山茱萸の花

平成３１年４月２日（火）

山茱萸の花　：　さんしゅゆ、春黄金花



ミズキ科の落葉低木、中国、朝鮮半島原産
早春、黄色の小さな花が球状に集まって咲く
ことから、春黄金花ともいう。

木丈は３～１０ｍ、葉は互生し５～１０ｃｍ
程の楕円形で両面に細かな毛が生えている。
花は４枚の小さな黄色の花を球状に集まる。
又、その実は秋に赤く熟する事から秋珊瑚
ともいわれる。


生薬として、疲労回復、滋養強壮等や吐血作用
にも良いといわれる。

ヨーグルト
温めた牛乳に山茱萸の枝を入れ、保温して
一晩置くとヨーグルトが出来るとのこと。


東山植物園に在る「万葉の散歩道」は、
雑木山の中を緩やかに女坂が続いている。
突然、林が途切れ、辺りが明るく広がる
地表から枯枝の様な細い木が広がり、、
葉のない枝先から無数の小さな花、、、
よく見ると、それは更に小さな花が球状に
固まって咲いて居る、、、。

鬱蒼とした森が、そこだけパット明るくなり
その名の通り、黄金色に輝いて、華やいで
見える、、。


案内札に「サンシュユ」とある。
余り聞き慣れぬ花で、普段は見過ごして通り
過ぎていたであろう、、、、。
これも俳句仲間のお陰、、、感謝です。



今日の１句

花山茱萸こぞりて日向華やげり　　　　ヤギ爺