遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

あめんぼう

2018-05-25 14:21:30 | 日記
平成30年5月25日(金)

水馬 : アメンボ、カワグモ


小川や池、沼等の水面に長い6本の脚を
張り、スイスイと滑走したり水面を跳ね
たりしている灰褐色のアメンボ科の昆虫
の総称。飴に似た匂いがするのでこの名
が付いた。体長5~30mm細長い棒状
脚の先の方に毛が生えている。


先日、親類の法事で岐阜方面へ出掛ける
田植えの終わった田園風景を車窓から
眺めていると、何時までも見飽きない。
遠くの山なみは霞んでをり、、、、
都会を離れ、、、、やっぱり人として
こんな所に住んで居たい、、、、
農家の方々の日々の苦労も知らず、、
勝手に思い巡らせてゐました。

少し早めに到着し、親類の家を出て、
暫く散策をして見る。
畦道を行くと、用水路の辺りに何やら
水面を跳んでいる、、、、。




しゃがみ込んで用水路をじっと見ゐる
と水馬(アメンボ)が水面を音もなく
進み、時折り音もなく跳ねています。
辺りには何の音もなく、、、、、
ただゆっくり時を刻んでいます。


今日の1句

七回忌あめんぼの跳ぶ静寂かな    ヤギ爺