遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

お彼岸

2015-09-23 15:41:30 | 日記
<">平成27年9月23日(水

お彼岸におはぎ

今日は秋分の日、シルバーウイーク(5連休)最後の休日です。
秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」という趣旨
で、国民の休日となった様です。

お彼岸の菓子「蓮華」

お彼岸 : 春彼岸(春分の日を中日とし)秋彼岸(秋分の日
      を中日とし)その前後3日の7日間を彼岸と言う。
秋彼岸は9月20日を彼岸の入り、23日を中日、26日を彼岸明け。

彼岸とは河の向う岸、生死の海を渡って到達する終局、理想、
悟りの世界を言うと有ります。
彼岸の頃は昼と夜の時間がほぼ同じになる日。 仏教では
太陽の昇る東側を私達の住む世界、陽が沈む西側を死んだ人
の住む世界と考えられ、この頃は故人への想いが一番伝えられ
易い、近くなる時と考えられ、この頃は仏前に供え物をしたり
お墓参りをする様になったとの事です、、、。

お彼岸と言う事で、カミサンとおはぎを買いに出掛けました。
以前(子供達が小さい頃)は、よく家でもおはぎ?(ぼたもち)
を作りましたが、子供も大きくなり(独立、家を出る)とんと
手間は止め、近頃は食べたくなれば買ってくる、、、。

おはぎ


さて、おはぎとぼた餅の違いは、、、 何となくですが、
春は牡丹の花が咲き、この花の様に餡をまぶしたところから
「牡丹餅」となった。
秋には萩の花が咲き、この頃(彼岸)に拵える餅を「お萩」
としたと言われる。

江戸時代には、
餅の餡に使われる小豆は、春(4~6月頃)に種を撒き、
秋(9月頃)に収穫されます。 お萩を作る頃(今)は
採れたての小豆は皮も柔らかく、粒のまま食べても美味しい
ので、粒餡とした。(形は萩の花の様に小さめにした)

おはぎとお彼岸団子

亦、春には小豆が採れないので保存して置き、固くなった
皮を取り、茹でた小豆を濾して、こし餡として使用した。
(形は牡丹の花の様に大き目にした)

現代では、保存技術も発達して、この区別は無い様です。
お店に依り、それぞれの餡、形、等を楽しめます ネ、

おはぎ「亀屋芳広」


今日の1句

早々に墓参を済ませおはぎかな

せかせかと僧侶の参る秋彼岸


一年忌知らせ文来る秋彼岸


※この頃、街の至る所で彼岸花(曼珠沙華)を見かけます。
 次回はこれを、、、、。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿