遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

亀の繁殖施設

2017-10-20 16:30:43 | 日記
平成29年10月20日(金

名古屋港亀の繁殖研究施設


亀類繁殖研究施設


名古屋港水族館の南端に「亀類繁殖研究施設」が
在ります。

ポートブリッジの直ぐ脇

案内版

繁殖研究施設の入口

名古屋港水族館は1992年(平成4年)に開館
しましたが、初代館長の内田至氏はウミガメ研究
の第一人者で、開館時に亀の研究施設を作りたい
と要望され、ウミガメの繁殖を促し飼育する設備
を水族館に併設されました。
1995年(平成7年)に、世界で初めて室内の
人口砂浜でウミガメの産卵に成功させました。

亀の人口ふ化場、砂浜

館内回遊水槽に隣接の砂浜で産卵した卵を人工ふ化
してウミガメの繁殖を促し飼育する設備です。
人口砂浜で誕生した亀を年齢ごとに別けた水槽で
それぞれの成長の手助けをしています。

赤ウミガメの成長記録

アカウミガメの子供

アカウミガメ1歳

ここでは内外の水族館関係者や研究者との共同で
ウミガメの生態を研究されてをり、アカウミガメ、
アオウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメ等を飼育
しています。

ヒメウミガメ


亀の飼育作業

生まれたばかりの小さな亀や大きなウミガメが泳ぐ
姿を真近に、じっくり眺められます。
また、飼育員の方々が、餌やり、掃除等忙しく働く
姿も、水族館では目にすることは出来ません。
入場無料で、いつでも出入り自由です。是非一度
水族館を訪れた際に立ち寄って見て下さい。


今日の1句(俳人の名句)

秋の雨直下はるかの海濡らす    西東三鬼



秋の雨

2017-10-18 08:30:42 | 日記
平成29年10月18日(水)

秋黴雨、秋霖、秋雨

名古屋港水族館


秋黴雨(あきついり)とはよく言ったもので、
これだけ毎日降り続く雨はまさに、梅雨の様、
時折り、真夏を思わせるような暑い日が在り
一転して15度前後の冬の様な寒さが、、、
目まぐるしく変わる気温に、私(ヤギ爺)の
様な年寄りには付いて行けず、
ボクシングのジャブの様なダメージをくらい
日々対応に苦慮して居ります。

出歩くのも億劫になり、更に足腰へ、、、
カミサンの小言を受けて、、心機一転し
雨模様の中(16日)、散歩に出掛けました。
さすがに雨の中で歩く人は少なく、、、、
時折りすれ違う人は所要の急ぎ足です。




それでも、名古屋港に近づくと、歓声とともに
子供達の列が見え始め、、遠足で名古屋港水族館
へ来た、幼稚園、保育園児、小学生達が次々、
列をなしやって来ます。
水族館は雨天時は持って来いの場所です。


幼児達は比較的おとなしく、、小学校の高学年に
なると、付き添いの先生方もその対応に苦慮され
時には大声を張上げて居られます、、、。








それでも水族館の入口へは、順序良く並んで、
館内へ吸い込まれて行きました。

今日の1句

秋黴雨水族館に列をなし     ヤギ爺



水族館の南端に「亀類繁殖研究施設」という
建物が有ります。次回は此処を紹介します。



潮路句会

2017-10-16 10:08:51 | 俳句
平成29年10月16日(月)

潮路句会10月例会

日 時 :平成29年10月14日土)13時 ~

場 所 : 大手コミュニテイ・センター

兼 題 : 1)登高、2)南瓜、3)当季雑詠

時折り小雨降る中、何時もの様にコミセンの在る
公園への磴を下りると、所々にどんぐりが落ちて
居ます。
コミニテイ・センターへ向う小路にも至る所に
どんぐりが、、、。
私の少年期には、団栗を一杯ポケットにつめて、
服を汚し帰り、母に怒られた記憶が蘇りますが
今の子供達は見向きもせぬ様に、一心不乱ゲーム
に集中しています。
何だか、、、、少し寂しくあの頃の想いに浸って
居りました。

12時過ぎ、コミセンに到着し中へ入るととても
良い匂いがしていました。
今日は「男の料理教室」と重なり、これに参加
される方が多く、我々が使う大会議室を使用
されて、我々はは隣室での句会となりました。

最近、所要や病気等で句会参加者が少なくなって
居り、句会に丁度良いくらいの部屋です。


潮路抄

初鴨を待つ川波のきらめける      玲 子



縷縷となきるると応えへて残る虫    玲 子

邯鄲(かんたん)コウロギよりやや小さい)
リルルルと鳴きます。



けふ限りかも知れぬ虫の声       勝

蟋蟀(コウロギ)


雨粒の垂みに怺へみだれ萩       美保子

萩の花


枝豆の跳ねて笑ひの夕べかな      魚 青




含め煮の匂ふ厨の南瓜かな       美智子



登高や遠き連山たたなはる       セツ子



たうなすや故郷便の重さかな      ヤギ爺

たうなす:かぼちゃの事


登高や雲海更に広ごれり        ヤギ爺





※次回の潮路句会は11月11日(土)です。
 兼題:1)マスク、2)初時雨、3)当季雑詠

椎の実

2017-10-14 08:32:23 | 日記
平成29年10月14日(土)

木の実降る


運動会も終り、季節は中秋から晩秋へ、、、
体育の日の連休後、寒暖の差が激しく年老いた
我が身には、中々対応が難しい様です。
朝晩は寒ささえ感じる様になり、、、時折り吹く
風にどんぐりなどが落ちてきます、、、。



椎の実





すた椎の木

公園に在る、椎の大木の辺りを探して居ると、
小さく割れた鞘から、艶のある黒っぽい実が
彼方此方に落ちて居ました、、、。


椎の実




ブナ科の常緑高木すだ椎、つぶら椎の実。
すだ椎は円錐状卵形、つぶら椎は円形で硬い。
煎って食べる。よく食べられるのはすだ椎の実で
つぶら椎の実は渋みが残る。



「四季の詞」:川崎展宏(俳人)著 より、
この本の「木の実降る」の項で、
乾いたこの実がはらはらと落ちて来る様を思います。
小学生の頃、受験生意識にない3年生くらいだった
頃、海の見える町で近くに大きな椎の木が在りました。
年上の子と椎の実を沢山拾い、その子の家の竈で、
焼いて食べたのを覚えています。指先の熱いのを我慢
して剥いて食べた。
最近家に近くの神社で椎の木を見つけ少しばかり拾っ
て来ました。フライパンで煎って食べましたが、
上手くなかった。少年の頃の、海がきらきら光って、
何十年の日が過ぎた事を思い知りました。

椎の実で何時も思いだすのは、「しいのみ学園」と
いう映画です。
当時小学生だった頃、学校から映画鑑賞会で劇場へ
見に行きました。テレビが未だ普及してないころです。

「しいのみ学園」 監督 : 清水 宏
  1955年 新東宝 作品

福岡学芸大学教授の山本三郎氏の原作「しいのみ学園」
がベストセラーとなり、この実話を基に新東宝で映画化
山本教授を宇野重吉、その妻を花井蘭子、小児マヒの
息子を河原崎健三(子役)、学園の教え子で後学園を
手伝う渥美かよ子を香川京子が演じています。

大学教授の山本先生には二人の息子があり、二人とも
小児マヒとなり、幼い息子が学校でイジメに遭い、不憫
に思う教授は学校を辞め資材を投げうって「しいのみ
学園」を創設した。「障害者という劣等感を排除して
ノビノビさせる事をモットーとした」
この所見に、全国から障害のある子を連れ親達が、、、

1954年当時は今の様な特別支援学校や福祉施設は
無く、、この出来事が世に先鞭をつけた様です。
2012年4月児童福祉法の改正に伴い「しいのみ
学園」は児童発達支援センターへ移行。


今日の1句(俳人の名句)

木の実降る音を遠くに夜の皿      桂 信子

万屋に秋は来にけり棒束子       川崎 展宏


※万屋 : よろずや。種々のものを商う店。
 棒束子 :ぼうたわし。棒のついたタワシ





運動会 2

2017-10-11 09:29:29 | 日記
平成29年10月11日(水)

学区親善運動会・午後の部

昼食タイム、町内お取寄せの「幕の内弁当」
「おにぎりセット」子供達の好物「ハンバーグ
弁当」、、家族、仲間と食べる昼食は格別の
美味しさ、会話も弾み、ゆっくりとお昼休み。

水分補給も十分に午後の競技の始まりです。


午後の最初は、紅白玉入れ



競技プログラム


⑧紅白玉入れ(学区内子供120人が紅白に別れ
 競技 。勝者20点、敗者10点)



 熱戦となり、終了時のカゴの中はやや白組が
 優勢か? カウントにより僅か2個の差で紅組
 が優勝(63点)「紅は終わってから玉を入れ
 た」「カウントの玉を胡麻化した、、、」
 終わってみれば、皆元の仲良しに、、、。

⑨バラエテーリレー(大人4人、子供4人)
 町内対抗戦(1位50点 ~ 5位10点)

 第1走者は自転車の車輪にボールを入れ地面
 を引いて走る(2人)次は縄跳びで走り、次は
 スプーンにボールを乗せ走る。後、大人が同様
 に引き継ぎ走る。
 第1走者の子は町内切っての走り自慢、慌てて
 車輪からボールが食み出し、何度も繰返して、、
 親子が同じ競技を、、とても楽しい競技です。

⑩親子デカパン競争(親子4組。父2、母2)
 オープン競技(点は競わず)


 デカパンを親子(父子、母子)で履いて走り
 帰りは子をオンブして帰る。微笑ましい競技。
 普段子と余り接しない父親が懸命に走る、、

⑪アップダウン・リレー(大人男4人、女4人)
 町内対抗戦(1位50点 ~ 5位10点)


 午前中の子のリレーと同様、ボールを上、下、
 上、下で運び、最後の人が基点迄を往復走る。
 これを繰返す。
 お父さん、お母さんが子の前で懸命に走ります。

⑫ホルインワン・レース(中高年6人)
 オープン競技(グランドゴルフのリレー)


 我が町内はホールインワンは無いものの、
 チームワーク宜しく見事1位でした。

⑬町内対抗リレー(大人男4人、女4人)
 町内対抗戦(1位50点 ~ 5位10点)

スパイダーマンも登場し、、、

 今年の我が町内はエース的存在が2名欠場で、
 戦前予想は、、、




 然し、各ランナー共にとても早く(予想外?)
特に女性4人共に快走、アンカーの中学生(
 2年男)が頑張り、後僅かの2位でした。
 リレー途中にバトンミスが在りタイムロスが
 在った様ですが素晴らしい追い上げでした。
 各町内が一番盛り上る最後の競技に、応援団も
 ヒートアップして、暫し昂奮覚めやらぬ儘、
 フィナーレとなりました。

閉会式となり、成績発表、表彰式、主催者挨拶が
在り「怪我人もなく、滞りなく無事終了しました
関係者、町内参加の皆様のご協力に感謝します、」

大会前、年々少子高齢化が進み、参加者の減少を
心配して居りましたが、大勢の方が参加され、
学区内町民の頑張りに、パワーを貰いました。
又、少し頑張れそうです、、、。


今日の1句

運動会デカパンの父子奮闘す    ヤギ爺

運動会沸騰点の覚めやらず     ヤギ爺