遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

菩提子

2018-10-24 15:52:19 | 日記
平成30年10月24日(水)

菩提子 : 菩提樹の実



シナノキ科の落葉高木、菩提樹の実。
直径7~8mmの球形
中国原産で、釈迦がこの木の下で生れ、
生道し没したことからこの名が在る。
その所為か、寺院によく植えられて居る。


夏に香りの良い淡黄色の小花を咲かせ、


秋に莢(さや)形の苞にエンドウ豆程の
丸く薄黒い核果が数個ずつ垂れ下がり、
落葉した後に注意すると異様な実が見ら
れる。表面に黄褐色の細かい毛がある。

この熟した実を乾燥させて数珠を作る。

菩提樹の種類は多く、 釈迦にちなむ
菩提樹はインド菩提樹で、日本には無い。

俳句の吟行では、よく寺院に立ち寄る
事が多く在り、、、、、、
以前、岐阜市に在る「三田洞弘法」を
訪れた際、境内に大きな菩提樹が在った。

案内に「弘法大師お手植えの菩提樹」と
在り、


「弘仁七年、弘法大師が当地にお出にな
った時、お上植えになったものです。
お大師お手植えの菩提樹として保存され
ています。」  当山住職と明記。



この折り、見つけた菩提子は、落ち葉の
真ん中程に2個の実がぶら下る様に付い
ていた。樹木を見上げると、葉っぱの
中程に数個の菩提樹の実がぶら下り、
風に揺れて居りました、、、、。

三田洞弘法への交通アクセス

名鉄岐阜駅前バスターミナルから
三田洞団地行きのバスに乗り、三田洞
弘法前下車、徒歩 ≒ 10分


今日の1句

菩提子の陽射しの中に揺れて居り    ヤギ爺

仏心のなく菩提子と遊びをる      ヤギ爺


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