遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

シャボン玉

2020-04-27 16:21:05 | 日記

令和2年4月27日(月)

しゃぼん玉 : 石鹸玉

公園に子等が集まり「シャボン玉」を始める。

中に2,3人若者が居た。

聞けば、「学童保育」の休憩で来た様である。

サッカー等、、皆のびのびと嬉しそう、、、

学校閉鎖から、早3カ月子供達にもストレスは

在ろう、、、大人達も手を換え品を換え、、

子供達が退屈せぬ様、工夫されている。

シャボン玉は、江戸時代には無患子(むくみじ)

の実を煎じた液を使用していた様だが、明治以降

に石鹸に取って代った。

麦藁のストローの先を液に浸して吹くと、気泡の

玉が虹色を帯びて空に飛び、やがて消えていく。

古くから伝わる子供達の遊戯であり、春らしい

景物である。

 しゃぼん玉(童謡)

作詞 : 野口 雨情

作曲 : 中山 晋平

しゃぼん玉 飛んだ

屋根まで 飛んだ

屋根まで 飛んで

こわれて 消えた

 

しゃぼん玉 消えた

飛ばずに 消えた

産まれて すぐに

こわれて 消えた

風 風吹くな

シャボン玉 飛ばそ

 

この曲は、日本に輸入された最古の讃美歌の

「主 われを愛す」を改変したものという説

があるが、詩人の野口雨情が生まれて間もなく

亡くなった彼の長女への鎮魂の歌ともいわれる。

雨情は、生後間もない長女を亡くし、、、

その後に生まれた2歳になる女児もなくし、

悲嘆にくれる或る日、村の少女がシャボン玉

を飛ばして遊んでいるのを見た雨情は「娘が

生きて居れば今頃は、、、」と娘を思い描いて

作った詩が「シャボン玉」であるという説も

在る、、、、」定かではないが、この詩には

雨情の心情が伺われる哀しさが秘められる

 

今日の1句

ウイルスの壊れて消えよシャボン玉   ヤギ爺 



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