遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

鈴 蘭

2020-06-25 15:50:56 | 日記

令和2年6月25日(木)

鈴 蘭 : 君影草

ユリ科の多年草

北海道や朝鮮半島の山野に大群生が見られる。

葉は蘭に似て大きく、6月頃に葉の間から花茎

を伸ばし、芳香のある白色短鐘状の小花を総状

に付け下垂する。

鈴に似た可憐な花で、清純な香りは他の花では

求められない。

鈴蘭の異称の「君影草」の由来は、

草の葉に隠れてひっそりと花を咲かせる姿を、

男性の影に隠れて寄りそう古き日本女性の

イメージを重ねて。亦、頭を下げ愛しい人を

待つ姿を連想したともいわれるが、、、

 

この見た目の可憐さとは別に、鈴蘭は有毒物質

を花や根に多く持つ。

これを摂取した場合には、嘔吐、頭痛、眩暈や

時には心不全、心臓麻痺等から死に至る事も

あるといわれる。

また、「ギョウジャニンニク」に外見が似て居

り、誤って誤食して中毒を起こす事も在る。

ギョウジャニンニク

 

鈴蘭を活けた水を飲んでも中毒を起こすと言わ

れ、注意が必要である。

 

すずらん : ロシア民謡

日本語の詞 : ダークダックス

ある夏の夜 しずかな森を

ひとり歩くとき

いずこともなく ただようその香

すずらんの花よ

ランデイシー ランデイシイー

やさしい乙女よ

ランデイシー ランデイシー

君こそ

 

歌声喫茶が一斉風靡していた頃のロシア民謡

の一つ。暮れの「紅白歌合戦」でも度々披露

された。

他に「ボニージャックス」等が歌い知れ渡った。

 

今日の1句

鈴蘭の卓長雨の気にならず    ヤギ爺



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