遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

紅 梅

2021-02-20 16:15:58 | 日記

令和3年2月20日(土)

紅 梅 : 薄紅梅

紅色の花を付ける梅のこと。

一般的に紅梅は白梅に比し花期がやや遅い。

大朝人はこの梅の遅速に敏感で、「和漢朗詠集」でも

「梅」の他に、「紅梅」の題目をたてて区別している。

花の色は艶やかで、梅花の気品は白梅に一歩譲るが、

紅梅は白梅に比し若々しい爽やかさがある。

梅は他の花に先駆け、寒気の厳しい早春に咲き、その

気品と香りから古来より日本人に好まれ、詩歌や絵画

の対象となってきた。

 

ポートビル

無料休憩所

名古屋港の無料休憩所の前に在る、紅梅がやっと見頃

を迎えた。 先週には未だ梅蕾は固かったようだが、

この2,3日の陽気に誘われて開花したようだ。

コロナ過も漸く下向きになった兆しが見えるが、未だ

名古屋港へ出かける人出は少ない、、、

時折、水族館へ向かう家族連れや若いカップル達は、

先を急ぎ、無料休憩所前の梅の木には目もくれず、、

梅に佇むのは我(ヤギ爺)一人、、真っ赤な艶のある

花が真っ青な空にやっと目覚め、春の訪れを告げる。

コロナ過にも関わりなく咲き盛り、季節の移ろいは

確実にやって来る、、、、、

 

今日の1句

少年の紅梅の前急ぎ足   ヤギ爺