令和元年5月10日(金)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/37/b79f8a8edc0c706201778c8ad103c7c2.jpg)
風薫る : 薫風
青葉を吹く風が緑の香りを運ぶ様であると
見なした言葉。
匂うような南風の爽やかさを言ったものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/f1/676a48bbb79a56c6e7ac0535aeddcc1b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/af/8dd03cef403b1beb86e7251b18c87948.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c7/7d536e85ff44b0e79f7e818323645ee0.jpg)
「金葉和歌集」や「新古今集」等では夏の季感
を持つ言葉として使われてなく、桜や梅等の花
に依り風が薫ると感じたもので、多くは春の歌
として詠まれていた。
連歌の時代(中世、近世)になり、「薫風」が
夏の風として意識される様になった。
天正14年(1586年)に出版された四季の
言葉を解説した「連歌至宝抄」の中で夏の季語
として詠まれたと記述される。
元禄時代になり、俳句の季語として使われ始め
以降、現在に至っている。
「薫風」として熟語化、俳句に用いられたのは、
蕪村の頃からのようである。
この所の気温は、連日の様に夏日を記録し、
公園の緑も一層鮮やかとなり、風にさらさら
音を立て、初夏の清々しさがある、、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/b3/3d98b817253cfaecfdef0428c07585b4.jpg)
名古屋港「埠頭公園」へ足を延ばすと、
引率された園児らが「演舞」を行って居た。
先生の笛と号令に、見事な演技である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/15/9e26ea143c6a6ab6edb0a9c666f222a0.jpg)
一方、名古屋港水族館へ目をやると、幼稚園や
小学校の遠足が、集団で押し寄せていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/33/275981c7d64ce464c940c241d00593d5.jpg)
正に、初夏の風、薫風が誠に心地良い、、、、。
今日の1句
繰り返す園児らの風薫り来る ヤギ爺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/37/b79f8a8edc0c706201778c8ad103c7c2.jpg)
風薫る : 薫風
青葉を吹く風が緑の香りを運ぶ様であると
見なした言葉。
匂うような南風の爽やかさを言ったものである。
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「金葉和歌集」や「新古今集」等では夏の季感
を持つ言葉として使われてなく、桜や梅等の花
に依り風が薫ると感じたもので、多くは春の歌
として詠まれていた。
連歌の時代(中世、近世)になり、「薫風」が
夏の風として意識される様になった。
天正14年(1586年)に出版された四季の
言葉を解説した「連歌至宝抄」の中で夏の季語
として詠まれたと記述される。
元禄時代になり、俳句の季語として使われ始め
以降、現在に至っている。
「薫風」として熟語化、俳句に用いられたのは、
蕪村の頃からのようである。
この所の気温は、連日の様に夏日を記録し、
公園の緑も一層鮮やかとなり、風にさらさら
音を立て、初夏の清々しさがある、、、。
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名古屋港「埠頭公園」へ足を延ばすと、
引率された園児らが「演舞」を行って居た。
先生の笛と号令に、見事な演技である。
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一方、名古屋港水族館へ目をやると、幼稚園や
小学校の遠足が、集団で押し寄せていた。
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正に、初夏の風、薫風が誠に心地良い、、、、。
今日の1句
繰り返す園児らの風薫り来る ヤギ爺