遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

栗きんとん

2018-10-04 15:31:26 | 日記
平成30年10月4日(木)

栗きんとん


「バスツアーへ行って来ました」と、
カミさんの友人から沢山の栗を頂いた。

今年もまた栗の出回るシーズンになった様で、、
早速、圧力鍋に栗を入れ茹でる(勿論カミさん
がやる)


以前、母が薄暗い台所で、栗を鍋にいれ茹でる
姿を、傍で今か今かと眺め、コトコトと栗の
躍る音に、茹であがるのを待って居た記憶が、

圧力鍋の早さと、ピーっと鳴る鍋の音、、、
時代の流れを感じる瞬間、、、
栗の冷えるのを待ち、一つ一つ丁寧に栗の皮
を剥いている。

此処の処は母に似て来たと思う、(年の所為)
擂鉢に剥いた栗を入れ、捏ね乍ら潰していく。

その工程を眺めながら、、知らぬ間に夢現、、

スッカリ寝入った様で、既に栗きんとんが
出来ていた。

「お茶にする、、、」、早速一つ摘まむ、、
何時もよりザラついて、甘味も足りない。


「ヤッパリ、ソーオ、、」
「お世話になってるIさんと1階の御婆
ちゃんには届けたワヨ、、、」



栗の甘煮


我家では裏ごしはせず、、栗を潰すのと、
味見は私の役目だったが、、、、。

残りの茹で栗は砂糖蜜で絡め甘煮に、、、



今日の1句

ねんごろに栗剥く妻の夢現    ヤギ爺