遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会

2017-10-16 10:08:51 | 俳句
平成29年10月16日(月)

潮路句会10月例会

日 時 :平成29年10月14日土)13時 ~

場 所 : 大手コミュニテイ・センター

兼 題 : 1)登高、2)南瓜、3)当季雑詠

時折り小雨降る中、何時もの様にコミセンの在る
公園への磴を下りると、所々にどんぐりが落ちて
居ます。
コミニテイ・センターへ向う小路にも至る所に
どんぐりが、、、。
私の少年期には、団栗を一杯ポケットにつめて、
服を汚し帰り、母に怒られた記憶が蘇りますが
今の子供達は見向きもせぬ様に、一心不乱ゲーム
に集中しています。
何だか、、、、少し寂しくあの頃の想いに浸って
居りました。

12時過ぎ、コミセンに到着し中へ入るととても
良い匂いがしていました。
今日は「男の料理教室」と重なり、これに参加
される方が多く、我々が使う大会議室を使用
されて、我々はは隣室での句会となりました。

最近、所要や病気等で句会参加者が少なくなって
居り、句会に丁度良いくらいの部屋です。


潮路抄

初鴨を待つ川波のきらめける      玲 子



縷縷となきるると応えへて残る虫    玲 子

邯鄲(かんたん)コウロギよりやや小さい)
リルルルと鳴きます。



けふ限りかも知れぬ虫の声       勝

蟋蟀(コウロギ)


雨粒の垂みに怺へみだれ萩       美保子

萩の花


枝豆の跳ねて笑ひの夕べかな      魚 青




含め煮の匂ふ厨の南瓜かな       美智子



登高や遠き連山たたなはる       セツ子



たうなすや故郷便の重さかな      ヤギ爺

たうなす:かぼちゃの事


登高や雲海更に広ごれり        ヤギ爺





※次回の潮路句会は11月11日(土)です。
 兼題:1)マスク、2)初時雨、3)当季雑詠