WX優先の作業を先に行ったために後回しになってしまったが、RVKモービルの本命とも言えるHF帯の立ち上げだ。ところで、HF帯のホイップアンテナを設置する環境に関して過去の実績を古い順に振り返ると、トランク設置が1回@サニー、システムキャリア設置が2回@カルディナ&イプサム、天井に設置が1回@ラクティスで、この内2回目のシステムキャリア設置からマグネットアースシートを使うやり方になっている。
なので手前味噌ながら、車種を問わなければ実績は十分だと思うが、こればっかりは逆に車種依存という展開も同業者各位からのレポートにあるため、やってみないと分からない。と言うことで、押さえるべきポイントを外さないように作業を進めていく。ちなみに、今回は過去記事からもお分かりのように、左右全く同じ内容で構築していく。
まずは同軸ケーブル(3D-2V)を作製。実測で必要な長さ@4.5mを決め、一方にMJ-3DLコネクター、もう一方にMP-3コネクターをハンダ付け。今回は狭いすき間を通す必要が無いため、一括で作製可能だ。
次はマグネットアースシート。在庫が2枚あって、接続ケーブル長さを決めようとしたけど、何と既にラクティスの大型マグネット基台用の長さに加工済みだった。気付いた瞬間に思わず「え~っ?そんな~!」と口走ったが、ダメ元で合わせてみたら条件付きで何とか使えそうだった。
その条件とは、ケーブル端にハンダ付けした大型ワッシャー取り付け位置を、パイプ基台の上面ではなく下面にすることで、ケーブル長さの不足を回避することだ。これはラクティスのマグネット基台とは異なる取り付け方になるため、最悪アンテナの整合点に影響する条件が1つ増えるかもしれないけど「仕方がない。」と割り切ることにした。
あとは同軸ケーブルの敷設。スライドドアの後ろ側から下側を経由して車内に引き込む。スライドドアのモービルは初めてなので、ドア開閉時の動き(可動部と空間)を確認しながら、干渉が無いルートを決めて敷設した。結果、ボディー外側はパッキンの陰や超強力両面テープで固定していき、車内は邪魔にならない隅部を経由して運転席のそばまで引き込んだ。
これで、アンテナ以外の車外に取り付けるものは全て完了した。あとは車内アイテムがいくつか残っているが、それらは雨の日に対応して、アンテナの測定や調整を晴れの日に行いたいと思う。
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