令和4年3月18日(金)
分 葱 : わけぎ
ユリ科の多年生葉菜、葱の変種で(葱と玉ねぎの雑種)
普通の青ネギよりも匂いも薄く、葉の色も淡い緑色。
細く柔らかで独特の良い香りがある。
株分けにより短時日のうちに鱗茎から発芽する。
分葱の名は、株分けにより殖やすことからこの名がある。
2~4月頃に、京阪神を中心に多く栽培される。
胡葱(アサツキ)、万能葱、分葱(ワケギ)の違いは、
胡葱(アサツキ)は、葉の径は2~3mm(極細)、球根が
在り根元がぷっくりしている。葉の色は鮮やかな緑色で香り
が良く、辛味が強い。アサツキはネギ科ネギ属エゾ葱の変種。
普通の葱より色が浅いので漢字の「浅葱」とも書く。
万能葱は、葉の径は5mm程、球根はなく根元は真直ぐ、
葉は緑色の部分が多く、どんな料理法にも合う。(九条細)
分葱(ワケギ)は、葉の径は7~10mm(葱より細い)
球根があり、根元はぷっくり丸みがある。
香が良く甘みがある、辛味、苦みは少ない。
先日(毎月曜日、農家の朝市がある)、朝市に出掛けた
カミさんが里芋と分葱等を買って来た。
里芋の親芋(普通の芋の10倍程の大きさ)の大きいの
に、ビックリした。 刻んで煮物にするというが・、
分葱の束は、ご近所で御裾分け、、、、
薬味にも(饂飩、蕎麦など)使用
帆立と饅(ぬた、味噌和え)をいただく。
オフクロの味が確りと、カミさんに伝承された懐かしい
味である。
今日の1句
妻の手の分葱の饅を懐かしむ ヤギ爺
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