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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

山茱萸の花

2022-02-09 16:30:46 | 日記

令和4年2月9日(水)

山茱萸の花 : 春黄金花

ミズキ科の落葉小高木、 高さ≒3m

早春、小枝の先に黄金の小さな花が珠のように集まる。

庭木として観賞用に植えられる。

和名は、「春黄金花」(ハルコガネバナ)と言う名がある。

晩秋になると紅色の楕円形のグミの実に似た果実を付ける

ので、別名を「秋珊瑚」とも呼ばれる。

江戸の享保年間に中国から朝鮮半島を経由して渡来した。

当時は薬用として栽培され、漢方薬の山茱萸として滋養強

壮に用いられた。

 

名古屋の東山植物園へ行き、「万葉の里」の山道を散策し

ていると、野辺一帯に山茱萸の花の鮮やかな黄色が現れ、

花の少ない山道をパッと明るく華やかせてくれる、、、、

 

今日の1句(俳人の名句)

さんしゅゆの花のこまかさ相ふれず   長谷川 素逝


コロナワクチン接種

2022-02-05 16:43:44 | 日記

令和4年2月5日(土)

コロナワクチン3回目接種

先日(2月3日)、コロナワクチン3回目の接種を終えた。

前回(昨年6月17日)の2回目接種から7カ月半を経過し、

予想していたより早く接種が出来たことに感謝したい。

予定時間(12時)より30分程早く接種会場(診療所)到着。

一般診療の方が数名残って居り、待合室へ案内される。

次々に接種者が来られ、予定の10名が揃い受付開始、、、

看護士より、受診票のチェックと諸注意を受けて間もなくして

順番に呼ばれ(私が最初)診察室へ入る。

この日は、私は冬のコートの下に半袖のTシャツ1枚、腕を

捲り揚げ、「力を抜いて、ダラッと腕を下げて下さい、、、」

アッという間(ものの1分)に終了した。

「15分程、そのまま待機してください」看護士の指示に従う。

皆さん弁えて居られ厚着はせず、スムーズに接種が進む、、。

暫くすると、カミさん等の次のグループが接種会場へ到着し、

私と入れ替わる。

私が徒歩(15分)で帰宅すると、直ぐにカミさんも帰宅した。

何だか、スッキリ(爽快)釈放された気分である。

夜、左腕を浴槽から出して入浴、、、就寝する頃に少し痛む。

翌朝いつも通り(5時)目覚め新聞に目を通し、朝食準備を

する。7時過ぎてもカミさんが起きて来ない。

部屋をノックすると「少し熱がある。」37,3℃。「腕が

痛い」 9時過ぎても起き上がらず、、、、昼少し前に起床。

「お昼食べるか?」「煮込みうどんを、、」半分程すする。

夜、体温38,2度、、、 (私は平熱の36,3℃)

翌朝、8時過ぎ起床、体温37度と下がり、、遅めの朝食。

「左腕が痛い、、」

昨日取り溜めした「冬季オリンピック北京2022開会式」を

視聴する。夜には平熱となり、普段の生活に戻りホットする。

全国の3回目の接種状況は、5%前後である。(2月4日)

 

名古屋市では集団接種が始まったばかりで、会場は空いている

様だ。 相変わらず全国の感染者数は増大している、、、。

マダマダ接種出来ない人は多く、私達は運が良いのであろう。

カミさん「早く、何処かへ出かけたいねエ、、、」

普通の生活が一番、、、「贅沢を言っちゃあいけないヨ!」

 

今日の1句

接種終へあっけらかんと二月かな   ヤギ爺


立 春

2022-02-04 16:31:55 | 日記

令和4年2月4日(金)

立 春 : 春来る

春、最初の二十四節気の節にあたる。太陽黄経が315度の日で

陽暦の2月4日頃。

実際には未だ寒く、草木の芽吹きやコートを脱ぐなどの本当の春

お到来は未だ先の事のようで、今朝も早々にストーブを点けた。

今朝の気象庁の発表では、また真冬の寒気が到来し、週末には

名古屋の平野部でも積雪の恐れが在るとの予報。

「早春賦」に在る様に「春は名のみの風の寒さや」である。

とはいえ立春と聞き、今日から春なのだと思うと気配もやわらぎ

先駆けて春を味わう気分となる。

句仲間からは「先日の吟行で、梅が咲き始め万作もそろそろ、、、

そうそう、笹なき(鶯)を初めて聞いて感動した」とのメール。

 

暦の上での立春は、寒さのドン底で春が立ち、「春寒」等と言って

寒さにうち震える事も多い。

唯、立春は寒さの中に光の強まりにより、いち早く春を感じる節気

とも言え、北国では大気は冷たくても晴れた日には、キラキラ光る

軒端の氷柱から水滴が滴り、そしてポツンと落ちる、、、、

知床ではそろそろ流氷の便りが届くのもこの頃である。

亦、小鳥たちは光の強さに敏感で、ホルモンを刺激され鳥の恋歌の

囀りが始まる頃と言われている。

心なしか雀のなき声も大きくなったように感じるが、、、、、

 

球春も南から聞かれるようになり、コロナ過の中で各球団が沖縄

キャンプが始まった。

中日の立浪新監督が、コロナの陽性反応が出て濃厚接触者のコーチ

と共に隔離された。(監督の指導を受けていた選手はキャンプ続行)

12球団のうち中日だけが、外人選手の補強無し(大丈夫なの?)

で、唯でさえ厳しい批評の在る中、指揮官・スタッフ離脱で練習は

選手任せ、、、早くも下馬評は最下位争いとか本当に大丈夫?

中日にも春はマダマダ遠いようである。

 

埠頭公園に散策に出掛ける。

公園や路上には雑草の中に小さな花達が覗いている、、、、

水仙などに混じり、

タンポポ、シロツメクサ、ぺんぺん草(なずな)など、、、

確実に春の息吹を感じているようだ。

 

今日の1句

雀らの忽ち春を知らせをり   ヤギ爺

 

 

 


探 梅

2022-02-02 16:26:34 | 日記

令和4年2月2日(水)

探 梅 : 梅探る、春 信

漢詩では「観梅」梅林や庭園の梅を見ることであるのに

対し、「探梅」とは雪深い山野に梅を尋ねることをいう。

宋の陸遊は、「僧は約す渓橋探梅を共にする」と呼んだ。

亦、「春信」とは春の知らせのことで、春が訪れ花開き鳥

が鳴くことという。

早梅を探って山野を歩き廻るのが探梅または探梅行という。

名所といわれる所の梅林の花を見るのとは、少し違う様だ。

 

観 梅 : 梅 見

梅の花を愛でること。 

但し梅の花は古来、その姿・形よりも清楚な匂いに注目さ

れて来た様である。

元禄10年(1697年)刊行の有賀長伯著「花のまさご」

にも、「梅は花の色よりも匂ひを賞翫(しょうがん)する

よし也」と記述されている。

人々は早春に、馥郁と香る梅を愛でに出かけるのである。

万葉集の巻十にも、既に「ももしきの大宮人は暇あれや梅

を挿頭してここに集へる」と、梅への大いなる感心が詠ま

れている。

水戸、熱海の梅林がよくしられている。

この地(名古屋)では、平針農業試験場の「枝垂れ梅」が

よく知られた場所で、3月には満開の枝垂れ梅を見に多く

の人々が集まる。

今の時期(2月初旬)は未だ、蕾が多く、やっと開いた木

の周りに、素人カメラマンが、、、、、(令和元年2月)

2年程前迄は、俳句仲間と度々吟行に訪れていたが、、、、

 

名古屋港の無料休憩所前の梅、紅梅はちらほら開花がある。

殆どは,紅色の蕾が今か今かと待ち受けて、、、、

白梅はもう少し先のようである。

 

今日の1句(俳人の名句)

しんがりが好き探梅も人生も   木田 千女


なめこ

2022-02-01 16:28:23 | 日記

令和4年2月1日(火)

滑 子 : なめこ

広葉樹の山毛欅(ぶな)や楢(なら)等の倒木や切り株等に

生じる茸。

野生のものは香りが在り、傘は半球形で後に扁平となり、そ

の大きさは3~8cmくらいである。

天然もの

 

全体に茶褐色でぬめりに覆われている。寒さに強く早くから

東北地方で栽培され、今ではオガクズ等を用いて大量に出回

るようになったが、風味に乏しい。

普通あナメスギタケ、ヌメリスギタケなどの事をこう呼ぶが

地方に依っては他の茸のことを指すので紛らわしい。

現在流通しているものの殆どは、菌床栽培品であるが過って

は平箱で種菌接種後、自然状態と変わらぬ環境下で、屋外で

も栽培が行われていた。

菌床栽培、

 

今では栽培期間を短くするために、空調管理された室内で、

「平箱」「ブロック」「ビン」栽培が行われている。

菌床の培地は広葉樹のオガクズに粉糠や衾(ふすま)を混ぜ

た物が使用される。

温度管理が徹底された環境で、栽培期間は70~120日程

である。湿度や光の調整も徹底されている。

なめこは食用となり、味噌汁や蕎麦の具、お浸し、和え物、

炒め物などに重宝される茸である。

私も好みの食材の一つで、週n2,3度はなめこおろしを、

蕎麦屋に入ればおろし蕎麦や、山菜蕎麦に必ず入っている。

冬場には,なめこ汁(味噌汁)が良い、、、

最近、数ーパーやコンビニ等で、カップ入りのなめこ汁を

よく目にし、見つければ買い求めている、、、、、、、。

 

今日の1句

ピリ辛の滑子おろしの目覚めかな   ヤギ爺

(大根おろしは、辛いのが佳い、、、)