見て、すごい世界
    があるんだなと思ったんです。自分
    と同じくらいの年齢の人がこんなに
    もインパクトのあるものを作れるの
    か、と。

    スタートアップ業界に深く関わるよ
    うになったのは当時、セカイカメラ
    というプロダクトを開発していた頓
    智ドットの井口尊仁さんの影響です。
    (次回に続く)

 

 

     売り上げの100%が
     アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                   連載   2

    ホテルの空室利用ビジネス

    「Business Entrepreneurs(
    起業家)」の   1人として、An
    yplace   CEOの内藤 聡が選ばれ
    た。2017 年にサンフランシスコ
    でリリースされた、ホテルの空き
    部屋を月額制で家のように利用で
    きる「 Anyplace」。エアビーア
    ンドビー
とは逆の発想で「住」の
    新しい選択肢を作ろうとする同サ  
    ービスは注目を集め、現在は年間
    ベースで流通総額が 1億円を超え
    る。「こんな若手起業家は今まで
    にいなかった 」とアドバイザリー
    ボード3 人が揃って、太鼓判を押
    している。「 ウーバーやエアビー
    アンドビーのように世界中で使わ
    れるサービスを作りたい」と話す
    内藤は、大学卒業と同時に渡米し
    サンフランシスコで起業すること
    を決意。何度も試行錯誤を重ねて
    今の事業アイデアに辿り着き、ウ
    ーバーの初期投資家の支援を得ら
    れるまでに至っている。
    (次回に続く)

    売り上げの100%が
    アメリカ、28歳の
    「ポスト山田進太郎」  
                  新連載   1

    Forbes JAPANでは、次世代を
    担う30歳未満のイノベーター3
    0人を選出する特集「30  UND
    ER 30 JAPAN」を8 月22 日よ
    りスタートした。 本特集では、
    「Business Entrepreneurs(
    起業家)」 「Social Entrepre
    neurs(社会起業家)」 「The
     Arts(アート)」「Entertain
    ment & Sports(エンターテイ
    メント&スポーツ)」「Health
    care & Science(ヘルスケア&
    サイエンス)」の 5つのカテゴ
    リーを対象に、計30人のUNDE
    R30を選出。
                   Forbes JAPAN
           (今回新連載です)

 

 

 

     LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由     最終回  12 new 

    QR決済の信頼性の課題

    もう一つの事業リスクは、スマホ
    決済全体に対する信頼が揺らぐこ
    とだ。中国では店頭に設置してい
    たプリント型のQR コードを勝手
    にすり替えられ、店が収益を横取
    りされるといったトラブルが実際
    に多発している。「決済は安心安
    全が絶対だが、QR  コード決済は
    まったく新しい文化なので、中国
    でもさまざまなトラブルが起きな
    がら成長している。これを業界全
    体でしっかり研究し、技術的に制
    御できる体制を築く必要がある(
    長福氏)。日本では現在、約  20
    の業者が関連の決済サービスを提
    供しているが、これが将来、100
    事業者以上に増えるという見方も
    ある。仮想通貨しかり、一つの不
    祥事で業界全体へのイメージが大
    きく悪化し、成長の勢いがそがれ
    るケースは珍しくない。そうなら
    ないための対策も、LINE ペイに
    限った話ではないが、業界全体の
    課題といえそうだ。
    (今回最終回有り難うございます)

 

     LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  11

    中国の現状が日本の未来かは
    難しい

    一方で、「中国の現状がそのまま
    日本の未来」と考えるのは早計だ
    ろう。特に個人情報の取得、広告
    など他事業への利用にかかわる意
    識は、中国と日本で大きく異なる
    ため、やり方を間違えれば一気に
    ユーザー離れを起こす可能性はあ
    る。「日本に準拠した形、ユーザ
    ーが不快にならない形で進めるの
      はもちろん、データを預けてもら
      うにはしっかりメリットを訴求で
      きなければと考えている 
    (長福氏)。
    (次回最終回おたのしみに)

 

 

            LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  10

           スマホ決済に対する
    信頼を醸成できるか

           盛り上がり始めたスマホ決済市場
           、今後各社の生き残り競争はどう
           展開していくのか。長福氏は「日
           本でも中国同様、数社の強いサー
           ビスが並行して使われるようにな
           っていくのでは」と見る。メッセ
           ンジャーアプリ発のスマホ決済サ
           ービスとしては、中国のウィチャ
           ットペイが同国内で巨大サービス
           に成長している。同社の成長過程
           が、LINEにとっても一つのモデル
           ケースとなりそうだ。
          (次回に続く)

 

 

      LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  9 

           決済後のコミュニケーションが
    出来ることが重要

           LINEにとってのアドバンテージ
           は、圧倒的な規模のメッセンジャ
           ーサービスを築いている点だ。決
           済と並ぶウォレットサービスの主
           要機能に、立て替え、割り勘など
           で発生する個人間送金がある。月
           間7600万人が利用しているLINE
           アプリなら、すでに親しい友人や
           家族との日々のコミュニケーショ
           ンに使われており、送金機能の親
           和性が高い。わざわざ別アプリを
           ダウンロードする必要がないとい
           う点でも、心理的ハードルが低い。
           メッセンジャーアプリとしての強
           みは加盟店開拓においても武器に
           なる。「飲食店や小売店が売り上
           げを拡大するために、決済後のコ
           ミュニケーションは重要。LINEは
           そこまで合わせて提供することが
           できる」(長福氏)。スマホ決済
           時に顧客のアカウントと友だち登
           録を行えたり、購入履歴に応じ店
           舗情報やクーポンを配信できたり
           する機能が加盟店にうけていると
           いう。
          (次回に続く)

 

 

     LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  8 

    プレイヤーの乱立

           特に、利用者ごとの傾向をつかん
           でサービスのパーソナライズ、レ
           コメンドなどを行っているネット
           企業にとって、実購買データは貴
           重だ。「決済で集まるデータによ
           って広告、金融など、ほかの事業
           領域がさらに盛り上がるように掛
           け算をしていく」(同氏)。ここ
           に目を付けるのはLINEだけではな
           い。実際、スマホ決済領域ではプ
           レーヤーが乱立する。従来のライ
           バルである楽天の「楽天ペイ」、
           独立系の「オリガミペイ」などに
           加え、フリマアプリのメルカリが
           投入に向け準備する「メルペイ」
           も、加盟店開拓を開始している。
           直近では、ソフトバンクとヤフー
           の合弁による新サービス「ペイペ
           イ」も発表された。ペイペイはL
           INE同様、今秋のサービス開始時
           から3年間の決済手数料無料を武
           器に加盟店開拓を進める方針だ。
           (次回に続く)

 

 

           LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  7 

           加盟店が負担する手数料を
           3年間無料に

           そして今回投入した店舗用アプリ
           については、通常決済利用時に加
           盟店側が負担する手数料を3年間
           無料とした。「加盟店にとっての
           導入のハードルを探し、それをク
           リアするサービスを出すのが自分
           たちの役割。3年後には手数料を
           いただくが、まずは導入してもら
           い、生産性向上や業務改善を実感
           してもらいたい」(長福COO)。
           決済事業者の“儲けの源泉”である
           手数料収入を犠牲にする大胆な戦
           略といえるが、一方で、LINEの
           出澤剛CEOは「手数料だけで儲け
           るモデルは今後徐々に少なくなっ
           ていくのではないか」と指摘する。

 

     LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  6 

    決済末端の独自の提案

    主に大規模事業者向けに提案する
    のは、POSレジ改修や、アリペイ
    、ウィチャットペイなどの決済に
    も対応する「スターペイ」端末の
    導入。一方、イベント会場や屋台
    の決済には、店頭に電子機器のい
    らないプリント型が重宝されてい
    る。この中間的な役割を担う手段
    として、8 月からはスマホ端末で
    決済できる専用アプリの提供を加
    盟店向けに開始、また今年中にLI
    NEペイ特化型の独自端末も投入す
    る予定だ。
    (次回に続く)

 

    LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  5 

    加盟店100万カ所目指す

    LINE  ペイが利用者獲得と両軸で
    進めるのが、加盟店の開拓だ。同
    社は2018年中に決済対応箇所(
    自動販売機等も含む)を100万ま
    で増やす計画を掲げる。現在まで
    に9.4万箇所を独自開拓したほか、
    今秋からはクレジットカード大手
    ・ジェーシービーが展開し、おサ
    イフケータイ(非接触型)の決済
    で 72万店の加盟店を持つクイッ
    クペイと新たに提携、一気に加盟
    店を増やす。100万箇所という目
    標達成に向けては、大規模チェー
    ンの開拓はもちろん、「パパママ
    ストア」といわれる中小規模事業
    者への訴求も重要になる。そこで
    LINE が進めてきたのが、店舗向
    けの LINEペイ導入形態の多様化
    だ。事業者の規模やニーズに合わ
    せ、今後投入を予定するものを含
    めすでに5つをラインナップする
    。ライバル社にもここまでそろえ
    る例はない。
    (次回に続く)

 

 

     LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  4 

    上限金額を100万円に拡大

    8 月からはさらにアクセルを踏み
    込む。「どうすればランクが上が
    るのかわかりづらい」という利用
    者の声を受け、LINE  ペイ利用者
    全体をランク付けする「相対評価
    」から、必要条件をクリアすれば
    誰でも適用される「絶対評価」に
    変更。月間の決済額や送金人数な
    ど、カラー判定の条件も明示した
    。これと同時に、ポイント付与対
    象の上限金額を従来の  10万円か
    ら 100万円まで拡大した。「LIN
    Eペイは利用者にとって“セカンド
    カード”のような位置づけで、1 0
    万円もあれば十分かと考えていた
    が、もっと使いたいという声をた
    くさんもらった。100万円まで枠
    を引き上げたことで、メインの決
    済手段としても使ってもらえる可
    能性が広がる」。同事業の運営会
    社・LINE Payの長福久弘COO(
    最高執行責任者)はそう自信を見
    せる。
    (次回に続く)

 

      LINEペイ「客にも店にも無料」を
    貫く理由      連載  3 

           利用度合いに応じて
    4色のバッジを付与

           LINEが利用者向け施策の目玉とし
           て打ち出したのが、独自のポイン
           ト還元プログラム  「マイカラー」
           だ。LINEペイユーザーに対し、サ
           ービスの利用度合いに応じて4色(
           グリーン、ブルー、レッド、ホワ
           イト  )のバッジを付与、最低のホ
           ワイト(決済額の0.5%)から最高
           のグリーン(同2%)まで、決済時
           のポイント還元率に差をつける仕組
           みとなっている。これに加え 2019
           年 7月末までは、LINEペイのQRコ
           ード決済利用に対し、各自のカラー
           とは関係なく一律3%のポイント還
           元を行うキャンペーンも実施。期間
           限定ではあるものの、グリーンバッ
           ジを持つ利用者には最大 5%のポイ
           ントを付与するという奮発ぶりだ。
           (次回に続く)

 

             プロフィール
             バックナンバー

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする