昨夏@ラクティス時代にこのアンテナを調整した時、普段は走行モービルで拡張帯SSBに使って、たま~にCWでも使えるように2本目のエレメントを追加したという経緯がある。
ところがモービルがシエンタに代わり、アンテナ地上高が1.6mから1.8mになったことで、全長2m超のアンテナを走行モービルで使うことが出来なくなったため、このアンテナはたま~にCWで使い、更にたま~~に拡張帯SSBで使うと想定するしかないものになってしまった。
なので当初は、CW用エレメントだけ再測定&再調整するつもりで手を付けたが、途中から心境が“乗り掛かった舟”状態になってしまい、拡張帯SSB用エレメントも仕上げることにした。
測定はアンテナアナライザーを使って、7MHz用のアンテナチェックケーブルを使用していく。なお、SWRとZはf0における値で、帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらい周波数はHFB-40と同じで7.120MHz付近とした。
まずは現状把握、ラクティスで使用していたエレメントを目いっぱい挿入して取り付けて測定。結果、f0=7.096MHz、SWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域=7.068~7.124MHz(7.096MHz±28kHz)であった。これはCW用エレメントとは異なり、ラクティスVer.より低いf0が出た。
久々にf0を上げる展開となり、エレメントをグラインダーで削って追い込む。昨夏の実績を踏まえてエレメント長さを10mm詰めたところ、f0=7.119MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=7.090~7.148MHz(7.119MHz±29kHz)となり、作業終了とした。
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これで、ラクティス時代に立ち上げたHF帯のホイップアンテナは全て触った…と一瞬思ったが、まだHA014(L=1mクラスの14MHz用ホイップ)が残っていることに気付く。余談だが、同じバンドで似たような長さのアンテナが3本有っても意味が無いので、適当なタイミングでCW用(f0≒14.055MHz付近)かPhoneコンテスト用(f0≒14.260 MHz付近)にでも仕立てようと思う。もうしばらく緩りと考えたい。
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