JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HFB-40(7MHz用ホイップ)の測定&調整(CW用)

2020年08月16日 11時04分32秒 | 7MHzアンテナ

第3送信機FT-818の増設をきっかけに、CW運用も再開しようということになった。だからと言ってSSB(電話)を止める訳ではないので、既存のアンテナは残さなければならない。と言うことで、CW用のアンテナを新たに準備することになり、先月下旬から手配していた。それを先のプランに沿って調整していく。

一番手は7MHz。引当アンテナはCOMETのモノバンドベースローディングホイップ、HFB-40。既に拡張帯SSBで使用しているものを再調整するのではなく、CW用に同じアンテナをもう1本購入した。狙い整合周波数は、いつも楽しく遊んでいただいている“すけーるさん”からのアドバイスとJARL系コンテストの周波数範囲を踏まえ、7.012MHzとした。

まずはエレメントを目いっぱい取り付け穴に突っ込み、標準(買ったままで加工なし)の最も短い状態で測定。結果は、f0=7.190MHz、ボトムSWR≒1.00、Z≒50Ω、SWR1.5以下範囲=7.160~7.220MHz(7.190±30kHz)であった。ちなみに使用チェックケーブルは以前に製作した、ボトムインピーダンス周波数が7.121MHzのものだ。

やはりと言うかf0が上バンドエッジ付近と出たので、エレメントをかなり伸ばすことになり、1回で伸ばす量を8~30mmで4回ほどトライを繰り返す。結果、f0=7.013MHz、ボトムSWR≒1.01、Z≒50Ω、SWR1.5以下範囲=6.984~7.042MHz(7.013±29kHz)となった。f0が狙い周波数+1kHzと出たので、これで調整完了とした。

今回の調整作業で心配していたことに「チェックケーブルのボトムインピーダンス周波数が、アンテナの狙い整合周波数に対して100kHz弱離れているけど、大丈夫かな?」が有ったが、ボトムSWR値、Z値、帯域(SWR≦1.5範囲)を、既に拡張帯SSBで使用しているアンテナの調整結果と比較してみたが、全然問題無さそうだ。

これを踏まえると、低いバンド用チェックケーブルのボトムインピーダンス周波数は、バンドセンターなどアバウトでも良のかもしれない。と言うことで、「高いバンド用チェックケーブルだとどう出るのか?」だが、今後の調整作業で見てみたい。勉強させていただきます。


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