前記事で「調整が必要な7MHz用ホイップアンテナは3本あり~」と書いていたが、これは便宜上分かりやすく表現したくて採用した表現だ。厳密には2本だけど、2本目となるHF40CLはCW用と拡張帯SSB用という2種類のエレメントを充てているため、実質3本に相当という意味だ。それはさておき、残る7MHz用の調整はHF40CLの2本目となるエレメントで賄う拡張帯SSB用エレメントなので、その調整を進めていく。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :7MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500)
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=7.117~7.125MHz付近
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まずは現状把握、今春の調整で10mm削った標準エレメントを挿入長さMAXにして測定。結果はf0=7.079MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=7.052~7.106MHz(7.079MHz±27kHz)であった。これはバンド内だけど運用しようとは思わない周波数付近なので、当然エレメントを削る調整が決定ということになる。
そこで、直前に行った同アンテナCW用エレメント調整時の傾向を踏まえ、両頭グラインダーで19mm削ってから測定。結果はf0=7.121MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=7.094~7.148MHz(7.121MHz±27kHz)となり、作業終了とした。
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これで、10MHz用と7MHz用のアンテナ調整が一区切りにできた。日中の運用はこの2バンドがメインになると思うので、ザックリだが区切りに漕ぎ着けたっぽく感じる。秋分も過ぎ、夜明けが遅くなって早朝作業が厳しくなっているので、作業のペースダウンが避けられなくなっているが、残りのアンテナ調整はチマチマと進めていけたらと思う。
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